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9分割理論について(簡単ver)①天体の配置

初めましての方、そしていつもご覧下さってる方、sanaのnoteに足を運んで下さり、ありがとうございます。皆さんが縁あるいつかの星に繋がる時のために、sanaの現場からの何かをころんとお届け出来たら、と思っています。

今回は、先日の記事「七色書房の小さな色彩の物語 七色処方①」への感想やお問い合わせ、リクエストなどを拝見し「9分割理論」について少し説明をさせていただこうと思います。ありがとうございます。できるだけシンプルにわかりやすいようにを心がけつつ、何回かに分けてお話させていただけたらと思います。


9分割理論(絵画療法)とはなんぞや?

sanaは、様々な活動の中において9分割理論(絵画療法)の理論を使っていますが、なかなか説明するということもしていないため、noteで少しずつお話しさせていただこうと思います。

9分割理論の説明の超簡単バージョン。
9つの区画に天体が当てはめられているもの。
占星術での各天体の持つ意味が反映される。
上段から順に下に向って、未来・現在・過去と私たちの意識の時間軸を表している。
すでに経験しているものか、まだこれから先にあるものか。
それと同時に、上段は精神性、中段心理的、社会性、下段は感覚的領域を表わす。
陰の側は身体の右側になるように見ること。
従って陽の側は身体の左側で陽の側に。
子供の場合は左右反対にもなる。(外界への意識の発達により)
陰の側は、収縮・限定性へ・全体の中のひとつへと向う柱の特徴。
よって下に向うほど、物質性、実際性が高くなる。
陽の側は、解放・全体性へ・より全体性へ、形無き方へと向う柱の特徴。
よって上に向うほど、精神性、非物質性が高くなる。
中央の柱は中和。 9つの枠の外側上に冥王星配置。
これは上位の自分自身の位置。
この人生からすると終わりの場所でもあり、次の上段に表れる次の階層宇宙の大きな境目。


生み出した人がいます

9つのブロックに区分けされている9分割は、シンプルでありつつ、多くの意味を持っているものとして作られています。
考案、開発したのは、占星術研究家、精神世界研究家としてその世界では著名であり大家として他の追随を許さぬ内容と速度で続々研究発表を続けている松村潔氏です。「9分割理論」については、2023年現在で39年以上の研究が続けられており、内包するものも増え続け9分割自体も発展し続けていると言ってもいいでしょう。

この9分割には以下の要素が組み込まれています。
占星術、タロット、数字の意味、オーラ視(水晶視・遠隔透視含む)、十牛図、サビアンシンボル、古代哲学、カバラ(生命の樹)、エニアグラム、食物水素エニアグラム、オクターブの法則、パスワーク、色彩心理、象徴解釈などの学習が必要です。プラス関連学習としては瞑想やヒプノ(催眠療法)があります。
また絵画療法ということで先駆者である児童絵画分析の「浅利式絵画診断法」を生み出された浅利篤氏ご本人から、9分割区画に天体を当てはめていくことなど許可されている方法です。

学ぶのも実践するのも内容と量が結構大変、ということで、松村氏から上記内容を直接学び、9分割を使っての活動を許可されている人はほんの少数。この絵画療法の立体版療法としては「立体LifeSymbol」というものがあります。純銀になる粘土素材を使って立体造形し、胸に付けるペンダントに焼成することによって開運効果を起こすという1日参加型創作ワークです。この開催許可は実質上2名でsanaがその一人です。2020年~現在はコロナ事情で休講中。
現在も9分割理論を使って活動している方はいますが、おそらくは大きくは9分割そのものは目立っておりません。
私自身、これまでも様々な体調のこともあって、自分なりの速度とサイズでの運営となっています。できるだけ体調の落ち着いているシーズンに、この現状からどこまでどうしていけるか、今後の試行錯誤しながらのチャレンジでもあります。

sanaは、この9分割理論を土台として、すべてのセッションやワークに徹底して活用し続けてきました。それがハッキリとした特徴と言えば特徴です。
学んだことはすべて、知識と訓練による技術が始まりです。怪しそうですが、実際はオーラ視も水晶視も遠隔透視もどれも必要なのは常識的な思い込みを外した積み重ねの練習であって、練習次第でどなたにでも可能なことだと知りました。ですから私は職人を目指すのと同じである、と常に説明させていただいています。
おそらくは古代からの技術がいつの間にか特別な能力のある人だけのためのものとされてしまい、いつの頃からか怪しいものとされてしまっているのだと思われますが、実際に根拠無く感情論としてのものや、根拠や説明の出来ない霊的能力由来のみのものとしてのものは、占星術からの理解や、さらに9分割理論の中の一部区域に留まっている状態として解釈可能であることを学びました。

様々な方面に展開可能なもの

この9分割理論は、絵画の象徴解釈だけでは無く、人体にも対応しているため、その方のエネルギー状態も占星術の図の状態と重ねて観ていくことも可能なものです。タロットパスワークという気の身体の瞑想とも言えるワークでも同じく身体対応していますので、感情やエネルギー状態と重ねて観ていくことになります。
また、モノの世界だけでは無くより物資性の低いエネルギーの世界の階層も含めて観ていくことが可能なものであり、夢や瞑想での体験の解釈などもその意味を捉えていくことの大きな助けとなります。

これらは、すでに決まっている理論そのものから決めつけて読む、覚えて解釈するというものとも違っていて、気が付きにくいような可能性をより多く捉えていくことを重視しているため、参加者の方の感情や意思、希望ということが大きく関係しています。よって現場は徹底した集中力発揮の一期一会のライブ会場となります。
覚えてきた記憶で読んだり解釈したりすることは全く出来ない、してはいけない、とされており「一瞬一瞬生きている生命力との出会い」ゆえに難しいということになるのでしょう。

「立体LifeSymbol」は、開運アクセサリーを自分で制作するという自己参加型のワークですが、絵が平面であるのに対して立体の制作ということで扱う対象、意味が増えるのですがこれはまた別の機会に、この療法を松村氏と共に生み出したとも言える、当時純銀アクセサリーを制作をしていたSさんのこともお話ししたいと思います。

多くのセラピーのあり方や占術も存在する中、私はこの9分割理論をどこまでも研究していこうと思い、2003年から松村氏のもとで占星術、サビアンシンボルなどひとつずつを学び始めて、2005年より占星術鑑定、2008年立体LifeSymbolの講座や9分割理論の講座、2010年よりさらに様々な形のワークを展開しながら2023年の今年で自営17年目の現在に至ります。
端からこれ一本で行くという方もいませんでしたし、よくやっていける(運営とか食べていけるのか)ね、という声もたくさんありましたが、有り難いことにこの土台一本でここまで来ました。実際は様々な他のセラピーや占術との繋がりを感じることも多く、渡りが付くということから多くの方々と話が早い!となることも少なくありません。

可能な限り少しずつ説明させていただこうと思いますが、まずは今回このあたりまで。書いているうちにどこまでも長くなってしまうので。
様々なものがたくさんあり過ぎる中で全体性を求めていらっしゃる方やセラピーに興味のある方にとっては「9分割理論」は面白い出会いになるのでは、と思っております。

前回の関連記事はこちらです。


あなただけのこの人生の物語を紐解いて歩きましょう。
昼の地球で、夜の宇宙で、丸ごと一日どうぞよい旅を。
cafe prizm  sanaでした。


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