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犬の腸内細菌の検査結果から、改めてわかったこと・・・

今日はミネラルから少し離れて、ブレイクタイム!?で、犬の腸内細菌についてです。

昨日のコラムで八丁堀のワインバーのお話しを致しました。そのワインバーを切り盛りされている美人親子が、家で飼っておられるワンちゃんの腸内細菌にまつわる話しをしたいと思います。

去年の今頃、ワンちゃんの腸内細菌検査のことは聞いていました。フゾバクテリア菌は人間様にとっては悪玉菌なのですが、犬にとっては逆にいい菌だと。

その時は、犬の腸内細菌検査のことは、あまりよくわからなかったのですが、一昨日は詳しい検査結果を見せてもらい、ビフィドバクテリウム、フィーカリバクテリウムを軸に、昨年、一昨年と比較して、それぞれの全体に占める割合が結果として表記されていました。

実は、犬を2匹飼われていて、1匹はもう‟よぼよぼ”のおじいさん犬で、目も見えないのだそうです。その弱り方が今年は顕著で、腸内細菌検査も細菌の絶対数が極端に減った状態でした。

フィーカリバクテリウムは短鎖脂肪酸を生み出し免疫機能を高める細菌ですが、ほぼなくなっているような状態でした(昨年までは20%くらいはありました)。

それに対して、ビフィドバクテリウム(ビフィズス菌)が、構成比としては増えていたのです。

人間の場合、ビフィドバクテリウムは、生まれたての赤ちゃんには100%近くいて、年齢とともに減少していきます。それが逆に増えていたものですから原因を探っていたのですが、どうやらヨーグルトが大好物らしいのです。

夜になるとヨーグルトをおねだりするそうです。「ワンワン」ではなく、「ヨーグルト」と(笑)まぁ、これは、飼い主にしかわからない犬語なのでしょうけど、ビフィズス菌は定期的に摂取しているそうです。

腸内細菌の先生にお聞きしていると、やはり検査結果も摂取したビフィズス菌を拾うとのことでした。

そういう意味では、食品メーカーが販売している、腸まで届くビフィズス菌ヨーグルトも、大腸内に根付きはしないですが、2,3日はビフィズス菌としての機能を満たしていると言えるのかもしれません。

そして、犬自身がビフィズス菌を欲していて、本能で要求している、そのようにも思えて仕方ありません。

食べたいものは、腸内細菌が欲しがっている。皆様の食の欲求も腸内細菌のリクエストかも知れないですね!?