悠太郎

主な関心は、フランス文学、トランスレーション・スタディーズ、アダプテーション、海外漫画…

悠太郎

主な関心は、フランス文学、トランスレーション・スタディーズ、アダプテーション、海外漫画、古典芸能鑑賞、鉄道旅行。 放送大学(人間と文化2018年3月卒業、心理と教育2022年3月卒業、現在情報コース在学中)、卒業研究。 放送大学では、宮下志朗先生、野崎歓先生に師事。

最近の記事

コリッコ

近所(自宅から最も近いコンビニの斜向かい)に4/13にオープンした群馬産野菜・フルーツの産地直送のお店、ラ・コリッコさん(店員さんはコリッコと言っています)。板橋区成増四丁目にあります。ちっちゃなお店です。 オープン以来売り上げNo.1のフルーツトマト、ブリックスナイン、糖度9度以上で、ぼくが持っていたフルーツトマトの概念を越えた美味しさ、甘さ。もうこれはトマトの範疇にはいない。 何回も買いに行っているけれど、今までは、普通のビニールに入れてくれていました。今日は専用のパ

    • 紫式部に会いに石山寺へ

      NHK大河ドラマ「光る君へ」を興味深く見ています。 先日、石山寺(いしやまでら)に行って来ました。 紫式部が『源氏物語』の執筆を閃いた場所とされています。本堂には筆を執る紫式部の像がありました。 参道には、花山法皇の名が刻まれた灯籠もありました。 大河ドラマ館をゆっくり見て、境内もしっかりと周って2時間くらいでした。 お土産に『絵本 源氏物語 石山版』、1600円を買って帰りました。簡単に『源氏物語』全帖をおさらいするのに便利です。もちろん現代語です。 石山寺へは

      • 鈴木信太郎記念館友の会ボランティアスタッフになりました

        今日から豊島区にあるフランス文学者鈴木信太郎の記念館のボランティアスタッフとなりました。 今まで1人で事務局を回されてきた方が同志を募っていたので、応募したのです。スタッフになった皆さまと歩調を合わせて、少しずつ企画を進めて行けると良いと思います。 鈴木信太郎記念館友の会について 1.趣旨 (1)フランス文学の発祥の地である鈴木信太郎記念館に因んだフランス文学・フランス文化の普及を目指した会(任意団体、2019年6月発足) (2)フランス文学・文化、鈴木信太郎、文化財と

        • 奈良にて

          2024/02/11(日)は、奈良日仏協会総会出席のため奈良に行って来ました。総会の後は、4年ぶりの会食会です。 奈良日仏協会会長の三野博司先生(カミュの専門家、奈良女子大学名誉教授、放送大学奈良学習センター前所長)はお元気でした。今も奈良学習センターのサークルのお世話をされているそうです。映画のサークルです。次回活動日が13日(火)午後とのことで、ぼくはまだ奈良にいる日なので参加させて頂きます。 そして、今日は宿で自転車を借りて広大な平城宮跡を一巡りしました。朝8時半に

        コリッコ

          インドスパイスの魅力について

          先日、ANAの講座で、インドの世界遺産とインドスパイスのお話しを聞いて来ました。二人の現役CAによる講義です。 ぼくは、世界遺産検定2級は持っていて、世界遺産に関する知識はより多く知りたいので、その願望はある程度満たされました。 かたやインドスパイスについては、漠然とした興味は持っていましたが、実際の行動は起こしていませんでした。今回の講師(世界遺産とは別の講師)は、インドスパイスについては10年以上学んで来てはいるものの、人前で話すのは初めてとのことでした。それでも、沢山の

          インドスパイスの魅力について

          キュビスムの革命性

          国立西洋美術館の「パリポンピドゥセンター キュビスム美の革命展」に行って来た。 元々会期ギリギリで行くつもりであった。 そのため、小野正嗣の日曜美術館を見てからの訪問となった。 キュビスムの何が革命的なのか。 それはアダプテーションを止めたことである。 模倣(イミテーション)をしないということ。 過去の絵画世界からの断絶。 過去の絵画を如何なる意味でも解釈しないこと。 世の中は、凡そ模倣から出来ている。 池澤夏樹によれば、「創作は、常に先行するあまたの作品の上に成立するも

          キュビスムの革命性

          体重の記録を取っておいて良かったこと

          めまいに悩まされ、それがどうやら低血圧のせいではないかということで、上腕式血圧計を購入した23/10/19日以来、毎朝起きて直ぐに体重、体脂肪、血圧を測り記録を取っています。体重は、朝イチが1番軽いそうです。10/19以前は体重測定の時間はまちまちでした。 それでも1年で10kg体重が減っているので、かかりつけ医から内視鏡検査を勧められたのです。8月に胃内視鏡、12月に大腸内視鏡を受けたのです。 胃内視鏡の結果は胃酸過多とのことでしたが、大腸内視鏡では、大きなポリープが見

          体重の記録を取っておいて良かったこと

          歴史能力検定〜自分は本当は歴史が好きだったことに気付く

          【ただの自分語りです】 2022年頃「歴史能力検定」という検定があるのに気づきました。でも特には調べていませんでした。 昨年末他の本を買いに行ったのですが、同じ階に「歴史能力検定全級問題集」が置いてあるのを知っていたので、序でに買って帰りました。 今日、時間があったので、ページを開いてみました。全ての級が載っている問題集で、自分の今のレベルが分かります。また、問題自体が文書として読める程面白いです。 1級はかなりレベル高いです。 実際に受験するとしたら1級のみですね。他

          歴史能力検定〜自分は本当は歴史が好きだったことに気付く

          手書き日記をつけます

          先日、地元の図書館で、余り興味のない分野のコーナーを眺めていたら、『わたしのノートの使い方』KADOKWA、2020という本を見つけたので、借りてきました。 ひとの日記をこっそり覗いてみるのもワクワクしますね。 ということで、女子力の高い日記を付けることにしました。内容は、多分ど〜でもよいくっだらないことになるでしょうが、未来の自分が見たら興味深いでしょう。 皆さまの日記例をパラパラめくっていたら、見てかなりの確率で、多くの人がノートに写真を貼っていました。普通の雑誌の

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          放送大学ライブweb授業

          【ライブweb授業】 ライブweb授業って、ご存知ですか? ぼくは、この夏まで知りませんでした。 この土日で初めて受講しました。 2021年2学期から始まったようです。 面接授業で「本部」で検索すると出て来ます。 同時双方向web授業で、自宅で受講します。 講師が講義をし、チャットで随時質問出来ます。 また、講師が学生に対しその場で何らかのアクションを起こし、それに学生が反応できるという便利なシステムです。 ぼくは、「フランス語読解入門」(どこが入門やねん、という高レベ

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          自炊からはじまる「ケア」の話

          こんばんは、ジュンク堂書店池袋本店でのトークイベント『自分のために料理を作る』出版記念に行ってきました。 ジュンク堂書店のトークイベントの現地参加は会場のキャパが小さいので、行きたいと思った瞬間にポチらないと、「オンライン参加」しか選択肢がなくなっているケースが多いです。 こんばんの主役山口祐加さんは、お名前を存じ上げなかったのですが、自炊からはじまる「ケア」というタイトルに惹きつけられたのでした。永井玲衣さんは、何回かトークや講演会に行っていてご著書も持っているので、存じ

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          日本の学生によるゴンクール賞私記

          2021年度から立教大学の澤田直教授主導のもと始まった「日本の学生によるゴンクール賞」。 今年で3回目になりますが、今年も始まりました。 ゴンクール賞とは、フランス語で書かれた文芸作品で最も優れた作品に送られるフランスで最も権威のある賞のうちの一つです。日本の文学賞のように主に新人に送られるものでも、芥川賞や直木賞のように分野に分かれたものでもありません。 ゴンクール賞は、本賞の他、高校生によるゴンクール賞、各国の学生によるゴンクール賞があります。ゴンクール委員会は、日本

          日本の学生によるゴンクール賞私記

          本は友だち

          他者は完全にわかる存在でもまったくわからない存在でもなく、その合間を揺れ動く不確実な存在です。そして、そうした他者とつきあっていくのは苦痛や孤独を伴う営みです。しかしそれが、人が生きるということで、究極的にはわかりあえない他者に対して、絶えずアプローチしていく。そこに価値があるというか、人生があるんです。 と思うと他者と積極的に対話したくなって来ます。ぼくは結婚したことがなく家族がいないから、実感出来ないけどその最大の他者が家族なんだろうな、と思います。 次に親しい友人。

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          カレンデュラ・オイルを作る

          今年、アーモンドシードオイルをベースにカレンデュラを作ろうと思って、MUJIに行って来ました。 このオイル、もう商品として出来上がっていて、カレンデュラ・オイルにする隙は、着色(カレンデュラ成分もしっかり出ます)しかないといった感じです。 また、化粧品用オリーブオイルは、値段高すぎ。 なので、今年サンフラワーオイルを使うことにします。 で、MUJIに行ったので、散財しました。 パーカー、スウェット、両面起毛シャツ等を買い込みました。 帰り際にロクシタンがあったので、立

          カレンデュラ・オイルを作る

          『文学キョーダイ』

          10/8(日)、高田馬場芳林堂書店であった名倉有里さんと逢坂冬馬さんの姉弟の対談『文学キョーダイ』発刊記念対談会という面白いイベントに行って来ました。弟さんの方は、話題になった『同志少女よ敵を撃て』で知っていましたが、お姉さんの方は野崎歓先生との対談で知りました。ロシアのゴーリキー文学大学を日本人で初めて卒業し、翻訳やロシア情勢などロシアと名のつくものなら、かなりの確率で関わっている方です。 野崎歓先生との対談でかなり聞けたし(質問しまくったので)、2冊の著書も読んだので、か

          『文学キョーダイ』

          東京日仏学院の読書会

          今日10/1(日)、東京日仏学院で、翻訳家の河野万里子さんをMCとした読書会がありました。第2回目との事です。第1回目の開催は気付きませんでした。仏文学徒ではありますが、日仏学院では勉強していないので。勿論要チェック機関ではあります。 課題図書は、彼女が訳された、コレット『シェリ』、『青い麦』、サガン『悲しみよこんにちは』、『打ちのめされた心は』でした。今回初めての参加なので、勝手は分かっていなかったのですが、物理的時間は限られていたので、全部は読めていません。結局コレット

          東京日仏学院の読書会