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【思考編-第37回】一過的なモノの価値観から、生涯管理の評価へ…

ここ数十年間、私たちは豊かな生活を目指し、そして実現してきました。それはモノだけではなく、ITの進化による通信や情報の領域にまでおよんでいます。
しかし、それは同時に「また買えばいいや…!どうせすぐに新しいのが出るから…、スマホで調べればすぐわかるから…」というその場だけの使い捨て文化の生活習慣に慣れてしまった結果でもあります。

CO2問題、原発の将来処理、エネルギー問題など、同じ事は社会でも起こり、消費型(瞬間判断型)の文化は色々な将来の課題も作り出しました。
それらは全て、ある意味「豊かさが作り出した一過的な価値観」に溺れてしまった結果では無いでしょうか…?

一方で見方を変えると、モノの無かった時代は「モノを大切に何時までも、更に色々なモノに変えて繰り返し使う再利用」循環型の価値観で生活や社会は成り立っていました。江戸時代は「ゴミまでもが再利用された、完全な再生型社会」でした。人々の知恵がモノの無さを上回っていたのです。

豊かな社会は、消費が主体の一過的な価値観に覆われ、それと同時に人の思考も「目先の決め事や、与えられたもの 、今あるモノへの反応」が当たり前になり、本当の事も視えなくなっていきます。今やSNSに流れる情報のように「嘘か、本当か」こんな見境もつかなくなっている例もあります。

今回は、「一過的な価値 VS 生涯管理価値 や 常識&当たり前 VS 事実&本質」について、身近な話題をテーマにしてケーススタディしました。

このような類似の例は、ビジネスや日常の中で身近に起こっている事だと思います。皆さんも色々な例題のケーススタディをしてみてください。
きっと、何かの場面で役に立つと思います。

こから先は、動画で詳しく解説します。

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