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目標達成の秘訣:自走できる人とできない人の違い

自走できる人と自走できない人の違いを考えてみます。

自走できる人とは、自分の意思で進んで物事を進める人のことを指しています。外部の動力に頼ることなく進めるという意味です。

一方、自走できない人とは、その逆の意味で使っています。他人任せで受動的な人を指しています。

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私は、自己啓発のコミュニティーに属しておりました。ファシリテーターである主宰者のもとに、自らの意思で申し込んだコミュニティーです。

この所属していた2年間に、利害関係のないメンバーに出会うことができました。自らを変革させようと意識の高い、積極的な30名以上のビジネスパーソンです。

全員が責任を持ってより良い仕事や、より良い人生を模索するために、自分の意思で決定して入会しております。

つまり、全員が自走しているメンバーってことです。

あるメンバーの方と話している時、
「目標達成ができる人とできない人に差があるよね?」
と問いかけられました。

「自走力に差が出ている気がします」
と質問した彼女を話してくれました。

メンバーは、全員、自走力があるからこそ、積極的にこの会に入会してきた人ばかりです。自走できない人は存在してないわけですが、自走力には差がある事は私も感じていました。

自走できない人はいないのですが、比較対象として、自走できる人と自走できない人の違いとして図表にまとめて論じてみたいと思います。

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自走できる人と自走できない人の違い1

まこ作成:
自走できる人と自走できない人の違い1


1番大きなポイントは、能動的か受動的か。
この違いが1番大きいです。
考え抜く力や、論理力にもつながっている基礎力は、能動的である事が必須です。

行動を起こさないと成果が出ない事は当然ですが、その行動力が能動的な人と受動的な人で決定的な差がついています。

自らの意思で行動することと、他者に言われてやらされていることでは、行動の質が違うのは当然です。

行動にまつわるスピードも、質も、責任感も、すべては能動的かどうかだけで自走できているかできてないかが判断がつきます。

自己啓発を語る上で欠かせない単語としてはコンフォートゾーンが挙げられます。

自分の居心地の良い領域で、コントロールの利くコンフォートゾーンの中にずっとといる状態では、成長は望めません。小さな目標を立てることで、コンフォートゾーンの外に飛び出し、恐れを克服し、成長する領域に進んでいける行動をするのは、やはり能動的な自走できる人に限られるます。

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自走できる人と自走できない人の違い2

まこ作成:
自走できる人と自走できない人の違い2


コーチングの重要性

メンバーの中には、コーチングスキルを身に付けて、コーチングの資格取得に励んでいるメンバーも多いです。

私も、会社員時代では、プロジェクト推進に関わるアドバイス業務や、他部署の社員をメンター・メンティーの関係で、キャリア育成に携わりました。また、コーチングスキルを駆使した面談で、自己成長、自己変革を促し、ゴールまで並走してサポートする業務の経験があります。

特にコーチングにおいては、自走できている社員かどうかが全てです。自走できない社員に関しては、アドバイスやティーチングといったスキルに変更して面談をします。

コーチング自体は目標に向かって、自ら動き出している人が対象です。効果的に、効果的に、さらに高い目標に、達成スピードを速くするための並走者であると理解しているからです。

自走できる人は、セルフコーチングができることも大きな特徴です。セルフコーチングできるからこそ、自分への効果的な質問を投げかけ、その対策を実行するサイクルを回すことができているのでしょう。

自走できない人は、現状を把握した上で、カウンセリングといったスタイルを受けて、マイナスの状態から、まずはゼロにもっていく作業をしてから、コーチングを受ける方が効果的です。

自ら目標を設定できない人には、コーチングを受けるのは避けたほうがよろしいかと感じています。


情報習得と情報活用に関して

私が所属していたコミュニティーは、手段として本を早く読むことが基礎になっています。フォトリーディングスキルを習得したメンバーなので、自分の欲しい情報を短時間で取得することができるんです。

これが、インプットスキルです。

このインプットスキルには、アウトプットすることが明確にイメージできているからこそ、インプットが短時間で効率的にできます。

自走できる人は、自らの決めた必要な情報を積極的に取りに行きます。本に限らず、インターネットや、ありとあらゆる情報にアンテナを張ります。だからこそ、行動の質が上がり、行動のスピードが早いのです。


一方、自走できない人は、情報収集しただけで、満足してしまう傾向にあります。気の利いたアドバイスや講演会等のレクチャーで、とても大きな気づきがあった場合、その気づきだけで満足してしまいがちです。

「すごいヒントになりました」
「気づきが多くて参考になりました」
と、コメントをしがちな感動度の高い人ほど、行動までの道のりが遠いような気がしています。

また、フォトリーダーとしてのスキルを持ち合わせているメンバーは1,000冊ほどの書籍を頭に入れています。既に知らない情報はほとんどない状態までインプットは終了しているはずです。

他メンバーに報告する時、インプットに偏った感動情報を共有している人と、得た情報から自分がどのように行動したのか結果を報告する人と、冒頭でお話しした ”自走力” に差が出ているのは、この部分です。


INPUT:OUTPUT比を、
自走できる人  50:50
自走できない人  90:10
と書きましたが、あくまでも比率ですよ。

INPUT:OUTPUT比のイメージ
比率と絶対値は違うんだよ


絶対的な量は、自走できない人の90よりも、自走できる人の50の方が多いのは明らかです。


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自走できる人と自走できない人の違い3

まこ作成:
自走できる人と自走できない人の違い3


会社員を長くしていましたので、目標設定、進捗確認、目標達成の有無は必ず頻繁に行われる面談です。

自走できない人もたくさんいますので、そんな人たちには上司の職権で
無理矢理目標設定をして、
無理矢理進捗確認をして、
無理矢理目標達成をさせます。

営利企業ですからね。

もちろん自走できる社員をたくさん育成できたチームが、いつも良い雰囲気で仕事に取り組んでいた事は言うまでもありません。

会社員は数値目標や行動目標があります。それに、上司や同僚とチームとして常に一緒に仕事をしていますので、目標の立て方や進捗状況を確認することは容易な環境にあります。

セカンドライフを始めている私にとって、あるいはフリーランスで1人で仕事をしている人にとっては、目標設定も、進捗確認も、目標達成も、もちろんのこと全て自分1人でしなければいけません。つまり自走できる人でないと成り立たないわけです。

自己啓発のコミュニティは、所属している会社員としての業務ではなく、一個人として参加している集まりです。

現状把握となりたい姿を明確にして、そのGapが対策となります。そこから目標設定をして、その都度進捗確認をして、目標達成を目指します。

この一連の流れを一人で実行する必要があります。ファシリテーターもグループメンバーも並走してはくれますが、無理やりさせるようとは働きません。自立した大人のコミュニティですから当然ですよね。

自走力に差がつくのは、環境によって、やや強制的に実行させられている人は、自走力が弱いようです。労働者1.0に分類されます。
(参照記事→働き方:労働者2.0の先にインベスターがある

私はセカンドライフを見据えた目標掲げて取り組みました。会社員なら、わかりやすい数値とか、客観的な行動目標が設定できるでしょう。しかし、生活スタイルといった設定しずらい抽象的な目標です。


まとめ

自走できる人と自走できない人の違いは、能動的か、受動的かで説明がつきます。この態度が目標設定の精度を上げて、目標達成に導いています。

成功を追求するためには、自己啓発や自己管理能力を高め、目標に向かって積極的に行動することが重要です。自走できる人は、自分の道を切り拓き、成功に向かって進む力を持っています。一方で、受動的な姿勢では、他人に頼る限界があります。

セカンドライフでうまくいかない人って、自走できない人なのかもしれませんね。会社が許す限り、65歳でも、70歳でも、雇われていることが選択肢となるでしょう。

私は、セカンドライフのステージで、充実した満足した毎日を送るために、自走力をさらにアップしようと、今日の記事を書きながら、新たな目標を設定しました。


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フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com