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逢いたくなった時に君はここにいない

 4月も2週目を終えようとしていますが、遅咲きだった桜もそろそろ終わりを告げていますね🌸
 外は陽気が漂い、少しずつ夏に向かっている感じがします
 暖かくなれば心も体も軽くなるのですが、そんな気候とは裏腹に、2人のアスリートが若くして天国に召されました
 その1人は大相撲やレスリングで活躍したあけぼの関です

 相撲界が低迷に陥っている時に、若貴兄弟と共に角界を盛り上げてくれた関取でした
 長い闘病生活の末、残念ながら天国に召されました
 もう1人、競馬界の若きアスリート、藤岡康太さんが亡くなりました

 藤岡騎手は競馬騎手であれば誰もが憧れるG1のタイトルを2つも獲得しており、これからの活躍も期待されていた人です
 お二人のご逝去に心からご冥福をお祈り申し上げます
 ここ最近、Dr.アラレちゃんやドラゴンボールの原作者鳥山明さんや、ちびまる子ちゃんの声優TARAKOさんの死、そして自分の周りでも若くしてご逝去される人もおられ、「死」について考える機会も多くなりました
 ただ、Pro Bono さのは、「死」についてネガティブなイメージはなく、人生を全うできたなら、それは極楽往生で良かったのかなと思いますが、やり残したことがあって不幸にも天国に召された人には気の毒に思ったりします
 今回のnoteは、まだまだ活躍できるのに天命を全うしてしまった人に捧げるため、「今」を無駄に過ごしている人たちに捧げる回にしたいと思います

今回のテーマは「今を大事にする」です!

■「死」を意識するようになったきっかけ

 多くの人は自分の死期がいつ訪れるかを意識して行動はしていません
 特に身の回りでリタイヤする前に若くして亡くなった人が多くなり、まだ若い時には思っていなかった「死」について考える機会が増えています
 というのも、実は”Pro Bono さの”はプライベートはあまり話をしないのですが、15年以上共に暮らすワンちゃんがいます
 犬の平均年齢は、その犬種により変わりますが、うちで暮らしているワンちゃんは”チワワ”ですので平均寿命は14歳程度と言われています
 チワワは超小型犬ですが、うちに来た頃の幼少期に散歩を30分以上したり、ついついオヤツをあげ過ぎたりして、8キロ近くもありました
 そのワンちゃんが最近、食欲が無くなり、そしてよく倒れたりします
 年齢も年齢なので、いつその時が訪れてもおかしくないので、最近はできる限り家にいるようにしていますが、それでも元気がないのが見てとれます
 自分の親は、今から7年前に誤嚥ごえん肺炎で亡くなりましたが、長くベッド生活をしており、年齢も重ねていたのもあって、そこまで「死」を意識することはなかったのですが、冒頭でお話した人たちの若すぎる「死」と、高齢になっているワンちゃんの元気のないことを踏まえ、特に最近、「死」を意識するようになりました 

「死」はいつ訪れるかわかりません

■「死」は自分でコントロールできない

 冒頭に紹介した藤岡康太騎手もそうですが、健常な人はいつも「死」を意識しているわけではありません
 偶然が重なり、不幸にも藤岡康太騎手は亡くなってしまいました
 その「死」は誰もが予測できませんでした
 そうです、自死以外では「死」は誰かがコントロールできるものではないからです
 それほど「命」はとうといものなのです
 どんな業績を挙げていたとしても、どんな地位の人であっても、お金持ちかどうかなど、そんなことは関係なく、その人に関わった人からすると尊い生命なのです
 人間だけでなく、全ての「生」を受けた生き物に生命の上下はないのです

「生命」には優劣はありません

■「今」を無駄にしている人に贈る言葉

 Pro Bono さのが好きな歌の一つに中西圭三さんが作詞(共作)作曲し、NHKの「おかあさんといっしょ」の今月の歌として発表された「ぼよよん行進曲」という歌があります
 この歌の中に、”Pro Bono さの”が好きな「とてもとても大事な『今』を生きているんだぜ」というフレーズがあります

 「過去」には戻れませんが、「今」があるから「未来」があるのです
 それでは「過去」は無駄なのかと言うと、そうではありません
 「過去」の出来事が自分の「今」や「未来」につながっています
 それを活かせるかどうかは、本人次第なのです
 活かせていないのであれば、「過去」に起こったことを振り返り、未来に向けてどうしていくかを考えていないのだと思います
 どんな「過去」ですら、その人が歩んできた道のりであり、生きてきた証です
 その「過去」があり、「今」を歩む上で、「未来」にどう生かしていくか、それが自分が過ごす「人生」を豊かにできるかどうかにかかってきます
 どんな人も諦めなければ、豊かな人生を全うできるのです
 「今」からでも遅くないので、限られた「未来」に何ができるか、「過去」の自分がしてきたことを踏まえて、「未来」に向けて行動(実践)していただきたいです

「未来」の意義を変えるのは「過去」の経験と「今」の考え方次第です

■「今」を大事にするためには

 うちのワンちゃんも元気だった頃からすると、日に日に寝ていることが多く、いつまで一緒に暮らせるかわかりません
 ただ、今は家に帰ってきた時には、元気よく吠えてくれます(嫌われているだけかも知れませんがw)
 まだ「死」を意識していない時には腹立つこともありましたが、今はその声を聞くだけでも「幸せ」と感じる今日この頃です
 最近、15年前に我が家に来てくれた頃を思い出すことが多々あります
 その時はあまり感じていませんでしたが、限られた時間しかないと思った瞬間、その「生命」に感謝しかありません
 人って愚かですよね・・・
 その瞬間、その瞬間ってその時にしか無いのに、それを感謝すること無く、その時はエゴで「自分が育ててやっている」としか思っていないのですから・・・
 今からそんなことを考えても遅いのかも知れませんが、限られた時間、できる限り、感謝を伝えていきたいと思います
 みなさんも、もし自分のエゴで、周りに傲慢な態度をとっているのであれば、今からでも遅くありません、周りに感謝を伝えてください
 あなたの周りにいる人は未来永劫、あなたの側にいるわけではありません
 あなたと過ごせる時間は限られています
 だからこそ、感謝の気持ちを伝えてください
 それがPro Bono さのからのお願いです
 「時間」は自分のためだけに使うのではなく、自分に関わってくれた人たちと共有し共感する「時間」なのです
 逢えなくなってからでは何も伝えることはできません
 だから感謝を伝えたい人がいるのであれば、「今」を大事にすることから「感謝」の気持ちを伝えてください!
 うちのワンちゃんに感謝を伝え、一緒にいる時間にしますので、今回はこの辺で!
 いつも見ていただいてありがとうございます<(_ _)>

若かりし頃のうちのワンちゃん


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