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<お肉論争!?>お肉を食べ続けたときのリスクについて!?

昨日のコラムでは、アミノ酸スコアを取り上げましたので、お肉論争?!は‟お肉食べる派”に軍配が上がったように見えますが、今日は、‟お肉食べない派”に優位に働きそうです。

もう画像を見ただけで、完璧な『危険信号!』が出ております!

昨日少しだけ脂質の話しが出ましたが、3大栄養素の中の脂質も人の重要な栄養素です。脂質は「脂肪酸」という分子で出来ていますが、この分子は炭素原子が数個~二十数個、鎖のようにつながっています。

脂質の働きとしては、エネルギーをつくる元になったり、細胞の膜をつくって細胞の防御壁になったりと、体内で重要な働きをしています。

ただ摂取しすぎるのが良くないことは、想像に難くありません。

肉食の割合が増えると、動物性脂肪の摂取が増え、統計的にも血中の悪玉コレステロール(LDL)は増加します。そして画像のように動脈硬化のリスクは増大します。

また、肉食でたんぱく質の割合が増えることで、腸内の悪玉菌のエサになり、腸内細菌バランスが崩れ悪玉菌優勢の環境が出来上がります。

となると、腸内環境に左右される多くの日和見菌や、芽胞で身を隠していた悪玉菌に加勢する菌たちが、より腸内環境を悪化させることになります。

悪玉菌はたんぱく質を分解し有害物質を生み出しますが、増えることで悪臭を引き起こし腐敗を進行させることになるのです。

特に日本人は、欧米人と違い、食物繊維を中心にした食事で過ごしてきた過去があります。海藻類をこなすバクテロイデス菌が多くいることもあり、お肉を欧米人ほどうまくこなせない体質であることも、腸内環境を悪化させる原因ではあります。

自分の腸内環境を知り毎日の食事を考える。日々腸内環境は変化していますので、現段階の腸内細菌の状況を検査してみるのもいいかと思います。

今日は、お肉を摂取しすぎると良くないという視点で見てみました。