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ジェンダー男女平等意識 (見た目・思惑)

👀見た目と他人の思惑🤍

古より、私達日本人は、
「人の思惑が気になる」
「人の目が気になる人」
「人の視線が気になる人」
「人の噂が気になる」
「人の評価が気になる」

と言っても過言ではないと思います。

このような日本人の特質からも、
自分に対する周りの他者の見方、
即ち意識・思惑を無意識に
気にするのは当然であるとも思います。

最近はあまり使われなくなった、
「外面(ソトヅラ)と内面(ウチヅラ)」と言う
表現の法も日本人が人の目・思惑
を気にする特質によると考えます。

メラービアンの法則

さて、見た目や他人の目・思惑と言える
第一印象と言うと先ず思い浮かぶ
ことはメラービアンの法則(上図)です。

メラービアン氏は、
第一印象を構成する要素は、
1:見た目55%、
2:声38%、
3:言葉遣い7%
の3つで構成されて夫々の
比率があると説いています、
 
このことは、
言うまでもなく人付き合いで
「見た目」が如何に大きい要素か
を表わしていると思われます。

それは、人との触合いに、
見た目の身嗜みを大切にすることが
好感を与える第一歩であると教えです。

以上のことを踏まえ、
現代の社会生活上の日本人の仕草を顧み、
改めて見直し、考えなければと思うことは、
古昔から、日本人が持つ世界に類を見ない
独自の国民性の特質とも言える、
「見た目と人の視線を気にする」
「他者の心(思惑)を気にし言動する」

こととメラービアンの法則の関係です。
 
上記した日本人の持つ特質から、
私達は単純に他者の見た目が55%
も占めるのだから他者から見られる
自分自身の様々な外面的な要素の向上、
身に着ける物、持ち物などを気にすれば
良いと考えるのは仕方がないと思われます。

このことは世界中から、
日本人は極めてブランド嗜好(への意識)
が強いと言われる所以かも知れません。
 
さて、メラービアン氏の説く見た目の
身嗜みには、「心」と「身体」の二つが
現実としてあると解します。
即ち、身嗜みの「技」にその人の「心」の表れ
詰り「心技一体」=心磨き・技練り・・体等し
ということであると受止めています。
 
一般的に身嗜みには手軽な「見た目」である
身体に関連する様々な要素や物のこと
をとても重視する傾向があると思われます。

身嗜みに最も大切なのは、
その人の心の状態が如実に表れる
ことを自覚認識しておくことです。

心の身嗜みを疎かにしている人は、
どんな素晴らしく高価な物を身に着け、
自らの顔や体が美しくなることにお金を
かけても一時的なものになってしまいがちで、
本当の幸せを手に入れ難くなると体験しました。
 
例えば、
素晴らしい衣服を身に着けていても
靴の手入れが成されてない下着が
汚れているなどと言ったことに、
その人の心のや意識が表れると言うことです。

本来の心の姿(≒本質)を「見た目」だけで
判断することは極力避けた方が賢明です。

顔や身体の美しさ綺麗さだけでは、
 末永い人と繋がりや結び付き繋がり、
 お付合いは成立し得ない
」と言われます。

その様な現実を男女間や水商売の場などで
実際にその現実を見聞きし、体験しました。

職場環境作り


 人との結び付きや繋がりを継続維持させる
ためには男女平等意識と心身の身嗜みが不可欠です。

以前日本で人気のある韓国のグループ
「少女時代」をプロデュースされた方の
インタビューで、
「外面的な顔やスタイル、アクションなど
 何でもお金で解決できるが、
 どんなことがあっても挫けない心の体力、
 一人ひとりの心魅力はそうはいかない。
 だからデビューする前に数年間かけて
 心の力を付け、を磨く訓練をさせる。」
と話されていました。

近年、韓国の芸能人(グループ)に人気が
あるのは、このようなことに起因して
いることに拠るからかも知れません。
 
他国のことでも、
学び見習うべきことは行っていくことも、
今後の復興には必要であると考えます。
私達が復興に向けて大切にしなければ
ならないことは日本人誰もが「心身の身嗜み」
を認識し、現況を見直し、修正すべきこと
は改めることであると受け留めております。
 
報道によると先年の
東日本大震災や原発事故で変わったことは、
「自分の為から、誰かの為に」
 の意識と、
「豊かな当たり前の生活を見直す
 ≒節約の大切さ」
であると見聞きしました。
 
震災後だから出来ることは、
一人ひとりの国民が
「日本国と国民の心のターニングポイント」
を強く認識し、より良い方向付けをし、
力を一つにし努力精進することと考えます。
 
また、メラービアンの法則の
「見た目」を重要視することは接客業、
おもてなしをする様々な業種に於いて
「人(顧客)の目」を意識した身嗜みや
作法として大切にされています。

ところが、サービスの業界では
「見た目」や「人の目」を意識し過ぎる
ばかり外見ばかりを飾ったり、磨いたり、
人の思惑を気にし過ぎる傾向が見られます。
 
例えば、
売上低下や業績が芳しくない場合などに、
働くスタッフの心の育成や意識改革と言った
「心の身嗜み」「心の体力創り」に経費を掛けず、
制服やお店の外見と言った様な見た目だけ
を変えれば良い方向へ向かうと考えている
経営者や運営責任者が多いと思われます。
 
この考え方も、古くから人の目や見た目に
拘って来た日本人の特性に依ると思います。

おもてなしや水商売と言われる仕事を
している方々に多く見られる「見た目」の
エレガントさや素敵さを意識するばかりに、
日本のおもてなしの和の心でもある
自然な立ち振る舞いが成されない場合が
数多く見られるのも「人の目・思惑」
を意識し過ぎる弊害ではないかと考えます。
 
また日本人は、
自分と他者の外見や地位を比較を好み、
上下、優劣のランクを付けたがり、
自分が周囲に比べて、上か下か、と言った
こと比べたがる特性を持っています。
(←比較相対意識)

と同時に、
型や形に当て嵌めて物事を考えたり、
捉えたり、行動したりすることも、
日本人の「人の目」を意識すること
に依るものあると考えられ、結果として
皆がマニュアルに頼り過ぎる傾向があります。

人の目・思惑


この「人の目」とは、
自らの心が身勝手に作り出した(創作)
自分自身の持つ影のようなものであり、
人が自分のことをどう考えているかと
言うより自分が自分自身をどう考え、
意識しているかの方が近いと思います。
 
人は誰でも、他者の自分に対する目や
思惑を無意識に気にして当然です。
「見栄を張ってしまう」のも
「人の思惑が気になり(≒相手)
 嫌われている(のではないか?)」
などと思ってしまうのも、
「少しぐらい気になっても良い平気だと」
と考えた方が賢明ではないかと思います。
 
要は、
「人の目や思惑が気になっても、
 気にし過ぎず苦にしない」
ように意識することをお勧めしましす。
 
また、
人に良く思われたい、悪く思われたくない、
人は人、自分は自分と言うような狭い
考え方(意識)は今迄の人様とのお付合い
や多種多様なビジネスの体験などからも
良い結果は得られないと思います。

何れにしても「人の目」は、
他人の考えではなく自分自身の捉え方、
考え方であると私見ながら思います。

それは、自らの心(自らの心の中)で対処
処理の出来るものではないでしょうか。
 
サービス業界特に水商売では、
自らのモチベーションを高める為に
顧客の目(人の目)を意識した「見た目」
に重きを置く方々が少なくありません。

また一方では、
ホステスさんの自己満足や自分自身の
我欲から「人の目」「見た目」を意識し、
お客様に接待する場合も多く見受けられます。
 
しかし、
お客様と絆や深い繋がりを持つ為の
本当の魅力は本人の心に存在するもの
であることを、今は少なくなってしまった
夜の社交場と言われた東京銀座の会員制
高級クラブでおもてなしをしたり、
接客業務で働いたりしながら得られた
貴重な体験として見聞きし味わいしました。
 
サービス業、
特に水商売やエステ、美容、ホテル旅館では、
お客様をもてなす為に必要とされる
お客様一人ひとりを思い遣る心から
必然的に生まれる「お客様の目」「見た目」
を重視する意識が大切なことだと考えます。
 
今後の日本の復興の為にも、
大震災に見舞われた被災地の方々、
又被災地等で復旧や様々なボランティア
活動をなさる人々の「見た目」「見人の目」
を気にもせずに自らのことは構わず
他者を思い遣る心で懸命に生活し活動する
姿を確りと見ることでサービス業に携わる
多くの人達の心に、愛他・利他の心の
表れでもある「自分の為より、誰かの為に
と言った、サービス業の本質の学びと知恵
得られることを願わずにはいられません。
 

【敬意(リスペクト)と敬意表現】

社会生活は人と人との繋がりと
コミュニケーションによって成り立ち、
私達は、夫々が備え持つ敬意=
リスペクト&その敬意表現によって
様々な人間関係や多種多様な社会生活を
より円滑に楽しく出来る。

コミュニケーションを円滑にする上で、
敬意表現は下図の働きをします。

敬意表現



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