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新たな目線から見つけた新たな視点〜視覚〜

前回、「五感」について書いたのですが

今回は「視覚」という点から自分なりにあったことを書いていきたいと思います。

視覚というものの探究心

五感を高めると、今後の生活にヒントになることが増えるのではないかと思っているのですが、2021年頃から私はこの「視覚」というものにも今までになかった視点があるのではないかと探究したくなりました。

私は2020年から「見えない世界がある」ことについて色々と知識を吸収し始めていました。それらは、今まで自分が知らなかった世界や概念がたくさんあるということを気づかせてくれたし(本当に見えない世界があるかないかは今回は置いておいて)それを学ぶことによって、今までの自分があまりにも「狭い世界」だけで生きていたのかもしれないと思うようにもなりました。その中にホロスコープもありました。
そして2021年になり、自分の見ている世界ももっと広くしたいと思うようになりました。

生まれた時からあった自然

私は全方位が山に囲まれた小さな町で生まれ育ちました。目の前にいつも山があったし、高い建造物も全くありません。いつもいつも自然の中で暮らしていました。自然がそこにあることは当たり前だったし、空気も水もキレイな町でしたが
それも小さい頃から生まれ育つと当たり前のことでした。だからその視点で自分の生まれ育った土地というものを考えたこともありませんでした。

仕事の都合で実家ではない小さな町に過ごしていた2021年、その頃から時々散歩をするようになりました。その時改めて「自然をしっかり見てみる」ということをするようになりました。生まれた時からあった当たり前の自然。何も気に留めていなかったけど、それこそ、その中に何かとても大切な「見えないもの」が隠れているかもしれない!となぜか考えるようになったのです。
ちょっと何言ってるかわからなかったらすいません(笑)

自然をしっかり見つめて散歩するだけで、なぜか自然と心がスッキリするような気持ちになりました。

 緑の色が初々しい新緑の時期。
 穏やかに流れる小川の清流がキラキラ光って見られる夏。
 まるで黄金のようにも見える紅葉の葉っぱ。
 一面真っ白で白の明るさに目が眩みそうになる冬。

などなど。草木や田畑の豊かさも改めてまじまじと見てみるようになりました。
それは自分の身近にいつもあったものだけど、本当はとても豊かな環境にいたのかもしれないことをつくづく感じるようになってきました。
あ、これって、もしかして自分が歳をとっただけなのかしら?
っていう話もないわけではないですが(笑)

こうやって、落ち着いて自分の見ているようで見ていなかったこの世を改めて見る事から気づくことはたくさんありました。それは意識的に感じることもあれば、無意識で自分の体に与えている力もあると思っています。

また新たな目線へ

今私はその散歩していた町から移動し、また新たな町に住んでいます。
ここは生まれた町とは全く違う、海の見える町です。
住む家にかなり悩んだ結果、毎日海を見ることができる家に引越しました。上で述べたように、四方を山で囲まれて育った私は、この歳になっても海を見ることはとても不思議な気持ちにさせるものでした。

縁あって船に乗ることがあるのですが、その度に遠くから見るだけの海に自分の体も近くなることができます。特段アクティブなことをする人ではないので、船に乗ることが海に一番近くなれる手段でした。

別に海はそれまで何度も見たことがあったし、海の素晴らしさみたいのも自分なりに「わかってる」つもりでした。しかし、この歳になって船に乗ることで自分の中の「わかってる」意識はあまりにもちっぽけだったなと思うようになりました。
実際に体感していたわけではないことに知ったふりしていたなと。

  目の前に広がる海は時に黒々しくひたすらにしぶきをあげる
  恐ろしい姿になりました。
  ある時は太陽が降り注ぐ日は水面はあまりにも輝いて見えました。
  またある時は青く澄んでこの上ないくらいの純粋さを見せつけてきます。

どの姿も全く同じ海とは思えない表情を見せます。もちろんのこと、海はあまりにも大きくその大きさの中で自在に色々な変化を見せてくれます。それはあまりに圧倒的なものであり、自分がどれだけちっぽけな存在であるかをまじまじと感じる他ありませんでした。

自然の中にただいた

この歳になって、自分は豊かな自然の中に住まわせてもらっていることに改めて気付かされました。時間の流れが早く感じてしまうこの時代に意識していなかった「視覚」をもっと活用してみたことで気づくことができました。それはどの国でもどの地域でも同じく体感できるかと言えば決してそうではないでしょう。だからこそ目の前に広がる自然は他にある自然に同じように見えても、そこにあるものは「唯一無二」なのかもしれないと思うようになりました。

ただ自分は自然の中で生かされている。ただそれに気づいただけです。


みなさんはどんな中で生きていますか。その場所は愛おしさがありますか。
あるとしたらそれはどんな愛おしさなのでしょう。






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