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『お蔭様』のひと言に心の温もりを

感謝を表すお陰様のひと言に心を込める

この「お陰様」は、
恩恵や感謝の表現として用いられます。
私見ながら、
この「陰=カゲ」は、
幽霊に存在しないもので、
命と心のある人間の陰である、
と解します。

そしてそれは、
恩恵や恩赦、感謝の心を表す
相手の陰を指す、と意識して
話し伝えるように心掛けています。

そうすることで、
心を表し伝えるひとの温もりの言葉として
こちらの気持ちがより一層生かされます。

何気ないこのようなひと言の活かし方に
心することは円滑なコミュニケーション
人間関係構築にとても大事なことです。

因みに、
「お陰様」📚辞典検索すると
以下ように記されています。

お陰様は、
 他人から受ける利益や恩恵を意味する
 「お陰」に「様」を付け、丁寧にした言葉である。

 古くから「陰」は神仏などの偉大なものの陰で、
 その庇護(ヒゴ)を受ける意味として使われる
 神仏の加護、また人からの恩恵に感謝する言葉。
 より一般的には、相手の親切に感謝する挨拶語。

※「陰」と「蔭」は同意語。

「感謝の心」を育む心身の活動

感謝の言葉「ありがとう」
「お蔭様で」は素晴らし言葉です。

感謝の言葉の語彙を確り理解し、
あなたの感謝の心を確り伝えましょう!

まことの心は、本当のこと。
嘘・偽りのないこと。
誠実で偽りのない心。
素直で真面目な心真情・真実性。

象徴天皇の御心、直き心は、
「徳」と「聴」の文字の心を表します。

心の伴わない口先だけで
「感謝しています。」
「ありがとうございます。」
「お陰さま。」
「とても嬉しい。」
などと言っていても、
実際の行動は、其の場凌ぎの言葉として使う、
連絡しても返事がない(mailでK.Sする)、
自分の発した言葉に責任を持たない、
自分の意思を曖昧にする、
苦言を批判と取り違える、
保身を優先する言動、
約束は相手を選ぶ、
などと言ったことを、
自分のその時の感情や事情を優先し
疎かにする人が増えつつあると感じます。

有難い」即ち「有ることが難しい
という原義を持つ感謝の表現伝達は、
言葉で
「有難い」「ありがとう」「お陰様で」
と言葉で言う以外に利己的な感情を
自制コントロールし、感謝の心を物や
形、態度で表すこともとても大事です。

その一つは、「義と礼」を、
心身を以って態度や活動で伝えます。

その具体的なことは、
報徳・信認認証・答える(応える)・
返事する・恩に感じる(報恩)
連絡・報告・素直・さり気ない心遣い
(気配り・気遣い・心配り)・お世話
思いやり・誠実さ・優しさ・受容
などと言った心身の活動に表すことです。

この活動に欠かせないのが次の語です。

道理=物事のそうあるべき道筋
筋道=物事がそうなっているわけ。
   物事の条理。道理。
   物事を行うときの正しい順序。
=人間として踏み行うべき道筋。
=物事の筋道。条理。道理。わけ。理由
=自らが正しいと信じる人間の
  精神の指標を指す。
  その人の判断基準。

この中でも「筋を通す」ということは、
誰からも受け入れても貰えず孤立しようが
他者からどのように評価・批難されようが
自らが正しいと思う、志・信念・信条を
一貫して通し抜く事である思います。

どんなに素晴らしいスキルやテクニック
を持っていても、この心の礎となる道理や
筋道と言った「義」と「礼」が確り身に
付いていなくては、有難い・お蔭様で
と言う感謝の心は上辺だけしか伝わりません。

突き詰めて言えば、まことの感謝の心は、
相手を「思い遣る心」で生かされる思います。

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