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「強弱」二つの心&内面・外面


誰もが持つ「強弱」二つの心

強い心と脆く弱い心は背中合わせ

二つの心-イメージ図

人は、心身共に進化成長するために
未完成で適度に弱く作られています。

一人の人間が、
人間(自他)の持つ弱さを知ることで、
人としての強さや強さが何であるか
を理解し知ることが出来ます。

その強さは、どのような状況下でも
平らに保て自らの感情・思考・意志
を上手くコントロールする強さです。

自らの弱さを理解し克服するには、
一時的に自分が傷つきます。

人は誰でも、
弱い自分の心を何とかして強くしたい
と望んでいると思われます。 

では、何とか自分を強くしようとしても
中々出来ないのは何故でしょうか❓

そして、強くなりたいと望んでいるのに、
なぜ出来ないのでしょうか?


最大の理由は、
自分が傷つかないで強くしようとするから
ではないかと受止めます

(格好悪い自己開示や辛い思いを避ける)

自分が傷つくことは、
人に知られたくない自分の心を見せたり、
見たくない自分の脆く弱い面を受入れ、
自分の嫌いな面に気づくことと思います。

自分の弱さを素直に認め受容れることは、
自分に自信のない人には難しいようです。
そこに自分の心との闘いが生まれる故。

何故ならば、自分の弱さを認めることで
唯でさえ生きる基盤が弱いのに一時的に
でも自分の生きる基盤が失われる故です。 

体験で自分の弱さを認め受容れることは
一時的に今迄の自分の存在基盤を自らが
否定することになるからです。 

人は他人に否定されるなら意外と耐える
こともできますが自分で自分を否定する
ことは耐えられないことと思います。

故に、己のこの活動に耐えられない人は、
自分の弱さを認め受容れられないのです。 

この様なことの悪循環が自分の心を弱く
してしまうのだと体験しました。 

自信を身に着ける上で自分の弱さを素直
に受容れそれを認めることが不可欠なの
に認めようとせずいつまで経っても弱い
自分から抜け出せなのだと思います。 

人は、失敗や挫折をすると大きくなれる
と言われますが自分が傷つき苦しみ悩み
でこそ、本当に強くなれると思います。 

傷つくということは良し悪しに関わらず、
沢山の経験を重ねるということです。
それが人の「知恵」として身に着きます。

私もそうでしたが、
変なプライドを持ち己が傷つくことが
恥ずかしく恐ろしいから自分の弱さを
どうしても認められませんでした。

素直に受容れ認められないから苦しみ
が続くのではないでしょうか❓ 

自分が強くなりたいと切望しながらも
強くなれないで苦しんでいる人は、
「傷つかないで強くなろうとしては
 いないだろうか」と内観することです。
 
自分が強くなるには一時的にせよ、
今迄の生き方を全否定して絶望の淵に
追いやられることは避けられません。 

その絶望の苦しい体験を乗り越えた人
だけが強い自信を持てると思います。 
耐えがたい絶望を乗り越え克服出来た
から自らの心に自信が付くと思います。

人生で絶望や挫折のなかった人の自信は、
偽りものの場合が多く崩れ易いようです。

周りの人で自信を持って活動している人
に出会うとそう言う経験のある人が多い
と感じます。

自分を精神的に強くするには自らの弱さ
を一度受容れ認めること、即ち自分自身
が一時的にせよ更に傷付きます。 

自分自身を知るということは、
自分が傷つくことと同じことだと思います。 

人間は「自分はどこから来て、どこに行く」
のかと古から言われてきましたが、
「自分はなんのために、
 どこから来て、どこへ行くのか」

を日々見付けながら生きるのが人生です。

人は自分の外面(見た目)や環境をどんな
に変えても真の強い自信は得られません。 

自信をつけるためには自分の心と向合い、
内面(本質)を見つめるしかないのです。 
それを行ってこそ心に生きる安堵感が
得られると思います。

本当に心の強い人、自信を持っている人
はやはり自分の弱さを知り、受容れて、
理解しそれに立ち向かう勇気を備えた
逃げない人ではないかと体験しました。

即ち、自心に嘘をついたり言訳をしたり、
本心に向合わずに背を向けないこと
です。

そして、同時に自分の弱点も認め受入れ、
人に素直に助けて欲しい、と言えること。
これが簡単なようでも言葉にして言えず
行動出来ない人が多いようです。

弱い人ほど他人に助けてと言えないから、
自分の判断でなんでもしてしまう。

逆に、全く自分のマイナス感情を隠し持ち
まるで何もないかのように仮面を被った侭
で本当の姿を隠し人に接する人もいます。

自らの弱さも認め、受容れ、理解し、自分
と向き合い弱い自分と素直に向合い仲良く
して背を向けず逃げたり偽ったりしない人、
そして進んで自己開示できる人、自然体で
感謝が出来る人、他人のことも愛し認める
ことが出来る人、このような人は、本当の
強い心と自信を備え持った人ではないか、
と受止めています。

“強い心” を持つ人

心の基礎

※心の強さは、
 気が狂う位本気で真剣に自分自身と
 本気で向き合った先に生まれる。

1.[ ] 心行一致、実践垂範している
2.[ ] 艱難辛苦を克服でき、忍耐力がある
3.[ ] 苦難や辛さがあっても表に出さず
    笑顔でいられる
4.[ ] 自分の発した言葉に責任を持ち、
   その言葉の重みも自覚している
5.[ ] 喩え、年下の者であっても己の過ちを
         認め、素直に頭を下げられる

6.[ ] 自分の評価は、人任せ。
     自分自身の評価は全くしない
7.[ ] 強靭な意思と強い信念を備えている
8.[ ] 自分の欲や煩悩に左右されない
9.[ ] 自分に厳しく、他人に親切で優しい
10.[ ] 損得意識抜きで人を立てられる
     (損得勘定で動かない)

11.[ ] 過ちを許す寛容寛大さを備えている
12.[ ] 正しい判断は「人として正しいのか?」
           と言うことに照らし合わせ下している
13.[ ] どのような状況下でも冷静沈着に
            対処でき、平常心を保てる
14.[ ] 他人に筋の通らないことをされるのは、
            自分に責任の一端があると認識できる
15.[ ] 己のした過ちは言訳をしないで謝罪する

16.[ ] 感情で人や物を見ない、判断しない
17.[ ] 恩着せがましい言葉使いや態度がない
18.[ ] くよくよ考えず切り替えが早い
19.[ ] 叩かれ潰されても起き上がれる
   (七転び八起き)
20.[ ] やる気、元気、勇気を備えている

自己診断⇒有=〇/無=✖/どちらとも=無記入

自らの弱い心を知り、受容れる!

自分の強い心と弱い心この二つの心を
知り理解することは人としての幸せ、
楽しく心豊かで幸せ人生を送るために
必要な心身の活動です。

以下い、自分の苦い体験や人生上での
失敗を基に記してあります。

“弱く脆い心”と言われる人ー例
※先ず、自分のの器に合った項目を選ぶ。
 [ ]内に不要な項目✖印を付ける。

1.[ ] 愛他心より自己愛が強い
   (強い自己愛)
2.[ ] 言動に裏表がある
   (本当の自分を見せない)
3.[ ] 自分の心に嘘や言い訳をする
   (自己を正当化)
4.[ ] 平気で嘘をつき間違いは言訳をする
    (誠実さ・素直さの欠如)
5.[ ] 自分の満足感を重んじる
   (孤独主義)

6.[ ] 金銭を重視する
  (偏った金銭意識)
7.[ ] 自己中心の不確かな常識で判断する
 (当たり前)
8.[ ] 失敗すると自分勝手に己を慰める
 (自らを慰す)
9.[ ] 出来ないこと失敗は他人のせいにする
 (責任転嫁)
10.[ ] 義や信、礼を軽視する
 (人を大切にしない)

11.[ ] 善悪の判断力に欠ける
 (規則遵守)
12.[ ] 勝ち負けに拘る
 (勝負事が好き)
13.[ ] 動物的な言動をする
 (理に適わない)
14.[ ] 我欲と煩悩に左右され易い
 (自制心欠如)
15.[ ] 広い心で人や物事を見られない
 (寛大)

16.[ ] 目先のことだけ眼中にある
 (先見性)
17.[ ] 感情的で情緒不安定
 (喜怒哀楽)
18.[ ] 心に驕りがある
 (自己満足)
19.[ ] 自分だけの偏ったルールを持つ
 (誤った見識)
20.[ ] 苦言や忠告に腹を立てる
 (自信過剰・自己認識不足)

21.[ ] 人の思惑や目を極端に気にする
 (自信がない)
22.[ ] 自分への他者の心を量りながら会話する
 (損得・計算高い)
23.[ ] 興奮すると目の前や先が見えなくなる
 (冷静さ・自制)
24.[ ] 被ったマイナスや自らが足りないことを、
 環境や人のせいにする(責任転嫁)
25.[ ] 自分のしていることは
 総て正しいと主張する(自己顕示)

26.[ ] 自分の話はするが、
 人の話や意見を聞かない(無受容)
27.[ ] 自分の弱みや欠点をひたすら隠す
 (自己開示しない)
28.[ ] 相手の不安よりも自分の不安を
 真っ先に考える(利己的=自己中)
29.[ ] 自分の都合の悪いことに向き合わず、
 逃げる(御都合主義)
30.[ ] 直ぐに投げやりな態度をする
 (自暴自棄)

31.[ ] リスクは自分で負わず他者に負わす
 (自己保身)
32.[ ] 自分は与えず、他人に求める
 (自利利己)
33.[ ] 自分と本気で向き合えない
 (≒自分を知らない・自省)
34.[ ] 失敗すると落ち込む
 (脆い)
35.[ ] 楽を優先し鍛え楽しまない
 (自己啓蒙)

36.[ ] 謙遜を生きる為の道具として使う
 (驕り)
37.[ ] 自分の利のある人だけ大切にする
 (平らな心)
38.[ ] ネガティブを好む
 (根暗)
39.[ ] ネガティブなことは思考回路から外す
 (臆病)
40.[ ] ポジティブな会話や発想が出来ない
 (利己的)

41.[ ] 己の感性を重んじ、人の話を受入れない
 (自信過剰)
42.[ ] 感謝の言動や態度に欠ける
 (孤独主義)
43.[ ] 人の気持ちは知らぬふりをする(利己主義)
44.[ ] 他者を褒めない(高プライド)
45.[ ] 自分のためだけにお金を使う
 (自利・ケチ)

46.[ ] 他人や自分をもてなすことが出来ない
 (奉仕)
47.[ ] 何かと自分自身に言い訳をする
 (自己認識回避)
48.[ ] 意思や信条を明確にしない
 (無意思表示)
49.[ ] 愛情に偏りのある言動や態度をする
 (貧しい環境)
50.[ ] 刹那に生きる
 (感情が豊か)

自己診断

心の弱さは自分と向き合わず、
背を向けた時に生まれる。

※上記事項は、
人生で触れ合った人から知り得たこと。

内面と外面の同じ人、違う人

内面と外面

前記の心の強弱と類似する内面外面が
あり見た目だけでは判断出来なくなり
現代の生活環境も、リアルな視聴覚や
ビジュアル=(パフォーマンス・所作)が
凄いスビードで変化し広まっています。

同時に人としてのオリジナリティや
独創的な個性も大きく注目されいます。

また、A・I.化が始まり夫々の個性を
生かし、伸ばす基礎なる人間らしさの
様々な活動や日本人らしい人間力に注目
する時期に来ている日本社会環境です。

ここではまず、一人の人間として
大切な表と裏の二つの顔(外面・内面)
について過去の様々な体験で学び知り、
知恵として得たことを書いてみます。

外面(ソトヅラ)を気にする人

表と裏の顔の統一
【外と内の顔と心=内面・外面】

人の性格や能力は見た目=外見と供に
第一印象だけでは決して判り得ません。

人は、多少なり外面と内面が違うのは
は当然のことではないでしょうか。

人との触合いや対人関係においても、
実際に月日をかけて触合い、互いの心
と向き合う体験を重ねてみなくては
その人の本当の姿は解らないのです。

ですから、何にも時実体験しないで、
安易にその人や他人の様々な批判や
評価はすべきではないと思います。

他人との付き合いで何らかの結果が
事実として表われた時は自信と信念
を以って辛いくても表現伝達しましょう。

過去15年間H.P接客マナーは心の礎
書きながら、最初は平身低頭でやり取り
しても自分が必要な物(教材・資料など)
を得たら手の平を返えす態度を取る先生
(指導する立場)の人に多く出会いました。

そのような人と気付いた時いつもその人に
良くも悪しくも同じことをキッと齎される
のではないか?と思いました。

即ち、
因果応報・自業自得であると言うことです。

📖内面・外面テキストダウンロード

素の姿(自然体)に勝る物なし!【表裏一体】

自然体

現代社会は、
他者の目や思惑を気にし過ぎるばかり、
自分の本質を隠し他人に好かれるため、
より多くの人との繋がりを求めるため
などと言った目的でこうすればモテる、
こういった言動・態度が魅力的である、
などのテレビやネット、本などの多種
多様な情報により、自らの心(本質)を
知られたくない(=見せない)ための形
だけのパフ―マンスや態度、コピーの
言葉やその使い方などをそのまま活用
して人との繋がろうとする人々も少し
ずつ増えて来ているようです。

が、しかし、半年一年と月日が経過して、
相手から初めのパフ―マンスと異なった
本性(本質)を知られ、自分から離れられる
ことも多々あると若い頃に体験しました。

人は本質を偽り、どんなに外面ばかりを
着飾っていても、出会った初めは「素敵」
に見え、数ヶ月も経てば、本質を偽った
虚飾や虚像は簡単に露見するものです。
(私は銀座時代100日男😢と言われました)


その結果、大切な人と思われる人を
失うという事例を無数に見てきました。

因みに若い頃の私も、おもてなしや
接客サービスで見せていた心身の顔と
個人の私生活上の顔の差が大きくあり、
大切な友を失ったことが何度かあります。

今日本社会は、己の本質を偽り、
日本人の心と言われる「調和=和の心」
「侘び寂び」「思い遣り」「謙虚な」心を失い、
虚飾や虚像と思われる自分自身のリアル
な外見や表面上の対人テクニックを優先
して身に着けたがる傾向が強くなりつつ
あると感じる心寂しい現代の社会環境です。

口先ではお世辞を言うのに、内心は人を
軽蔑し馬鹿にしていたり、外では道徳の
大切さを話すけれど自分は道徳・倫理の
ルールに従わなかったり=(モラル欠如で)
自分の家は汚いのに、他人の家の汚さに
文句を言ったり他人には優しいのに家族
には威張っている、といったことなど。

こう言ったことを
貴方は実際に言行態度にありませんか❓

人間として外と内の食い違いがあること
事態は当然ですが、それを吟味しない侭、
そのギャップを大きくしてしまうことは
貴方自身の今後のためにならず、決して
良い結果(心の豊かさ)を生みません。

素晴らしい結果成果を出している人たち、
著名な企業経営者ほど
自然体の効果・効用を弁え意識しています。

人が何かの心身の活動をする時に、
【言行不一致】と言われる話す内容と実際
の言行態度が異なる場面も見受けます。

また、
その時の感情やおかけている立場地位、
情報過多により他人を見る時の基準と
自分を見る時の基準が微妙に変化して
しまうことも少なくありません。

個々人の持つ
この心の物差しは人により差異があります。

自らの個性を発信するためにその差異を
逆手に取ることも場合によっては必要な
社会環境になってしまいした。

文章を書く時にも、
思ってもないのに自分が理解認識しない
ことや思いつき相手と繋がる目的で心に
ないことを書いてしまうこともあります。

こう言うことは、デジタルツールを使う
今の社会で注意しておく必要があります。

当然、相手やその時その場所に合せて、
外面を変えないといけない場合もあり
外面を気にしていけないと言えません。

自らの心がその場その時の感情・我欲や
保身などにより、誤解やおかしな暴走を
しないように防ぐためにも、内面と外面
は少なくとも異なると言うことをいつも
心しておいた方が良いと思います。

自らの心に嘘や言訳をせず自然体を意識
して素直に心を開き、肩の力を抜いて、
誰にでも平等に心し、色々な人とお付き
合いするとその結果とし大切な人に該当
する人に必ず廻り合えるものです。

自然体な人

自然体な人

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