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【新潟・佐渡島グルメ旅行:2日目】トキ見て、梨食べて、サウナって

こんにちはプロレタリア東京です。
新潟・佐渡島グルメ旅2日目の模様をお届けします。
この日は新潟から佐渡島に渡りました。

新潟市内~フェリー発着場

万代橋:空が印象的で撮影しました

昨日の快活クラブはナイトパック宿泊予定でしたので、朝5時頃起きて快活を出ました。外はしとしと雨が降っており、寒くはないが不快な感じでした。快活クラブから佐渡汽船ターミナルまでは4kmほどだったので歩いていくことにしました。

佐渡汽船ターミナルで食べた月見そば

佐渡汽船ターミナルは5時ごろから空いているので、前日に漫画喫茶を早朝に出ないといけないことになっても、待合室で待てます。ありがたい。

ジェットフォイル

ジェットフォイルの航行の仕組みは本当に興奮します。初めて乗ったのは香港→マカオ便でした。船自体が浮いて航行する姿は最高にカッコいい。

佐渡島到着

佐渡島のマスコットキャラクター「さどっきー」
佐渡のトイレに貼ってあった張り紙「じんのびしていけや~('Д')」

駅前のニコニコレンタカーで車を借りてレッツ佐渡島探索!!!
車は少しボロかったですが、おじちゃんの愛想もよく、時間変更も柔軟に対応して頂けました。格安でとてもおススメです!

特に一人旅ではレンタカーを割り勘できない問題がありますので、安くて助かりました。1泊2日で7,000円程(ガソリン別)だったと思います。

トキの森公園

ジュラシックパーク級の大きな檻の中にトキの家族が住んでいました。かわいい。

両津港から車で10分程度走らせ、トキの森公園に到着。何気に生のトキをみたことがなかったのでとても楽しみでした。

トキの歴史、なぜ国内のトキが絶滅してしまたのか、現在はどのように個体数を増加させているのかを学ぶことができました。特に、トキふれあいプラザでは、案内のおばちゃんにマンツーマンで30分ほど佐渡島のトキの現状について教えていただきました。ありがとうおばちゃん。

現在、順調に個体数は増加しているようで、この施設から自然に放たれた(野生の?)トキも運が良ければ道中で出会えるそうです。そして現在は施設外で繁殖したトキの個体数も増えているようで、安定とは言えないですが、定着傾向にあるとのことでした。次また佐渡島に旅行することがあれば、野生のトキに会ってみたいです。

また、トキにも見ごろのシーズンがあるようで、この真冬の時期は一番の見ごろの時期のようです(旅行者は圧倒的に少ない時期ですが)。夏になるとトキは首の分泌腺から黒い油を出して繁殖活動を行うようで、全体的に黒ずんだ色になってしまうようです。真っ白のトキが見たい方はぜひ真冬の佐渡島に!トキ薀蓄がすごい。

長三郎寿司(ブリカツ丼)

旨味がすごいこの時期の寒ブリ

トキの森で楽しみすぎてお腹がすいたので、車を10分程度走らせて長三郎寿司へ。食べるのは佐渡島名物のブリカツ丼。1日目に食べたたれカツ丼に負けず劣らず超絶美味でした!

なんといっても、この時期の寒ブリは脂のノリと旨味が全然違います!サックサクの衣に包まれたジュワアチアチでジューシーなブリの身がとても美味しかったです。かなり大ぶりな身がのっていたので食べられるか心配でしたがペロリでした。次に佐渡島来た時も必ず食べたいという程好みでした。

佐渡島海岸沿いドライブ

夏はここで佐渡島名物の桶船に乗れます。仁淀ブルーとはまた違う綺麗な青緑色でした。
ザ・日本海の光景。このあとクソでか大波に襲われそうになります。
モアイ像が横を向いているような人面岩。3分くらいどこが人面か分かりませんでした。
道中にあった青果直売所。幻の洋ナシ、ルレクチェがこれでもかという程売っていました。ホステルで食べるように1つ買ったのですが、おまけで、冷凍したおけさ柿を2つも頂きました。

観光スポット(佐渡歴史伝説館・ゴールドパーク)

かなり歴史を感じる入口
ロボット解説。これが不気味でかなり怖い。

この旅の裏のMVPと言っても過言ではない佐渡歴史伝説館。お化け屋敷なのではないかという程館内が暗く、不気味なロボットが佐渡の歴史について教えてくれます。団体や他のお客さんもいればとても楽しく学べると思うのですが、如何せん真冬の佐渡、観光客は私しかおりませんでした(´;ω;`)

一人でビクビクしながら説明を聞いておりましたが、島流しの歴史や、能が根付いた背景など、分かりやすく佐渡について知ることができました。なぜかお土産でおせんべいを頂き、それも美味しく頂きました。

砂金、想像以上にたくさん撮れました。

佐渡ゴールドパークでも観光客は私一人。砂金取り体験のお姉さんにマンツーマンで砂金取りを教えて頂き、信じられないほど多くの砂金をとることができました。砂金取りはとても腰が疲れましたが、慣れてくると時給1000円くらいは稼げるのではというほどザクザク採れるので、お勧めです。

回転寿司 佐渡弁慶

佐渡には旨い寿司がある
鱈腹お寿司食べました、正直言って無限です。

佐渡に来たならば、食べずにはいられない回転寿司弁慶。

新潟旅行1日目は2万円もする高級寿司を食べましたが、この日は回転寿司でリーズナブルに美味しいお寿司を食べました。

こんな回転寿司の悦びを知ってしまったら、もう東京でお寿司は食べられないという程ネタが美味しく、特にノドグロと甘えびマグロ、イクラは、都内の回らないお寿司と引けを取らない美味しさでした。

佐渡では一番栄えている真野エリアにあるので、そこらへんに宿をとっている人は歩いてこれますので是非。運転を気にせず飲みまくれます!

Hostel(Perch)とサウナ

Perchの入り口。駐車スペースもあり、レンタカーで直接来れます。
共有スペースに暖炉があり、ゆったりコーヒーを飲んで落ち着くことができました。
クラフトジンが沢山。barとしても使えます。

佐渡島では2泊したのですが、2泊ともHostel Perchにお世話になりました。1泊3,500円で本当に充実した時間を過ごさせて頂きました。寝室その他はいたって普通ですが、素泊まりには十分で、何より暖炉で地元の人と話しながら待ったりする時間が最高でした。

最強火力120℃、ロウリュウ有の最高サウナ。都内ではまず味わえない薪サウナです!
真冬の日本海側のキンキンに冷えた水風呂。体感ですが温度はシングルでした。佐渡島名物の桶型なのもまたご当地感があってよいです。
星を見ながら整うことができます。左に写っている青色のものはサウナポンチョです。右下に写っている黄色いタンクはハーブティになります。

このサウナに入るために佐渡島に来る価値があると言っても過言ではありません。それほど最高のサウナ施設でした。

先ず、サウナから。薪ストーブのサウナというだけで最高です。都内ではなかなか味わえません。池袋かるまるぐらいでしょう。サ室内は110度程度に保たれ、湿度も十分なので尋常じゃないほど汗をかけます。セルフロウリュウもできるのですが、ロウリュウせずとも非常に暑いです。担当のお姉さんが薪をジャンジャン足してくれるので、温度が下がらず最高でした。毎日入りたい

次に水風呂。12月後半の日本海側の水温は尋常じゃなく冷たいです、そしてお水が柔らかい。掛水の時点で心臓が止まりそうになります。サ室でアチアチになった体を、グルシンの水風呂で冷ませる快感。筆舌に尽くしがたい。バイブラなしなので、羽衣形成すればいくらでも入っていられます。これももまた、都内ではなかなか味わえない最高の水風呂でした。

最後に、外気欲スペース。バスタオルで水気を拭き取り、サウナポンチョを着て横になります。上を見上げると満天の星空。リクライニングチェアに全体重をゆだねて、目をつぶれば世界が回るような整いが得られます。都内のように周りのガヤガヤもなく、自分が音を立てなければ無音です。これ以上の贅沢を私は知りません。最高の外気欲でした。

サ室・水風呂・外気欲、すべてが120点。総合して2万点くらいの最高のサウナ体験でした。このサウナに入るためだけに佐渡島に来る価値があります。ミシュランでいえば三ツ星です。佐渡島に来た際にはぜひPerchへ!!!

1日の終わりにル・レクチェ

梶井基次郎みがあります。
初めてのわりに上手に剥けた
直売所のおばちゃんに貰った柿と、ジン

Hostelなので調理場もあり、自分でルレクチェを剝くことができます。

実食・・・。これは香水。香りの塊。こんな芳醇な香りがする自然の食べ物があるのかと感動しました。お花を丸ごと食べているような感覚でした。ルレクチェの旬は11月下旬~12月中旬、本当にこの幻の洋ナシを食べるためだけに来たといっても過言ではありません。そして、朝採れの梨をその日のうちに食べられる贅沢、何事にも代えがたく幸せでした。

包丁がスッと入るほど柔らかいのですが、身はズッシリ濃厚、果汁がジュバジュバ出てきます。佐渡の金は、ルレクチェのことを指しているのかと、本当に思ってしまう程の質量で、今後の人生で忘れられない経験になりました。

2日目の終わり

新潟旅行2日目の佐渡島編、いかがだったでしょうか。今回は画像多めにしてみました。冬の佐渡は観光客がほとんどおらず、どの観光施設も独り占めできます(良くも悪くも笑)。そしてルレクチェの旬を味わうことができます。また、冬の日本海の魚は最高です。本当に来てよかった。

次の記事は新潟旅行3日目(佐渡島2日目)。ついに佐渡金山に入山です!そして、これまた幻の佐渡牛を堪能し、そのあとは高級フレンチで感動するほどおいしいディナーコース。次回もぜひ、お楽しみに!!!

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