『表現者クライテリオン』2023年9月号に、施光恒が連載「やわらか日本文化論」で、国政選挙の投票率低下の原因が「新自由主義に基づくグローバル化路線の本格化」だと論じている。
しかし、それよりもはるかに重要だとされているのは、衆議院が中選挙区制から小選挙区制に変更されたことである。小選挙区制で例外的に投票率が高かったのは郵政選挙(2005年9月11日)と民主党への政権交代選挙(2009年8月30日)という特殊な盛り上がりをした二回しかない。
小選挙区制への「改革」が日本の劣化・衰弱を加速させたことは確実と思われる。
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