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Movie Songs 2


12/19 (Tue) JEUX INTERDITS
at The DarkRoom に向けて

前回は80's Movie Songs のまとめでしたが、今回は90's です。

80'sよりてんこ盛りなっちゃうんで選ぶのホント大変。しかし、楽しい!このnoteを見て頂いて、思い出したり発見したりしてくれたら嬉しいですね。
そして本イベントに興味持って頂いて、出来るだけ多くの方が来て欲しいし、一緒に映画の話をしたいです!

自分的に12/19は90's & 2000's の映画音楽中心にDJ Play なりそうですね。
ではでは、早速いきましょう。

※⬇︎ こちらは前回の。フルメタルジャケットが大半を占めちゃいましたね。

90's Movie Songs

思春期真っ只中に観た映画達なので、思い入れや印象深い作品が多々。
タランティーノ作品を始め、風変わりだけどオシャレでサウンドトラックもイケてて新しい作風モノも多く輩出され、アクション & SF映画一辺倒の少年がクらった年代です。
自分的に勝手にタランティーノ元年と位置付けてます。
だから先に言っておきます。いきなりからタランティーノ作品からいきます。そして多めです。

・Reservoir Dogs (レザボア ドッグス 1992年)

タランティーノ初の長編監督作品にして出世作。宝石強盗を計画し、6名の実行メンバーを集め実行されたが、計画通りに運ばなかった事態の中で、情報が警察側に漏れていた疑いが生じる。
彼らは互いに不信の念を抱き、拳銃を突き付け合う。というストーリー。ご存知の通り、最初から最後までカッコイイ作品。音楽チョイスも秀逸でその部分も注目を浴びる。

Joe Tex - I Gotcha
レザボアは映画内の架空のラジオ局「K-Billy's Super Sound of the 70's Weekend」という番組で曲紹介の後、その曲が劇中歌に入る形式になってます(なんてオシャレ!)
イントロは言わずもがななんで、他に印象残った楽曲を紹介。
こちらの曲、キャッチーでファンキーなんですが、人をボコボコにしてるシーンに使用されてます。この相反する構図が痺れる要素ではあります。(信者マインド)

Stealers Wheel - Stuck In The Middle With You
先ほど同様、こんな軽快な音楽に合わせてサイコなことやっちゃうのはかなり衝撃受けたし、不謹慎にもカッコイイと思ってしまった。。。

タランティーノ作品の劇中歌の楽曲はフル尺でパターンが多い。
言うたらMVっぽくなってるのがちょいちょいあるので、そこもオシャレに感じたりしますよね。

Harry Nilsson - Coconut
エンドクレジットも最後まで軽快なナンバーで締め。
あんな終わり方なのに。。。
カッコイイ……..

・Pulp Fiction (パルプ  フィクション 1994年)

アメリカの低級犯罪小説であるパルプマガジン的なストーリーをコンセプトに殺し屋たちの話を3つの物語が交錯するように語られるドラマ。
長編2作目で早くも金字塔。
トラボルタは今作で見事な復活を果たした。
こちらも徹頭徹尾カッコイイ。

Chuck Berry - You Never Can Tell
冒頭のMisirlou は置いといて、このツイストダンスは印象的ですね。ただひたすらカッコよかった。ちなみにワタクシ、真似してました。

・Jackie Brown (ジャッキー ブラウン 1997年)

中年スチュワーデスのジャッキーは、武器商人の運び屋をやっていた。ある時、武器商人を追っていた捜査官に逮捕されてしまう。
武器商人の逮捕に協力するよう持ち掛けられるジャッキーだったが取引には応じないまま保釈される。人生半ばを過ぎ、現在の生活に限界を感じていたジャッキーは、親しくなった保釈屋のマックスと共にすべてを清算する一攫千金の計画を実行する。
実はタランティーノ作品中、Top3に入るくらい好き。
70年代ブラックスプロイテーション(アフリカ系アメリカ人を客層として想定した映画)のスター、パム グリアを復活起用するタンティーノのオタク気質満点のかなりハードボイルドなフィルムノワール作品。デニーロのダメっぷりとか良き。

Bobby Womack - Across 110th Street
これ!これなんだよ!ひたすらジャッキー(パム グリア)の横顔中心で大きな動きなしで贅沢に楽曲フル尺で使用する潔さと渋さ!
そしてエンディングでも使用。この曲で幕が開き、この曲で幕が閉じる。
なんだよ、、、ニクいじゃんよ。
前述のパルプ フィクションは劇中歌はソフトに使用していた印象だが、本作は全面に出てる感じ。
ちなみに、この楽曲は"110番街交差点"という1972年のクライムアクション映画の主題歌。渋い。カッコイイ。

Shuggie Otis - Strawberry Letter 23
武器商人のオデール(サミュエル L ジャクソン)が殺しを遂行するシーンに起用。本作はブラックミュージックを多数起用していて、内容もハードボイルドなフィルムノワールなんで使用する場面もクールさが随所にある。
殺されたのはクリス タッカー。オツムが足りないちょい役。

Randy Crawford - Street life
颯爽とドライブするシーンでの起用。名曲。黒人の俳優さんだと尚更映えますね。

Foxy Brown - (Holy Matrimony) Letter From The Firm
保釈屋のマックスがショッピングしている時にこの曲をちょい使用。Foxy Brownは90's後半〜2000年代前半に活躍したフィメールラッパー。このFoxy Brownという名は、パム グリアの1974年の映画"Foxy Brown"から使用。所縁があるとして起用したのかな?多分。

その他にもパム グリア自身の曲だったり、ミニー リッパートンの曲だったりと大満足なサウンドトラックの内容になっとります。

・Desperade (デスペラード 1995年)

ロバート ロドリゲス監督のエル マリアッチ3部作の2作目。
かつて恋人を殺され、自らも手のひらを撃たれギター弾きとしての道を閉ざされたマリアッチ。彼は、ギターケースに武器を詰め、仇であるギャングのボス・ブチョを捜し求める。
タランティーノメドレーやったんなら、大親友のロドリゲス作品は絶対に挙げないとね!

Canción del Mariachi (Morena de Mi Corazón) - Antonio Banderas & Los Lobos
映画のイントロがコレは情熱が過ぎますね。本編もロドリゲスの絶妙なカッコイイB級感は他の追随を許しません。だって、ギターケース先端からロケットが発射されるんだぜ?見たことあります?ロケランギターケース。見たことないなら、デスペラードを観ましょう。

・From Dusk Till Dawn  (フロム ダスク ティル ドーン 1996年)

監督:ロドリゲス & 脚本:タンティーノのパナいタッグ作。
凶悪な犯罪者兄弟が牧師一家を人質にし、逃亡した先の酒場で遭遇する恐怖を描いている。
前半は兄弟のクライムムービー。後半は牧師一家と共にヴァンパイアと戦うホラームービーに。
とにかくジョージ クルーニーがカッコイイ。窮地にも必ず冷静。

Evreybody Be Cool, You Be Cool
コレは曲では無いけど、クルーニーの決めゼリフ。キャーカッコイイ

The bar is full of vampires
これも曲じゃないです。クルーニーのカッコ良さを伝えたいだけです。ヴァンパイアのサルマ ハエック相手に銃が効かず弾切れなって、潔く殴ってイイすよ顔がカッコイイ。さらに足で踏まれて窮地なのに淡々と銃弾を補填するのもカッコイイ。のシーンです。

Come on in, pxxxy lovers.
ごめん。これも曲じゃ無いけど。チーチョンでお馴染みのチーチ マリンがPxxxy言いまくるシーン。主人公達が仲間と落ち合うバーの名前がTitty Twister (オッパイ ブルブル)てのも下品で良い。

The Blasters - Dark Night
エンディング曲。特筆するところはなくてアレですが、良曲です。

・Shallow Grave (シャロウ グレイヴ 1995年)

トレイン スポッティング/28日後…等でヒットを出しまくってるダニー ボイル監督のデビュー作。
突然手にした大金によって均衡を崩していく三人の男女の関係をスタイリッシュな映像と絶妙の語り口で描いたサスペンス・スリラー。
俺個人的にダニーボイル作品の中で1番。終始スリリングな展開でマジで最後まで気を抜けない。

Leftfield – Shallow Grave
テクノやヒップホップ、ブレイクビーツにレゲエなどを巧に融合させることで、確固たる音楽の一つのジャンルを作り上げたLeftfield。その彼らが映画の冒頭音楽を演るのはたまらんよね。スタイリッシュそのもの。

・Trainspotting (トレイン スポッティング 1996年)

90年代全世界を一世風靡したダニー ボイル監督の2作目。
仲間たちと共にドラッグにまみれた青年が、退廃的な生活から抜け出すため、地元スコットランドを離れてロンドンで就職する。しかしその生活も、悪友に台無しにされてしまう。再び絶望的な日々に堕ちた彼は、人生を変えるための計画を立てる。
本編もヴィジュアルも音楽も全てがスタイリッシュ。どんだけ時代が移り変ろうが、その時代の若者文化に何かしら影響を与える唯一無二のカルチャー映画。
サントラが2つあり、#2はRemixモノが入ってる。

Iggy Pop - Lust For Life
Choose life, Choose job,,,と始まる印象的なオープニングシーンに使用のIggy Pop御代の1977年の楽曲。あまり知られてないけど、デビット ボウイと合作のアルバムからの曲。

Goldie – Inner City Life
Soundtrack vol.2に収録。楽曲自体は1994年にリリース。ドラムンベースというジャンルが、アンダーグラウンドなクラブシーンから飛び出し広く注目を集める最初のきっかけとなった、歴史的にも重要な90'sクラシックス。
当時はD&B曲が映画に使用されるってのが、U.K !!!!!!て感じで良き良き。

他にも皆さんご存知のUnderworld / Born SlippyやPulp, Primal Screamやら名曲てんこ盛り。映画は勿論、サントラも聴いてみてください。

・Spawn (スポーン 1997年)

主人公は優秀な破壊工作員だったが上司の裏切りにより焼き殺された。
悪魔との取引によって生きた寄生コスチューム「ネクロプラズミック・アーマー」に身を包んだ地獄の尖兵スポーンとして現世に帰還。
アメコミの実写映画化。映画自体もカルト的な人気があり、サウンドトラックも大注目を浴びた。
その時代の先鋭的で話題のElectro系プロデューサーと当時旬のHard Rock/Metal系のバンドのコラボがテーマの今でもとんでもない内容サントラ。マジで強い。

The Crystal Method & Filter - (Can't You) Trip Like I Do
リードシングル曲。クリスタルメソッドの元々あったインスト曲を下敷きに、Filterのラウドなギターとイケボのヴォーカルを混ぜ混んだハードな楽曲。前半はBPM抑えて、後半BPMがグイッと上がりイケイケの調子になるのヤバイ。

Slayer & Atari Teenage Riot - No Remorse (I Wanna Die)
メタリカ, アンスラックス, メガデスと並ぶ、スラッシュメタル"BIG4"に入るアメリカのバンド、スレイヤーとデジタル・ハードコアの始祖、ドイツのアタリ ティーンエイジ ライオットのジョイント楽曲。こんなん、ぶち上がるに決まってる。内容もとにかくハード。とにかく激しいドラムンベースでシャウトしまくってる。とにかくやかましい。

The Prodigy & Tom Morello
デジタルロック/ビッグビートの流行の立役者で当時世界を席巻中のプロディジーと当時ラップメタル/ミクスチャーの台風の目のレイジ アゲインスト ザ  マシーンの変態高学歴ギタリストのトム モレロのジョイント楽曲。他のと比べてやかましさは抑えて、だいぶクール。てか、フツーに半端ない組み合わせ。

Metallica & DJ Spooky - For Whom The Bells Tolls ( The Irony of it All )
スラッシュメタルの大ボス的なメタリカとターンテーブリスト/ヒップホップ プロデューサーのDJ スプーキーのジョイント楽曲。ドラムンベースのサブジャンル、ジャングルのビートが下敷き。スプーキーさん、王道なヒップホップ、トリップホップ、エレクトロニック、アブストラクト、ジャズなど縦横無尽に渡り歩き、しまいには音楽論の書籍まで出しちゃったインテリ変態。レジェンド変態。

スポーン、全部紹介してしまいそうだからここまで。

・Godzilla (ゴジラ 1998年)

初めてのハリウッドリメイク版ゴジラ
当時はコレジャナイ感になってて、日本はおろか世界中のゴジラファンがオコになった本作。
だって、完全爬虫類じゃん。てかジュラシックパークの亜種じゃん。大怪獣じゃないじゃん。
当時ノリにノってた破壊王エメリッヒ監督もこれはやりすぎましたな。
けど、今は愛着があります。ゴジラ可愛い。
しかし大きな批判とは別でサントラはバチクソ良い。

Jamiroquai - Deeper Underground
リードシングル。ジャミロクワイには珍しいラウドな音の楽曲。しかしファンクネスはバッチリで踊れます。ヴォーカルのジェイ ケイが足場悪いところをいつもの独特なステップ&ダンスしてくれてます。そんなんいいから、早く逃げなさい。

Rage Against The Machine - No Shelter
やっぱレイジはライヴがカッケー。内容もしっかり社会風刺しててザックのラップがヤバイ。トム モレロのギターもファンキーでノリやすい。

・Forrest Gump (フォレスト ガンプ 一期一会 1995年)

フォレスト・ガンプの波乱に富んだ人生を描く感動大作。
バック トゥ ザ  フューチャーでおなじみのロバート ゼメキスが監督の、とにかくマスターピースな映画。感動しまくりで心が洗われる。
サントラ内容もその時代の彩る有名曲が散りばめられてます。

Lynyrd Skynyrd - Free Bird
ジェニーがブチキマってしまい自暴自棄になり、飛び降りを試みるシーンに使用。何やってんだよジェニー!!てなっちまう。
サイケデリックバンドのレイナード スキナードの代表曲。9分10秒という長尺の曲ですが、フルで聴いてもノれちゃう。序盤が切なくしっとりした感じで、後半にBPMが上がり怒涛のギターセッションがドチャクソカッコイイ。

ちなみにこの曲、キングスマン (Kingsman 2014年)の教会大殺戮シーンにも使用されてます。

このサントラもオールディーズ等、名曲揃いで必聴です。

・City Of Angel (シティ オブ エンジェル 1998年)

死者を天国に導いてきた天使のセス(ニコラス ケイジ)は、ある時、患者を救えなかったことを悔やむ女医のマギー(メグ ライアン)に恋をしてしまう。だが、天使のままでは彼女に触れることもできない。やがてセスは永遠の命に別れを告げ、人間になることを決意するが…。
すません。本編観たけど、あまり印象残ってない。あと、ニコラス刑事がイケメンの扱いの立ち位置が解せぬ。ニコラス刑事自体は大好き。

Goo Goo Dolls - Iris
映画自体は思い入れ全く無し!けどこの曲は90's Movie Songsとして代表する曲です!以上!

・Men In Black (メン イン ブラック 1997年)

逃走中の犯人が人間ではないと気づいたニューヨーク市警の警官。
だが、その記憶は警察署に突然現れた黒服の男によって消されてしまう。その警官は逃走犯を追っていたエイリアン監視組織にスカウトされ、黒服の男の相棒に。そして地球に無断で侵入して来た昆虫型エイリアンの追跡を開始する。
本編でマイケル ジャクソン本人が出演。マイケルがZ(司令官)に「いい加減メン イン ブラックに正式に加入したいんだけど、、」と言ったらZが「何度も言うが、異星人は加入できないんだ、、」と断られるシーンが印象的。マイケルは異星人に納得。あとシルベスタ スタローンも異星人扱い。納得。

Will Smith - Men in Black
さすがウィルスミス、良い塩梅の曲。

・Wild Wild West (ワイルド ワイルド ウェスト 1999年)

MIBで大ヒットしたウィル スミス&バリー ソネンフィルド監督の再タッグ作。
ド派手に大爆死し、黒歴史に。
サントラは書き下ろし楽曲が多く、良曲が満載なんでサントラは好き。

Will Smith - Wild Wild West feat. Dru Hill & Kool Mo Dee
表題曲。もちろんウィル スミスがやるっしょ。Stevie WonderのI Wishをサンプリング。結構好きなんだけど、福岡のClubでPlayしてんの俺とMesmeriseしかいなかったと思う。あと、feat.のDru HillのメインヴォーカルSisqoのノリにノッてる感じもうるさくて好き。MV観てみてください。うるさいな〜w て絶対なる。

・Rush Hour (ラッシュ アワー 1998年)

愛娘を誘拐された在ロサンゼルスの中国領事が、香港から生え抜きの刑事を呼び寄せる。それが目障りなFBIは、ロス市警きっての破天荒な刑事を監視役として派遣する。最初は反目しあっていた2人だったが次第に結束を固め、やがて意外な黒幕を突き止める。
ジャッキー チェンが何度も何度もハリウッド進出頑張っても作品に恵まれないのが続いて、やっと実りがでた本作。クリス タッカーとのコンビっぷりも最高。

JAY-Z - Can I Get A... feat. Amil & Ja Rule
リー(ジャッキー)がカーター(クリス)の車で勝手にビーチ・ボーイズをPlayしたら、カーターが「黒人様のカーステに勝手に触るんじゃねー!」てキレて、この曲に変更して"これがクールな曲だよ!"と言ってノるシーンに起用。feat.に起用された女性ラッパーのAmilはどこ行っちゃったんだろーね。最初はロカフェラ(JAY-Zのレーベル)のファースト レディて打ち出しでプッシュされたんだけど、、、。

Edwin Starr - War
サントラには入ってないけど、ラッシュ アワー3部作のテーマ曲扱い。

・The Adventures of Priscilla, Queen of the Desert (プリシラ 1994年)

オーストラリア映画。
3人のドラッグ・クイーンがバスに乗って大都会シドニーから、オーストラリア中部、砂漠の真ん中にあるリゾート地でショウをするため3000キロにわたる旅へ。様々な出会い、別れ、挫折を通して描く、歌あり踊りあり笑いありのロード・ムービー。
実姉からのゴリ押しで観させられた映画。結果的に観て良かった。
"L.A コンフィデンシャル、メメント、アイアンマン3"のガイ ピアースや"マトリックス、Vフォー ヴェンデッタ、ロード オブ ザ  リング"のヒューゴ・ウィーヴィングの出世作。

Ce Ce Peniston - Finaly
ラストシーンに使用。この部分だけ見たらナンジャコリャ?と思うけど、本編はホントに良い映画。House Musicとしてこの曲はHit。

・Romeo + Juliet (ロミオ + ジュリエット 1996年)

シェイクスピアの名作を現代に設定しての作品。
ディカプリオのイケメンっぷりが大爆発してる本作。世の女性達は皆、ディカプリオに恋してた。俺はクレア デインズに恋してた。出演者全員が演劇ヨロシクの大袈裟演技&シェイクスピアの脚本そのまま使用くらいのクサいセリフ回しで世界観が素敵。ジョン レグイザモの立ち回りが厨二病をくすぐりまくってて優勝。サントラもアーティストチョイスが文句なし。

Radiohead - Talk Show Host
哀しい映画やちょい鬱の映画にはレディオヘッドの曲が映えます。

・Matrix (マトリックス 1999年)

2000年を迎える前に超弩級のSFアクション映画が爆誕。
マトリックス以前以後に分けられるくらい時代を塗り替えた作品。
ウォシャウスキー兄弟が監督脚本。今はウォシャウスキー姉妹(最初は弟が性転換して、すぐ兄も性転換しちゃった)にアップデート。

The Prodigy - Mindfields
モーフィアスがネオにトレーニングをつけているシーンに使用。合いますねぇ。

Propellerheads - Spybreak!
Fatboy Slimと共にBig Beatを牽引していたプロペラヘッズの1997年の楽曲。
マトリックスの数多くある中でも屈指の名シーンで使用。

Rage Against The Machine - WAKE UP
エンディングに使用。映画の締めにWake Upという題名がピッタリ。
しかしレイジはカッケー。

・Dobermann (ドーベルマン 1997年)

フランス映画界の新鋭ヤン・クーネン監督が放つ、新感覚バイオレンス・アクション。大友克洋や押井守など、ジャパニメーション・ファンを公言するヤン監督の世界観が炸裂。
Sex, Drugs, Rave Music!! 的な映画。
ヴァンサン カッセルの色気たっぷりな主人公は男女共に惚れること間違い無し。

The Prodigy - Voodoo People
最終バトル手前のClubで楽しんでるシーンに使用。個人的にプロディジーの中で一番好き。

The nightclub shootout
なんの曲か忘れちゃったけど、ハードめのTechnoでハイテンションで最終バトルシーンに突入。バトルもド派手で最高。

・Ghost In The Shell 攻殻機動隊  1995年

これは外せませんね。アキラ同様、アクションの表現や近未来の世界観等で日本のみならず世界に多大なる影響を与えた作品。ジャパニメーションの一種の最高到達点。

川井憲次 - 謡I  Making of Cyborg
日本
サントラ界の大御所、川井憲次による楽曲。民謡の歌声が全面的に出てて、ほぼアカペラ曲。世界観がバッチリだし、超印象に残るオープニング。カッケー。

・スワロウテイル 1996年

「円」が世界で一番強かった時代。一攫千金を求めて日本にやってきた外国人達は、街を「円都(イェン・タウン)」と呼び、日本人達は住み着いた違法労働者達を「円盗(イェン・タウン)」と呼んで卑しんだ。胸に蝶のタトゥーをつけ美しい歌を歌う娼婦のグリコは、あるきっかけで偽造紙幣のデータを手に入れる。そして、中国系移民たちと共に偽札で儲けた彼女は、ライブハウスを買い取り、歌手として有名になっていく。
岩井俊二の代表作。キャストも豪華なスマッシュヒット作。当時16歳の伊藤歩さんの存在感が凄かった。

Yen Town Band - Swallowtail Butterfly 〜愛のうた〜
映画内の架空のバンド、YEN TOWN BANDで実際にデビュー。勿論ヴォーカルはChara。アルバムは架空のバンドとしては史上初のオリコン1位を獲得。

・ザ  エージェント (Jerry Maguire 1996)

有能なスポーツ・エージェントのジェリー・マグワイアは、高価な年俸のみを追求する会社の方針に疑問を持ち、提案書を提出するがあっさりとクビになってしまう。彼に好意を抱き、彼の提案書にも共感をする同僚だったドロシーと共に会社を立ち上げ、仕事の成功のために努力していくが、その中で「本当に重要なものは何か」を知ることになっていく。
個人的に、今まで観てきた映画の中で間違いなくTop 10に入る大好きな映画。
恋愛としてもだけど、男同士の熱い友情や二人三脚の仕事仲間の関係のそれを超える絆がハイパー感動する。トム クルーズはやっぱ凄いんだなぁと改めて感じる作品。

曲の前に名シーンをいくつか。

ロッド(キューバ  グッティング Jr.)から強要されて、Show Me The Money!!!と叫ぶシーン。投げやり心ここにあらずの叫び。

切羽詰まったジェリーがロッドに懇願するシーン。大爆発ブチ切れトム。

選手生命に関わるプレイからの復活。そして熱いハグ。この時点で涙腺崩壊してんのに、ジェリーは何かを決意してからすぐに愛する人の元に向かってからの一言。「君が僕を完璧にしてくれる」はアチアチ過ぎでしょ。たまらん。

Aimee Mann - Wise Up
はい。曲です。実はこの曲、目立たずちょい差し込んでるだけで、本作のサントラで聴いて気に入って繰り返し聴いてた。
次に紹介する、これまたトム クルーズが出演してるマグノリアという映画で同曲が重要なシーンに使用されてます。

・Magnolia (マグノリア 1999年)

末期癌で余命数ヶ月の長寿クイズ番組『What Do Kids Know?』の司会者。と疎遠になってるその娘。『What Do Kids Know?』の初代優勝者である元天才クイズ少年。『What Do Kids Know?』に出演する現役天才クイズ少年。『What Do Kids Know?』の元番組プロデューサーで末期ガンの男。とその後妻。と付き添いの看護士。男性向け自己啓発セミナー“Seduce and Destroy(誘惑してねじ伏せろ)”を主催する男。LAPDの警察官。
一見関係のない男女9人が複雑に絡んでいく24時間を描く群像劇。
ここでもトムクルーズがSEXセミナーのカリスマとして怪演。この映画でもしっかり泣かせにくる。

ここでも曲の前シーンを。
SEXセミナーのカリスマ、トム クルーズ様です。
ラスト付近のカタルシス シーンの時のトムの泣きの演技はマジで凄いです。この役の複雑な気持ちを見事に演じています。

Aimee Mann - Wise Up
はい。曲です。先ほどのザ  エージェントで紹介した同じ曲で、こっちの映画の方が象徴的に使用されてます。

おわり

いい加減に締めないと収拾つかなくなっちゃうんで、90's Movie Songはここまで。1万文字超えはビックリ。他にもレオンのスティングの曲やクーリオのギャングスタ パラダイスもだし、マージで名曲だらけの90'sだった。2000'sも同じくらい、いやそれ以上に収拾つかなくなるのわかってるんです。次もあくまで自分視点のまとめですが、次も見てね(ハート)

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