またまたセクシーな物理学ネタで・・・
二日前の記事で量子力学のセクシーさを紹介したが、この物理学にはまだまだ奇妙な性質がある。2022年のノーベル物理学賞に選ばれた論文がその証拠を示して、現実に存在する事が証明されたと言えるのだが、それが「量子テレポーテーション」である。

テレポーテーションはSF小説によく出てくる概念なので知っている人も多いと思うが、一番わかりやすい例は、お馴染みの「どこでもドア」だろう。ドアを開けると物でも人でも瞬時に行きたいところに移動できる優れもので、この概念はSF小説に出てくるテレポーテーションと同じである。テレポーテーションの原理としては、スタートレックに出てくる無線通信のようなものや、異性界ものの魔法陣などあるが、ドアで表現したのは方式としても道具としても分かりやすく、こんな道具があればさぞかし便利だと皆考えるだろう。セクシーな関係のパートナーともドアを開ければ瞬時に会う事が出来、その関係を深める事ができる。

一方、便利になればそれに対応していた事が廃れる訳で、漫画の中では、「どこでもドア」が発明されたおかげで、宇宙旅行用の列車が廃業した事になっていた。また、新たな副作用も出てくる訳で、行き先の指定をどこでもする事ができて、同じく漫画の中では、彼女の入浴中にお邪魔するような事が起こっていた。

量子力学のテレポーテーションは少し事情が異なる。SF小説の場合は、物体や物質の瞬間移動の話になっているが、「量子テレポーテション」は、情報の瞬間移動である。しかも、「量子もつれ」という状態であることが前提である。
「量子もつれ」状態になった粒子同士は、お互いにどんなに離れていても、情報のやり取りができるというものである。「量子もつれ」というのは、文字通りもつれた状態を指していて、もつれあった物同士のことである。情報の方は、一方の状態が確定すればもう一方の状態も確定するという、観測により状態が確定するという何やら不思議な現象なので、何がテレポーテーションしているのか理解しにくいのではあるが。

そこをめげずに、セクシーな二人に当てはめてみると、
くんずほぐれずもつれあい情熱を交歓しあった二人が、事を終えてそれぞれの部屋に戻ってみると、彼の部屋にはなんと元彼女がいて、セクシーな姿で彼に迫ってきた。彼は、事を終えたばかりだというのに、昔の彼女のセクシーな装いに興奮してしまいエレクトさせたと思ったら、先ほどの彼女から電話が来て、「私の中にあなたのものがまだ入ってるみたいなの・・・我慢できないからリモートでしよー♡」と。
その後、彼がリモート3Pに至ったかどうかは定かではないが、こんな具合で彼のもつれ合った情熱が、彼女には筒抜けになってしまう原理が、「量子テレポーテーション」と同じ、かも知れない。

セクシーにもつれ合った二人には、離れていてもお互いのセクシーさが伝わるという「量子テレポーテーション」のお話でした。

セクシーコメント24
”離れていても貴方のセクシー事情はお見通しよ♡”

#セクシャルなひらめきで潤いのある生活を