見出し画像

7年分の感謝と、271通りのPRのあり方に触れて。#PRLT Advent Calendar 2023総括

メリークリスマス! #PRLT 代表のおかはるかです:)

2018年から6年連続でお届けする「広報LT大会 (Lightning Text)  #PRLT Advent Calendar」。今年もお陰様で24名が参加し、24通りのPRのあり方を発信する機会となりました。

最終日となる本日は、ことしのアドベントカレンダーの投稿と、#PRLT いったんの活動休止に伴い7年分の活動そのものを振り返っていきたいと思います。

本記事は #PRLT (Lightning Text) Advent Calendar 2023 25日目にエントリーしています

実務からキャリアまで。投稿エントリを6カテゴリに分類

2023年のアドベントカレンダーとして発信いただいたブログをすべて見返し、下記6つのジャンルに分けてみました。


さっそく、ジャンルごとに紹介していきます!

広報PRの基本編

広報PRに異動したての人必見!最初に知っておくとよい広報PR活動の基本に対する振り返り系のエントリたちです。他部署からの理解を得るには、まず自分が広報PRのあり方を言語化できるようにしておきましょう。

あたらしいPRへの挑戦編

広報PR畑にしばらくいる人にとってヒントが満載なエントリたち。他社の課題・目的・成果は貴重なナレッジです。来年の広報PR活動どうしようかな〜と年末年始にぼんやり考えるときにぜひチェックしてみてください!

PR Tips編

生成AIの活用、コミュニティマーケとの連動、発信の積み重ね……知っておくと活躍の幅がぐんと広がるTipsを集めました。Howを見直すだけでも、生産性やクオリティはぐんと上げられるものです。

PR活動の気づき編

日々の広報PR活動を見つめる中で気づいたこと、あらためて実感したり学んだりしたことがあった5名のエントリをピックアップ。なるほどな、そういう観点もあったか、と視野を広げてくれます。

PRとキャリア 〜ジョブチェンジ編〜

キャリアネタの投稿は多かったので2つに分けました。まずは「横」のキャリアとなるジョブチェンジ編。異業種・異職種からの転身や、インハウスPRから代理店へ転身を振り返っています。

PRとキャリア 〜フリーランス・独立・副業編〜

もうひとつのキャリアネタはPRパーソンとしての「縦」のキャリアを歩む4名のエントリ。副業を始めてみたい、フリーランスや独立を視野に入れている、という方にはリアルな話が覗けるのでぜひ参考に。

番外編

長らく助っ人枠としてともに #PRLT を盛り上げてくれているジャーニーマンさんが、活動休止に伴い #PRLT の7年間を振り返ってくれました!コミュニティのあゆみがまとまっています。

「てめぇのPR」を言語化し、発信することを止めてはならない

7年間でLT(ライトニングトーク、ライトニングテキスト)として発信されたPRのあり方は271通りにものぼります。今回のアドベントカレンダー含め発信してくださったみなさん、ほんとうにありがとうございます。

2014年にベンチャー企業で、しかも新卒で「ひとり広報」からキャリアをスタートしたわたしは、当時はそれはそれは不安な日々をおくっていました。そんなときに救ってくれたのが、社外の先輩PRパーソンのみなさんです。

業務時間外にプレスリリースを添削してくれたり、一緒にテレビ局まわってくれたり、おすすめ本をプレゼントしてくれたり……こうした会社を超えた助け合いで成り立つすてきな職種だと知ることができました

同時に、会社やフェーズによってだいぶやり方や求められることが違そうだ、ということにも気づきました。ということは、いつまでも同じことをやり続けていてはいけないのです。え、一生悩み続けるしかないの……?

次の世代にはこうした同じような不安は背負ってほしくないし、ひよっこのわたしが今更先輩方に返せるものはない。だったら受けた恩をリレーしていこう、そんな思いで2016年に立ち上げたのが #PRLT です。

日頃の業務だけでは知り得なかった(とくに当時はベンチャーの事例は書籍やネットにほぼなかった)ナレッジをシェアして溜めていく場がほしい。でも、教える/教わる場や、「正解」を得に行く場がほしいわけじゃない。エンジニアのシェア文化をヒントに、見様見真似でLT大会を始めてみたわけです。Twitter(X)のアカウントを持っているPRパーソンすら珍しく、ハッシュタグをつくってもほぼ誰もつぶやかない。そんな時期からのスタートでした。

ちょっとずつ賛同・興味を示してくださる方が増え、コミュニティ化していく過程で最も大切にしてきたのは「らしさ」の確率と体現です

原体験をもとに「”PRパーソン”のあしたの一歩をつくる」というミッションを言語化し、そこからブレないためのコンテンツ、空気感、運営ポリシー等をいまも試行錯誤し続けています。

このアドベントカレンダーや前回のLT大会(イベント)で参加者のみなさんからラブレターをたくさんいただいたので、少なからず幾分かは伝わっているようです。ほっ。

何度も何度も言っていますが、#PRLT はPRを学べる「勉強会」ではありません。いろんなPRに触れ、それぞれにとってのヒントを得られる「場」を用意しているだけです。一緒にLTという形で経験を発信してくれる人がいて、それを「よっ!」と後押しする人がいて成り立ってきました。つまり、今このブログを読んでいるあなたも #PRLT をともに作り上げてきた大切な仲間です

代表であるわたしを含めた数名のライフステージの変化や長期留学を機にコミュニティ活動自体は1年ほどお休みすることとなりましたが、あなたにとってのPRを言語化し、発信する活動は絶対に止めてはなりません。過去のあなた自身と、きっと世界中の誰かひとりにとってはかけがえのない財産になるからです。

自分と違う考え方は簡単に批判されてしまうような世の中ですが、そんな世の中だからこそ、発信するという行動がいかに尊いことか。みんなでパワーアップして、また「よっ!」をいっぱい言い合える場をつくっていきましょう!

2024年にどんなアウトプットをする自分でいたいか思いを馳せながら、よいお年をお迎えください。

よっ!!!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?