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社会人の心得(企業人の取組み姿勢)

企業(社会)人の心得(取組み姿勢)

🌈社会人の心得

💟社会生活上の意識と心構え

🏨組織の一員として自覚する


新社会入スタッフに豊かな社会生活
を送るため折に触れながら、
一人の人間、人生の先輩として
以下のことを教え伝えてましょう。

〇横の関係

 会社(お店)に於いては、
 あなた一人だけの存在ではありません。
 あなたの職務はあなた一人だけのものではなく、
 会社(お店)という組織全体に関することなのです。
 組織には、夫々目標があって、その目標に向け
 全員が協力し努力しています。

 ですから、会社(お店)の目標のため、
 部署長、店長の下、接客部門の人、
 調理部門の人、事務の人も含めて、
 全員が仲間として打ち解け合い、
 協調しながら職務を進めて
 行くことが何よりも求められます。

 明るく感じの良い職場の雰囲気は、
 こうしたひとり一人の取組み姿勢、
 日々の小さな努力から生まれるのです。

縦の関係=上下のコミュニケーション

 組織には、
 指示、命令、指揮の系統があります。

 命令と報告・連絡は一対のもので、
 上に立つ人との大切な心を通わす
 コミュニケーションのプロセスです。

 命令は、
 受け手がよく納得していなければ、
 生きた使える仕事は遂行出来せん。

 受けるには様々なプロセスと心得が
 ありますので心得ておきましょう。

 受けた仕事は、計画的にテキパキと終え、
 終わったら直ぐ報告・連絡しましょう。

🔳指示受、受命と報告の仕方

🔲指示命令を受ける時

 イ) 名前を呼ばれたら
  →すぐ「はい」とその人に聞こえる
   返事をキチンとする。⇒メモを用意する。
 ロ)命令を聞く
  →要点ごとに「はい」と返事をしながら、
   終わりまでよく聞く。心を開き質問する。
   ⇒メモをとる。
 ハ)疑問の点は
  →不明な点は質問してから確かめる。
   出来ないことは手法を訊ねる。
  ⇒早飲み込みしない。
 ニ)確認する
  →聞き間違いや聞き落としのないよう、
  命令・指示の内容を復唱し、確認する。

🔲報告する時

1.結論から話す
  →必ず命令した人に結論から話す。
  経過や理由はその後で。
 ⇒「…が終わりました」
 2.説明が必要な場合
  →要点を落とさないよう前以て整理しておくこと。

🔲連絡・引き継ぎ


 職務上の横のコミュニケーションを
 密にすることも全体の職務を円滑に
 目標に向け遂行する上で最も重要です。

 イ)小さな事柄でも報告・連絡し合う習慣をつける
 ロ)引き継ぎは、5W1Hを念頭に置き、誰が、何を、
  いつまでに、どうして、どうするのか。
  また、それまでの経過はどうなのか?
  を要領よく伝える
 ハ)連絡する相手が不在の時は、
  必ず伝言又はメモを残す。

🙏ひと言のコミュニケーション


🔺出勤時の、
 「○○さん、おはようございます」
🔺職務中の
 「○○さん、こんにちは」
 「お疲れ様です、○○さん」

🔺退社時の
 「みなさん、お疲れ様でした」
 「お先に失礼します、お疲れ様でした。」

🔺仕事中のどんな場面でも
 「○○さんお願いします」
 「はい、畏まりました。承知しました。」

🔺ちょっとしたことにでも
 「○○さん、有難う御座います」
 の感謝のひと言を忘れずに。

このような一言の言葉づかいは、
礼節とコミュニケーションの源です。

また、職場内の仲間や上下関係の
コミュニケーションの言葉遣いとして大切です。
同時に、周りのお客様や関係者にも
美しい響きと心地良さを与えます。

💟社会人・ビジネスマンの心得

社会人(ビジネスマン≒サラリーマン)が
社会生活をする上でも大切にしたい
心身の取組み姿勢である、と思います。

1.一般常識を身につける

常に新聞、雑誌、ニュース等から、
最低限の世の中の流れや常識は把握しておくこと。

2.挨拶は、アイコンタクトして、シッカリ
 (心身の正対意識に努める)

「おはようございます、こんにちは、
 こんばんわ、お疲れ様です、
 いってらっしゃい、おかえりなさい」
正対し、相手の目を見て、
名前を呼んで、ハッキリ言いましょう。

3.感謝の「ありがとう」と誠実に                     「ごめんなさい」を心から表し伝達する

他人に迷惑をかけたり、
仕事でミスや失敗したりした時は、
言訳をしないで素直に
「ごんめんなさい」「申し訳ありません」
と本気でガチで心から言える人間になりましょう。

人にお世話になったり、
嬉しいことをしてもらったりした時は、
「お陰様で」「有難い」「ありがとう」
「有難う御座います」「嬉しいです」
と確りと表現伝達できる人間になりましょう。

4.機知に富んだ活動

(言動・行為)
※機知の辞書検索
 その場その場の状況に応じて素早く働く才知。
 とっさに働く鋭い知恵。ウイット。

何をするにも、目的を認識し、
思考と行動を同化させましょう。
何も考えずに、感情・惰性、
その場凌ぎで行動を起こすのと
考えながら意識し行動をする
のでは身につき方が違います。

所詮、自分には無理だと諦めずに、
「こうするんだ!」
「こうしたい!」
「こうありたい!」
と常に念じる事です。

5.常に謙虚に感謝の気持ちを忘れず

自分がどれだけの地位や立場になろうが、
どれだけ仕事が出来、結果や成果を出そうが、
それは、決して自分独りの力だけではありません。

それまで支えてくれた人達に直接、間接を問わず、
皆の支えが合っての現在のあなたです。

平らに謙虚=空のグラスの意識と態度、
敬意表現≒リスペクトと感謝=有難い・お蔭様
での気持ちを忘れず言葉や態度で伝えましょう。
=魅力的な人間力を身に着けましょう。

6.常に気配りと配慮を!

(目・気・心・手・身配りと立場転換、気遣い)
どんなシチュエーションでも、
仕事中は周りに気配りをしましょう。
食事をしていようが、お酒を飲んでいようが
仕事中は、刹那な言動を自制コントロールし
気を抜かないことに努めましょう。

7.揺るぎない自信と信念を持つ

何か一つでも良いですから、
他人より出来る優れている、
他人には不可能と自信を持つ、
と意識出来るものを持ちましょう

8.積極的に歩みよる行為に心掛ける

 (挨拶はこちらから自発的に)
名前を辛うじて覚えている程度の方や、
誰かが一緒に同行(連れていた)していた
お連れさんなど多少でも面識がある人には、
こちらから積極的にあなたの自然で
人柄あふれる笑顔で挨拶し、話かけましょう。
逆に、自分がそれをされた時や
場面を思い浮かべてみて下さい。
相手の方や、その背景にいる方々に
どのような印象を持つでしょうか?

9.自分の為に仕事をする

先ずは、
自分自身の成長の為に仕事をして下さい。
あなたが仕事を覚え、活躍することにより、
会社は発展を遂げ、上司の刺激や活動の
誘因ともなり、同僚も負けじとなって
頑張り、部下の目標ともなり得ます。

確かな数字を出している人や、
本当に会社を支えたり、バランスを
取っている人は、自ら何も言わずとも、
上司、同僚仲間、取引先、触合う人
全ての方があなたを見ています。

10.出来ないとやらないは違う

世の中に、
不可能なことはあまり存在しません。
ただプロセスの段階で時間がかかったり、
不足要素が多かったり、実現までの道程が
険しく、達成が難しいことや様々な障害
=壁は多々あると思います。
何事も一度は「やってみる」「挑戦者となり」
チャレンジ精神で果敢に取組みましょう。

11.人のせいにしない
  (責任転嫁をしない)

人は何かにつまずいたり、ミスや失敗を
したりした時、どうしても人やその場
其の時の場面や周りの環境など自分以外の
何かしら他のモノのせいにしがちです。

どのような状況、立場であったにしても、
最終判断を下すのは、常に自分自身と
言うことを決して忘れないで下さい。

また、
自分のした行為、発した言葉の
重さ・大切さを自覚すると共に
自分自身の心に都合の良い嘘や言訳
の言動はしないようにしましょう。

12.時間を守る 

 (時間厳守は思い遣りのモノサシ)

一年を週にすると約52週間です。
更に祝祭日を除いた平日、ビジネスの
稼動日は35週間程度しかないと
確り自覚して仕事に取組みましょう。

どんな相手でも
「約束の時間を守らない」
と言う行為は、約束をした大切な人、
相手を待たせるということになります。

即ち、時泥棒=貴重な人生の時間を
自分の身勝手で相手から奪っている
ことになると言うことを認識しましょう。
たかが、10分、15分の遅刻と侮らず、
大切な人の一生の時間は限られている
のだと強く自覚認識することです。

約束した時間を守れないということは、
相手の貴重な人生のひと時を奪う
のみならず、相手からの信用や信頼も、
同時に失うことになってしまいます。
『後悔先に立たず』と心得て活動しましょう。
☝『後悔先に立たず』の解説 :
 何かしてしまった後で悔やんでも、
 もうすでに取り返しがつかないこと、

従ってしてしまった後で悔やまないように、
事前に熟考すべきである、と言うこと

13.約束は必ず守る

(約束=人としてビジネスマンとしての義務と責任を果たす)

時間を守ると重複しますが、
常日頃からどんな相手でも自分が
同意した約束は絶対に守りましょう。

ビジネスとしても当然大事ですが、
人としても大切なことです。
出来ない約束は最初からしない、
約束したからには必ず守る。

14.一体感を持つ

 (組織社会の仲間としての意識を持つ)

企業や組織には、
営業・経理・総務・企画など各々の目的に
合わせた各種のセクションが存在します。

自分がどんなセクションのどんなポジションであれ、
また、どんな業務=仕事・作業の内容であっても、
外部の人間(取引先や顧客)から見れば、
同じ企業、同じ組織、同じ店舗、
一つの社格(人格)として見られます。
電話の対応一つや挨拶の仕方一つで
企業全体が、見られ判断される
と言うことも理解しましょう。

自分の担当部署ではないからと気持ち、
自分には直接関係ないといった考え方は
捨てて真摯に本気で仕事に従事して下さい。

企業や組織に属している以上、
皆さんは同じ目的を持ち、同じ方向を
目指して行く大切な仲間です。

15.細部に拘りを!
 (出会い触合う相手に気遣う、気働きをする)

当社に来訪された方や関連業者の方が、
気付かないような細かい所にも
常に拘りを持ちましょう。

社内のちょっとした汚れや、ゴミくず等も
気が付いたら直ぐに拾い綺麗な環境の
維持、継続に努めましょう。
ゴミくずを拾う心と行為は、
感謝を拾うことに繋がります。

16.報い、認め、讃え合う

 (承認欲求満足=認知活動は人間関係の始点)
 =無視・スルーの行為は厳禁
 ←人間力・組織の障害となる

人の悪い所や、間違っている所を
指摘するのも確かに大事です。

しかしそれ以上に大事なのは、
誰かが良いことや他人に気付かないこと
をした時や、素晴らしい仕事をしたら、
心から認め、その人を讃えましょう。

個々人が個性のある人間ですから
様々な複雑な感情も入り中々素直に
評価するのは難しいかも知れませんが
人として平らな気持ちを備えましょう。

しかし、独りの人としてビジネスマン
としてもこの活動は人間力とビジネススキル
を育み、向上させると心得ましよう。

17.他人の長所を見つける

(社会生活とコミュニケーションの基礎)
誰から見てもこの世の中に、100%完璧な人間
なんて決して存在しないでしょう。

誰であれ、良いところも、悪いところも
持ち合わせながら人と人の間で暮らし
個々人なりの生活をしているのが人間です。

人の短所は嫌でも目に付くので、
見つける事は簡単でしょう。
難しいのは、良いところ、
優れたところ、長所を普段から
見つけることにいつも心掛けることです。

18.人は財産

一緒に働いている仲間、取引先のスタッフ、
仕事を通じて出会った全ての人達総てが、
あなたの大切にして行くべき財産です。

これから先、
あなたがどんな仕事をしようが、
どのような人生を歩んでいこうが、
知り合った方々は、お互いにとって、
時には良きパートナーでrと共に、
時に良きアドバイザー、サポーター、
教師時には、良きライバルとなり、
あなたの大きな力になる、なれる
無限の可能性をおおいに秘めている
と心得て日々の出会い、対人関係を
御縁を大切にする癖を付けましょう。

社会人の心得

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サービス業・人に関わる者の心得

心得

スタッフ心得

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