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イエテボリ神社 第一回例大祭、ありがとうございました!!

イエテボリ神社 第一回、満員御礼

9月2日に開催したメロデスリフオンリーイベント、イエテボリ神社
皆さんのおかげで満員御礼の大成功を迎えることができました!!

イベントからもう4日が経ちますが、未だにライブ写真や動画、皆さんのツイートを見ながらニヤニヤと余韻に浸っております……。

正直に言うと、今の大阪でがっつり予算かけてメタルイベント打つのってかなり賭けでもありました。
コロナ禍での制限が解除されてお客さんの波が戻り、またステイホームの中で新しく音楽に触れて新規のお客さんも増えて活況が見える他の地域と違い、関西圏の特にメタルシーンの盛り上がりはコロナ禍以前の水準には戻っていないからです。
これは地域における他のエンターテイメントの数や相場、および流動性との関係性があると考えているのですが、ここでは割愛します。

しかし、だからこそライブイベントの楽しさの新たな形を提示してお客さんに大阪のメタル現場をもっと好きになってもらいたいと思い、あれやこれやと画策した結果、フロアを埋め尽くすメタルヘッズの笑顔を見ることができました。
1番手のFrostvoidから終演後まで、楽しいが絶えないイベントになったかと思います。この楽しさが人から人へ、バンドからバンドへ伝わっていって、もっともっと大きなうねりになったら嬉しいです。
そのためにも、今後ともご助力のほどよろしくお願いいたします!!


ライブ感想

さて、ここから先は個人的な各バンドへの感想です。
(photo by @piikann38_photo)

Frostvoid

1番手から全力全開のメロディックデスメタルをブチかましてくれたFrostvoid
フィンランドの風、と以前書きましたが、それに違わぬ清涼感と熱さを兼ね備えたサウンドでした。ツインギター+ショルKEYの6人体制でステージ映えも抜群です。Sakuracoさんが前に出たときの華やかさといったら。
フロアもそれに応えるように最初からメロイックサインの嵐。
船橋のミカエル・スタンネことiori君のメロデス愛に満ちた立ち振る舞いでどんどんヒートアップしていました。
今回が初の大阪ということで、きっとフルアルバムを出しての再来時にはさらに熱狂の渦に叩き込まれることでしょう。

Sleepless with Isabelle

大阪メタルコアシーンの若獅子、Sleepless with Isabelle
普段メタルの現場にいる人には初見の方も多かったと思いますが、そのピュアなメタルハート溢れるステージングと楽曲に心を掴まれた方が続出でした。
メタルコアといえばサビで歌えるエモいクリーンが……というイメージがどうしてもありますが、イザベルは漢臭いことこのうえないがなり声での合唱スタイル。
全員カットオフという出で立ちといい、その頼もしい背中を見て思わず飛び入りで歌ってしまいました……普段は打ち合わせなしでは人のステージに介入しないので、古巣のNo Limited Spiralと対バンしたとき以来です。笑
VoのTicky君とBaのDON君はもうすぐ新バンドでの活動のため脱退してしまうとのことですが、勿体なさと今後のそれぞれの活動への期待が入り混じるライブでした。

9月16日にはその現体制ラストライブがあり、Last Day DreamHone Your Senseなどこれまた強力なイベントとなっておりますのでお時間ある方はぜひ!!

Unarmed Crowd 

東京メタル~メタルコアシーンでの話題性から待っていた人も多かったのではないでしょうか、これまた初大阪のUnarmed Crowd
今回のイベントでも最も年齢の若いバンドではありますが、その支持はフロアを見れば明らかでした。
Silverwing直系のクサメロに注目が集まりがちですがその楽曲はかなり硬派なデスメタリックさを基調としており、Arch Enemyでいえばむしろ1st寄りという印象がライブを観てさらに強まりました。
VoのAsano君がバトルジャケット (別名: メタルちゃんちゃんこ)を着ていたのも本当に最高です。メタルバンドはこうじゃなきゃ。
確実に大きなステージへ飛翔していくバンドですので、今後の活動も見逃せませんね!!

Valhalla

大阪のメタルシーンのこれからを担う、と確信できる存在感をどんどん増してきているValhalla
ステージに出てきた瞬間からのオーラを裏切ることのない一糸乱れぬ演奏のうえに乱れ舞うギターとボーカルのメロディーに、ただごとではなさを感じてもらえたのではないでしょうか。
ツインGtのNakayan君とHikaru君の流麗なフレージングは、強いバンドばかりのイエテボリ神社の中でも輝かしいヘヴィメタルヒーロー性を纏っていました。
ライブで初めて聴いた気がするのですが、2曲目ではなんと一部でCarnal Forgeもかくやという単音リフ&高速2ビートも飛び出すなど、今後の楽曲にも期待が高まります。

Runs In Bone Marrow

長年よく対バンしていたと思い込んでいたただのファンだったということが発覚したわたくし、活動初期ぐらいからの年季の入ったRuns In Bone Marrowだいすきクラブ会員でありますが、かつて大阪のメタルコアシーンでも類稀な楽曲センスとステージングで人気を博したMon君が加入してのトリプルギター体制になったことでもう最強でしたね。
強者ひしめく名古屋ハードコアシーンで揉まれながら活動をしてきたという実績は伊達ではなく、シンプルに今回のイベントの中で最も圧倒されるサウンドとステージングでした。
久し振りの大阪と仰っていましたが週1ぐらいで来ていただきたいですね。
打ち上げでVoのAkiraさんは年下ということが発覚しましたがこれからも"さん"付けで呼ばせていただきます。
15曲入りのフルアルバム楽しみすぎる。

the Art of Mankind

3rdアルバム"Chaosbringers"を引っ提げて堂々の来阪ということで、気合十分のステージを見せつけてくれましたthe Art of Mankind
音源で聴いていた以上にメロディがこぼれ落ちるぐらい爆発しており、またそれを支える高難易度の楽曲再現力が非常に高いため、熱さで押す関西のバンドとは違った首都圏のレベルの高さをひしひしと感じました。
個人的にもいよいよレーベルメイトということで、あらためて身が引き締まる思いです。
GtのWoomingさんはMCでいろいろ仰ってましたが、東京でデトロイト神社、ぜひやっていただきたいですね!!

Last Day Dream

大阪メロデス・メタルコアシーンはこのバンドがいないと始まりません、帝王Last Day Dream
前週のAzamiのツアーでもライブを観ていたためわかってはいましたが、とにかくすべての要素が強いですね。メンバーの出で立ちも最もアーティスト然とした格の高さがあります。
普段と違うメタルヘッズ多めのフロアでモッシュピットよりメロイックサインな反応でしたが、そこでのVoのSaimotic先輩のステージングや煽りを観て、「ああやっぱこの人うまいしカリスマ性あるの頷けるわ」となりました。
一番最初のEPに入っていたメロデス曲"Nonfictional Dirge"を6年ぶり?にやってくれたのもめちゃくちゃ嬉しかったです。あのEPとともにLDDが出てきたときの衝撃は忘れられません。
こちらの背中にも喝を入れられるような圧巻の30分でした。

Vesper the Aerial

自分たちです。
実はカメラ4台で映像撮影をしてもらってたので、piikanさんの写真がないんですよね。こちらは発表を楽しみにしていてください。
さて、新バンド名になって一発目のライブということで、上記の新曲"Lycoris Immaculate"も交えてのライブでしたがいかがだったでしょうか?
個人的にはMCでレーベル所属&アルバムリリース&先行シングル配信の話をし忘れたのが痛恨でしたが、思わず忘れちゃうぐらいには楽しかったです!!笑
一緒に声と拳をあげて楽しんでもらえるのって本当に最高ですね。
ラストにはほぼ反則に近いEbony Tearsの"Harvester of Pain"のカヴァーもやってイベントの幕を下ろしました。


総括

最高!!!!!またやります!!!!!!!!!

第二回もお楽しみに!!!!!!!!!!

LUNAR STRAIN FOREVER!!!!!!!!!!



告知

Vesper the Aerial、Repentless Recordsに所属します!!!!!

1stアルバムは2024年発売です!!!!!

先行配信シングル"Blissful Another"を9月20日より配信開始!!!
よろしくお願いします~!!!!!!!!

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