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優しいスピッツ a secret session in Obihiroを見て来た。

とりあえず、ぼくはスピッツファンである。
デビュー当初から知っているし、色々聞いては来ている。そして「優しいあの子」以降は、ヘビロテ。1日1回はアルバム「見っけ」を聞いているし。他のアルバムも含め、とにかく散歩する時はスピッツ❗️
しかしながら、昨日たまたま映画館のサイトを覗いて、「優しいスピッツ」を発見‼️知らなかった。普段テレビも動画も映画も見ないもので。
スピッツのファンクラブには入っていないから、知る手段がない。ネットニュースにでも出て来ていたら、知ることも出来たのかもしれない。
ラッキーなことに、スピッツの期間限定映画(映像というよりひとつの物語空間が形作られ、「映画」と呼ぶのが相応しい。監督は松居大悟さん)を見られる❗️
しかも今日が千穐楽❗️
何とか時間をやりくりして見て来た。
運悪くまだライブに行ったことはなく(地元以外全国追っかけをする程時間も金もない)、次にライブ行ける時のバーチャル体験と思って見に行ったところ、もう異次元だった。

もう、スピッツったら、エモいしかいいひんやんか❗️って感じで鳥肌が立った。
「つぐみ」で始まり、「優しいあの子」、「雪風」が入って、「運命の人」で終わるのだが、セットリストにもの凄くこだわっている。1曲1曲が主役であり、ストーリーとして出来上がっている。マサムネさんのマイクとの距離が絶妙で、あの空間が彼の持ち味なのかなと感じる。ライブではなく、映画なのだから細部まで観察出来るし、映画館だから音も良い。
演奏会場が国の重要文化財というのだから、凄い。使用許可を得るのも簡単ではなかったのでは?双葉幼稚園の築約100年の建物、帯広の巡礼地(というか聖地)になるだろう。多分一般公開している場所だろうから。

映画で建物の外が段々暗くなって行き、照明やカットに、バリエーションがつき始めると気になるのが終わり方。最後の曲でパタリ終わりなのかとかあと何曲残っているのかといった爺さんみたいな感覚が頭をよぎり始める。でも、そう思い始めてから、まだしっかりと続いた。そして「運命の人」が映し出され、曲の感じを聞いていたら、ああこれで終わるなと自然に感じられ、良いセットだったなと思った。メンバー全員持ち場から離れて、爽やかに終わりかと思ったのだが、続いてメイキングと特別アフタートークがあり盛り上がった。あの監督で良かったなと思う。やはり、こういうのを撮るのは、スピッツファンであることは必須条件だから。

映画のサブタイトル、a secret session in Obihiro 、Obihiroの前にat ではなくinがつけられているところが、帯広は一つの町をさしている訳ではなく、一つの世界なんだなと感じさせてくれる。

ひみつのコンサートに行った気分だな❗️

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