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💖こころの文化💖             「唯一無二の日本のおもてなし」(8)

おもてなしの実践-個人の器



🟧もてなす側=主人の「器≒個性」の自覚

 (人間力・能力・スキル=作法・
  会話言語力・表現伝達力・Nippon人力etc.)

もてなす人の器

人の器

一人ひとりの夫々に個性(特質)と
心身の器に大小があります。

個々人の個性、資質に見合った
テクニックや仕草、スキルなどを
シッカリと自覚し理解することが
もてなす上で何よりも大切です。

自分に適切な所作や形は、
三原(原義・原則・原理)の
元に思考し、心と形を学び
知得して身に付くものです。

器≒個性を認識せず
「人形作って魂入れず」
の如く形だけのものは
直ぐに、本人の中身(器)に
合っていないことがバレ、
失望に繋がりその結果、
その人への不信感となり
表面上で、形ばかりの
もてなしになってしまいます。

もてなしの所作に限らず、
己の器に見合わない形だけの
言行態度は身に着けたものは
美しく感じず器と合いません。
即ち自分の能力に見合った
器で客人をもてなすことです。

👫もてなす人や人数

🔳ポイント(もてなす側=主人)

もてなす側としていつも客人
=相手中心に配慮し考え、
言行する「応対心」を備える。
同時に、感情の自制≒正誤、
見返りや私利私欲を持って
接しないように心得ること。

個々人の備え持つ個性(特質)
をおもてなしに最大限に活かす。

一人称思考は避け、多人称を
用いて思考・言行する。

さり気なさ、何気なさの
言行態度でもてなし触合う。
(詫び錆び・慮る)

何のために(=目的意識)
もてなしているのか、
と言う目的意識を備え持つ。

参考)コミュニケーション⇒人称図

人称図

🌈もてなす側について

👤もてなす側の体質⇔
 個人・複数・家族・仲間・施設
 組織(会社)・団体・市町村・地方
 国・選れた人・特定多数・不特定多数
など
 (店・グループ・コミュニティ・
 組織・集合組織・団体・会社全体or一部・部門)

👫もてなす側の実践項目

しつらえの解説(設え)
 以下参照

 ⇒個々人のキャパシティに
 合わせたスキル、情報知識。
 
 ⇒もてなす側に見合った
 選択が必要とされる項目。

客人(=お客様・相手)の目的、
現況やその時の心の位置に
合わせて「モノ」の提供と
思いやりの「コト」=体験
=(目配り、気配り、心配り)の
気遣い・心遣いは必須です。

※滞在時、客人についての
 各種報告・連絡・気付きの
 伝達は心のこもったおもてなし
 に必要不可欠なことです。
 
(情報の共有含)

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