強さへの執着

俺も、スプラやってたときは、ある人と仲良くやってた

でも、ある時事件は起きたな

リスキルだ

圧倒的な力で持って、殺され続けた

ノックアウトもされず

５分間ずっと

殺され続ける

屈辱だったなぁ

相手の事アカウント特定して

攻撃したよ

グロ画像も送り付けて精神攻撃に出たよ

で、その仲間から言われたことがある

「ザコは強くなれ」

反発したくなったよ

「強ければ何をやっても許されるのか？」と

でもなんか、その言葉は間違ってるようには聞こえなかった

それが、あいつらの中の「正しさ」だったんだと思う

思えば、これは「勝負」だ

たかがゲームだが、これは立派な「力比べ」だ

「強い奴」だけが「勝利」できる

どんなことしようが「勝てば」「勝利」だ

スプラトゥーンのシステムは

「礼儀」だの「人徳」だのは見てくれない

どんなに、目を背けたくなるような酷いことをしようが

「勝てば正義」だ

目が冷めたよ

勝負をナメてたのは、俺の方だった

「ザコは強くなれ」それが真理

その通りだと思う

俺が強ければ、そもそも５分間もリスキルされることはなかった

俺は、相手の良心とかに甘えてただけかもしれない

どんな事しようが、勝ったやつが正しい

それが勝負の世界だ

だから「強くなる」ことを選んだ

だから、強くなることを選んだ

自分が信じてた「優しさ」も捨てた

不穏の道を選んだ

弱いものを否定し、強さだけを肯定する

失望される前に、自分から離れた

もちろん、人から好かれる道じゃないこともわかってる

色々言われるよ

でも、心地よい

強さと勝利、数字とリザルトは俺を肯定してくれる

結果は俺を正しく認めてくれるのだ

正しかったと思う

ザコであることを受け入れてはならない

弱さは悪だ

どんなに自分の弱さを肯定しても

味方がそう思うかはわからない

自己満足の敗北より、勝利のほうが正義だ

強くないと大切なものも守れない

どんなに綺麗な事を言おうが

力の前には無力だ

意味が無い

結果を出せる強さこそ全てだ

力で結果を出してから

初めて「綺麗事を言う権利」がある

それだけだ

強くなれ

力なき主張に意味は無い

残酷だが、実力主義は正直だ

だから、強くなれ

強さは、お前の主張に説得力を及ぼす

弱い者の声に価値は無い

だが、「強いやつは弱いやつの声を代弁する」事はできる

筋を通したいなら、強くなることだ