初めて東京BRTに乗ってみた。「はるみらい」から「新橋」まで(BRT7系統=いわゆる選手村ルート) 2024/02/03

東京BRTは前から乗る形式だ。そして、後ろから降りる。もちろん、PASMOやSuicaも使える。

「月島警察署前」交差点

「月島警察署前」交差点を左折した。

朝潮運河を渡る 有明北橋


築地大橋 ★★★

橋の上から左側を見たときに、隅田川の水面がキラキラ輝いていた。「橋は一体何と呼ばれているのだろうか?」と思いながら。「築地大橋」と名付けられた橋だ。 

「それにしても、これは本当に橋なのだろうか?」、そんな疑問が頭をよぎった。

隅田川の新たなゲート
東京都市計画道路環状第2号線は、並行する晴海通りの渋滞緩和や地域交通の円滑化、地域防災性の向上を整備目的として計画されました。築地大橋は、東京都市計画道路環状第2号線に計画された橋梁です。
隅田川には勝鬨橋、永代橋や清洲橋等に代表される名橋があります。その隅田川の河口に新たな第一番目となる橋梁のふさわしい姿を求め、平成16年度橋梁形式選定委員会が設置され、「22世紀にも建設意思が伝わる橋」がデザインコンセプトとして採択されました。その後、同委員会において、6車線+両側歩道の広幅員に対して力学的に安定した長寿命の美しい橋として上横支材のない双弦アーチ形式が採用されました。また、平成20年度には景観意匠検討委員会が設置され、アーチリブ曲線等の構造ディテールならびに橋面施設デザイン等が採決されています。

豊洲大橋は、平成30年度 土木学会田中賞(作品部門)を受賞している。

勝どき近辺は、橋梁(きょうりょう)、高架方式のようだ。元々の構想は、地下トンネルだったようだ。

橋梁(読み)きょうりょう
精選版 日本国語大辞典 「橋梁」の意味・読み・例文・類語
きょう‐りょう ケウリャウ【橋梁】

〘名〙 (「橋」「梁」ともに、橋の意) 交通の便をはかるため、川、運河、鉄道線路、道路などの上にかけ渡す構築物。かけはし。橋。

※本朝無題詩(1162‐64頃)五・秋日即事〈藤原敦光〉「兵士衣粮空欲レ断、橋梁材木更難レ求」 〔史記‐倉公伝〕

精選版 日本国語大辞典

東京都市計画道路 環状第2号線

東京都市計画道路、というものがあるらしい。環状といっても、円にはなっていない。ハートの左半分のような路線だ。

「有明」から「神田佐久間町」を結んでいる。
今回乗ったのは東京BRTは、「東京都市計画道路 環状第2号線」のうち、晴海→勝どき→汐留→新橋を通ったことになる。

https://www.douroweb.jp/region13025/c138d_planning.html

以下の東京都の資料も面白い。断面図も載っている。

https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000059662.pdf

環状第2号線(築地・新橋間)本線開通による効果

2023年09月14日の東京都の建設局が「環状第2号線(築地・新橋間)本線開通による効果 本線トンネル開通から約6か月後の利用状況」を出している。

三つの効果があったようだ。

  1. 都心部と臨海部のアクセス性が向上!
    開通した本線トンネルでは、一日約25,000台の車両が通行しています。
    溜池交差点と豊洲市場前交差点との間の所要時間が短縮されました。
    溜池交差点→豊洲市場前交差点:約31分から約11分に短縮
    豊洲市場前交差点→溜池交差点:約29分から約12分に短縮

  2. 並行する晴海通りの交通量が減少!
    晴海通りの交通量が約2割減少し、渋滞が緩和されました。

  3. 利用者(地域住民や事業者等)が整備効果を実感!
    目的地への到着時間の短縮、晴海通りの渋滞緩和、地域の防災性の向上など、多くの方が整備効果を実感しています。

絶景ポイント

隅田川を渡った。天気が良いので、一層気持ちが良い。隅田川を渡るときの風景は美しい。★★★だ。東京BRTの選手村ルートの見どころだ。

午前の太陽に映し出される隅田川を見たかったら、左側の席に座ることをお勧めする。写真も撮ってみよう。

トンネル

トンネルに入った。中央区築地から虎ノ門までの地下トンネルの名称が「築地虎ノ門トンネル」だ。今回通ったトンネルは、「築地虎ノ門トンネル」なのだろうか?

汐留

右側に見えるビルは、電通のものなのだろうか? 透明な緑色の波のようなガラスのビルが奥に見えた。

電通本社ビル

手前が電通本社ビルだ。元々電通が所有していたが、証券化したのだっけ?

日テレ大時計

右側に大きな時計が見える。「日テレ大時計」と名付けられている。

ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 東京汐留

左にロイヤルパークホテルが見える。正式名称は、「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 東京汐留」だ。


「汐留北」交差点

汐留北交差点を左に曲がる。

電通四季劇場[海]

劇団四季の劇場が見える。アラジンを上演中だ。


汐留の観光名所

「新橋」 B01

新橋に着いた。目の前のビルはなんだろうか? 商業施設のようだ。日テレのビル? それともカレッタ汐留? 確か、昔、タワーレコードがあったと思う。今でもあるのだろうか?

京成が東京BRTを運行しているだけあって、成田空港、羽田空港に行くための浅草線へのアクセスも良い。

乗り換えの方法とコツ

都営浅草線に乗るために、出口2から地下に降りた。

東京BRTの「新橋」停留所から、JR新橋駅方向に向かうと、順に、①エレベーター、②2階への階段(ゆりかもめ、JR線に行きたい場合はこちら)があり、一本道路を渡ると、③地下一階への階段(都営浅草線、銀座線に乗りたい場合はこちら)がある。

実は「新橋」停留所のすぐ近くの、②2階への階段では、浅草線には行けないのだろうか? 行けるのであれば、乗り換えには便利かもしれない。雨にも濡れにくい。

なお、JR線の新橋駅へのアクセスも良い。銀座線の新橋駅に行くには、少し遠い。

こう考えてみると、実は新橋は、交通の要所だ。今、ようやく気付いた。日本最初の電車が、新橋発だったことを考えると当然のことかもしれない。

明治時代初期の日本には、鉄道や電気、ガスなどの新しい技術・文明がもたらされ、都市空間や人々の生活は一変しました。明治5(1872)年、新橋―横浜間に日本初の鉄道が開通し、その後の鉄道の発達とともに長距離の移動時間が大幅に短縮しました。

東京都都市整備局

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/keikaku_chousa_singikai/pdf/tokyotoshizukuri/1_01.pdf

乗り換えができる路線一覧

  1. JR 新橋駅

  2. 東京メトロ銀座線 新橋駅

  3. ゆりかもめ

  4. 都営大江戸線 汐留駅

  5. 都営浅草線 新橋駅

ゆりかもめ 新橋駅(U01)

東京BRTのバスのデザイン

バスの車内

窓は広い。景色を遮るものが少ない。好きだ。これは一体誰がデザインしたのだろうか?

黄と白と黒が車内の基本カラー。白が基調だ。

ロゴのデザイン

ロゴのデザインも気になる。誰がデザインしたんだろうか?

バスの外観

少し丸みを帯びたフォルムがイイ、かわいい。

お尻には、黒地のプラスチックのような素材に「電気のプラグのマーク」が彫られている。

追記

30秒の動画で体験


以上


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