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【経絡治療からみた傷寒論②】平脉法第二

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『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』から 『平脉法第二』をまとめました。
『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。 その理論の中核をなすのは、「三陽三陰」… もっと詳しく
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2018年3月の記事一覧

平脉法第二 03

初持脈.来疾去遅.此出疾入遅.名曰内虚外実也. 初持脈.来遅去疾.此出遅入疾.名曰内実外虚也. 〈ポイント〉・脈の去来で虚実を知る

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平脉法第二 04

問曰.上工望而知之.中工問而知之.下工脈而知之.願聞其説. 師曰.病家人請云.病人苦発熱.身体疼.病人自臥. 師到診其脈.沈而遅者.知其差也. 何以知之. 表有病者.脈当浮大.今脈反沈遅.故知癒也. 〈ポイント〉・脈によって、病気の現状・予後を知る

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平脉法第二 05

仮令病人云腹内卒痛.病人自坐. 師到脈之.浮而大者.知其差也.何以知之. 若裏有病者.脈当沈而細.今脈浮大.故知癒也. 〈ポイント〉・脈と病証を照らし合わせることによって、病の状態・予後を知る。

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平脉法第二 06

師曰.病家人来請云.病人発熱煩極. 明日師到.病人向壁臥.此熱已去也. 設令脈不和.虚言已癒. 〈ポイント〉・四診の一致

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