🌟ここは「夢と妄想の記録」の場所です

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長く、暗いトンネルを抜けたから、外の明るさに気づける。
爽やかな風に吹かれたから、今までの空気の澱みや重さに気づける。

今年の始め、そんな事を考えていました。

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去年の夏頃、「もうそろそろ動き始めよう」と思っていたのだけど、なかなか踏ん切りがつかず。

「もう動く時が来てる」とも思っていたけど、「何が出来るっていうの？何も出来ないよ」と自分にケチをつけていました。

そうしたら「もう少し待って」とSTOPがかかり。
どこから、誰がSTOPと言ってるの？と思ったのですが、実際動きたくても身体が動きませんでした。
先延ばし癖がついていたのも原因の一つかなと思います。

自分の中で「今やるべきだ。ぐずぐずするな」という声と「○○すべきだなんておかしい。時が来たら自然と足が前に出る」という声が始終ケンカしていました。

毎日忙しく過ごしていたので、休みの日はどうしても気力が湧かなくて横になることもしばしばありました。

何度も「このままでいいの？ずっと動かないままでいいの？」と自分に確認を入れたけど、なかなか「よし！もう進もう！」と思えなくて。

それどころか、怖くて仕方ない。
一体自分は何が怖いんだろう？

変わることが怖いのか、素の自分を出すのが怖いのか、他にも何かあるのか。
ぐちゃぐちゃに絡まっていたと思います。
（今も恐怖心は若干残っています）

情けないなあ。
アクティブに動けなくて「不甲斐ないな」と自責することも度々ありました。

でも、いつも自分なりに納得してからでないと前に進めない、臆病で頑固な自分がいることも知っていました。

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自分と話を続けているうちに、少しずつ言葉がやってきました。

「今じゃない、もう少しだけ待ちなさい。待つのは少しだけだから心配いらない。先に片付けておくことがあるし、心身を休めることに専念しなさい。もう少ししたら良いアイデアが降りてくるから」
「今までの経験が生きてくる。どれも大切なことを学ぶための経験で、無駄なことはひとつも無かった」
「自分のペースで歩きなさい。急がなくて良いから」
「これまでの自分を振り返り、総まとめをしていけば良い。大事なものは持ったままで良い。幸せな過去も、不幸せな過去も、光と闇も、善と悪も、悲しみも喜びも、全て一つにまとめれば良いんだよ」と。

その言葉には励まされましたが、相変わらず不安や恐怖心もありました。
「本当に進めるの？」「なんで進みたいの？」「進まなくちゃいけないって焦ってるだけじゃないの？」と質問責めでした。

でもそれと同じくらいたくさんの応援やサポートも感じていました。

散歩している時、シャワーを浴びている時、眠っている時、目が覚めてぼーっとしている時、

本を読んでいる時、動画を見ている時、人と話している時、電車に乗っている時、

本当にたくさんのメッセージをいただきました。

ヒントだと思った言葉を忘れないようにと、ノートに書き留めていると、一気に白いページが埋まっていきました。

私は哲学者や科学者みたいな優秀な脳を持っていないので明確な説明が出来ませんが、これは理論とかではなくて、思い出すべき情報なんじゃないかと感じました。

大切なことを忘れていた感じ。
というか、見たくなくて、見るのが辛くて、ずっと忘れてるふりをしていたような感じ。

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ここまで動けなかったんだから、もう少し待ってみよう。
そう思った時、子どもの頃の自分を思い出しました。
忘れていた経験。
はっとすると同時に、辛かったこと、悲しかったこと、怖かったことが次々に出てきました。

「その心の痛みは誰にも慰められないんだよ。親でも無理。一人になって、自分で自分を慰めて、癒してあげなさい」と誰かが教えてくれました。

ひとつひとつ思い出しながら「もう終わったよ。今はもう辛くないし悲しくないし、怖がらなくても良いよ。よく頑張ったね」と子どもの頃の自分根気強く慰めていきました。

正直なところ、今もまだ残っていると思います。
出て来ていない記憶が奥の方で眠っている感じがします。

忘れていたけど、案外たくさんあったんだなあ。
傷ついていないふりをして、やり過ごして、たくさん積もっていたんだな。

思い出すたびに慰めてあげようと思います。

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弱い自分、繊細な自分が許せなかったんだな。
強くなくてはいけない、賢くなくてはいけない、しっかりしなくちゃいけないという思い込みもありました。

そのうちに「ここにいて良いんだ」「このままで良いんだ」「自分のペースで進めば良いんだ」という安堵感が生まれて来ました。

ダメでも、バカでも、鈍臭くても、弱くても良いんじゃない？
それより、自分が幸せなことに気づいて、毎日笑って過ごす方が楽しくない？
そんなに深刻にならなくても良いんじゃない？
悲観しなくて良いんじゃない？
怖がらなくても良いんじゃない？
もっとお気楽なのが良いんじゃない？
他の人と違ってても良いんじゃない？

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「今だよ。進もう！」とGOサインが出ました。
それは亡くなった父の誕生日の前日の事でした（当日の朝まで忘れていたのですが）

もしかしたら父がずっと私に話しかけてくれていたのかも知れません。

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私は自分が好きですし、自分のことを諦めていません。もっと成長したいと思っています。

そして自分を愛してくれている人たちが色んな世界にいることも知っていますし、私もその人たちを愛しています。

皆んな根っこの部分で繋がっていて、私はあなたで、あなたは私なんです。

ありがとう。
これからもよろしくお願いします。