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マジック:ザ・ギャザリング『Fallout』のカードレビューしていく

カードセット名がこれで正しいのかがわからない…

レビュー

Vault 75:中等学校

指定のレンジ以上の追放除去、黒で目立つタイプの除去だが白でも使い勝手が良さそうなものが最近多い。II章以降がインクのシミであってもあまり問題ないし有利な盤面では本当に強いだろう、セレズニア向き

セントリーボット

極めて対戦相手への依存性が高いが2マナ以下でキャストできた場合のバリューが恐ろしいクリーチャー、統率者戦以外の利用が模索される可能性が高いと個人的に思っている

ブラザーフッド・スクライブ

横並びになったときにとりあえず押し込める可能性を持っているカード、金属術は恐らくインクのシミ

偶像化

オーラであること以外は書いてあることがかなり強いカード、統率者単騎を是とするデッキには是非入れておきたい

古き者のまとい身

オーラだけではなく装備品もリアニできるカード、前掲の偶像化と同じ感想だがこちらは後段部分(弱めのきらきらするすべて)でバグを起こしそうな点では重いがコスト相応と思われる。

戦前の正装

何かしらんけどリアニできる装備品、警戒がかなり染みる

ラッドストーム

毒カウンター増殖みたいなおもしろデッキが見たい

思慮深き人工知能、キュリー

キュリー夫人はきゅうりじゃない!!
タップ起動じゃないのがかなり怪しい雰囲気を醸し出している

放浪する父、ジェームス

本体が出来事、というかスタッツを考えると願いのフェイは異常すぎる…
ファクトの数をインスタントタイミングでかさ増しできるのは悪いよりの悪、下で使用を模索されそうなポテンシャルを感じる

機械化製法

アップキープに何かを参照するありがちな特殊勝利系カード、ただ敷居は他のものと違って著しく低い。カルロフ邸統率者に続いて立て続けの収録だが新規イラストなので価値がつきそうだ

Vault 12:ネクロポリス

毎ターンエンチャントコピー系カードを使って場を荒らせると楽しいことになりそうだけどゲーム自体は楽しくなさそうという諸刃の剣、おすすめできない。強さ自体はコスト相応よりはるかにバリューが高いと思うしゲームエンド級だと思うがもうちょい押し込める強さが欲しかったところ

病的な日和見主義者

見た感じのヘイトの低さの割に思ってる以上に引けそうなカード、2マナだったらヘイトが天元突破していただろう

致命的な策略

完全に寝ているところから除去が飛ばせるカード、謀議自体は良し悪しの判断が難しいところだが回避能力があるクリーチャーに行う場合には思わぬ打点増につながるだろうし基本良い寄りではなかろうか?トークン戦略を用いる下環境デッキで使われそう

ジャンク・ジェット

コスト・装備コストが軽く、起動型能力がやや重いバカカード
起動型能力は軽減や特定起動型能力専用マナクリ(ファクト)などが存在するためそれらの兼ね合いによるところが多いが単にロマンがあると言うだけで推したい(ファレン卿が大好きだったので)

ボトルキャップの炸裂

無から有を生み出す可能性を秘めている5点火力、というか剰余2点以上でトントンなのは敷居が低い。加えてインスタントなのが最高に偉い。

ミステリアスストレンジャー

両方の墓地が1枚以上埋まっていれば一応2人対戦でも踏み倒しは可能、インスタントタイミングでキャストできるのもかなり悪さの温床しかないが所詮は無作為選択である

無鉄砲なイアン

ヘイトやや高なので速攻付いていないのが惜しい

盗み癖

クリーチャーの死亡誘発で1ドローできるカード、死ななければ宝物トークンを生成し続ける悩みのタネ

ストロングバック

ジャンクジェットのお供には残念ながらならないが壮大な踏み倒しを想起させるオーラ、呪禁が付いたら全体除去以外で返せないだろう

パワーフィスト

連続戦闘でバグが起きそうなやつ、殴っているやつの顔が味わい深い

十分な休息

抑止力が十二分に働いているオーラ、ただし単純にアンタップで起きて発動するだけでも十分に強い。死ににくいクリーチャーにぜひつけたい。

暴れ狂うヤオ・グアイ

割りたい0マナファクト、トークンなどが多い環境では一考の余地があるだろう。抑止を是とするならアウフや類似生物のほうが無論強い。

警戒するラッドスタッグ

あまりにも糞鹿del
恐らくピッチだったり想起辺りと相性が良く、バグる気がしているんだけどいかんせんどう運用すればいいのかが皆目検討つかぬ…

ギャラクシー・ニュースのDJ、スリードッグ

オーラに関する輻射を行うその範囲が自身以外全体というのだから広大、一見弱そうに見えるが攻撃をするのはこのクリーチャーじゃなくてよく
なおかつ着地したターンの戦闘フェイズから(除去が飛んでこなければ)発動する、またオーラはエンチャントのコピートークンになるため1が2以上になった場合にバグが非常に起こりやすいものと思われる、好感の塊しか無いカード。

サイボーグ犬、レックス

脳カウンターとか気持ち悪すぎる…
それはそれとしてこの手の大釜風能力は常に目を光らせておかないとなと思う一方で過剰に警戒するのもなぁという気持ちも当然併せ持っている
これに関しては後者の気持ちの方がかなり強い

センチネル、サラ・リオンズ

着地後に軽量ファクト連打、あるいはファクトトークンを大量に産み落とすことで大きくバフができるカード。4マナと少し重いが性能や性能が発揮された際のバリューはあまりにも破格と言える。

所持品管理

大振りなカードだしどちらかと言うと何もしない寄り、シガルダの様な役割を果たすようなカードでは決してない。ただ通例弱めのこの能力も刹那を得ることで隙なくヒロイックなクリーチャーを作ることができるので少し注目している。

生体材料の突然変異

個人的にこのセットで一番の注目カード、大味すぎて意味がわからないのにこれだけ可能性を感じるカードも珍しい。X=0で自陣を流す、X=1,2で小パワーがメリットになるシステムクリーチャーを運用しやすくしたりなどが考えられる、相手の除去やAoEをかわすこともできるかもしれない。インスタントであるのも利用タイミングの制限がないという意味ではGood。

Mr.ガッツィー

どことなく純鋼ストームの香りがするカード、なおオパモ
死亡時誘発のジャンクトークン生成がかなり隙がない感じで、サクリ台や砕く手段は必要ではあるがファクト数参照の各カードとかなり派手なシナジーを形成するだろう

ピップボーイ3000

3つ目の能力を軸に、1つ目が使われるかなぁといった感じの装備品
アタック条件という制約がかなり微妙ではあるが、バリューが大きい行動が取れるランドで2回行動行えるという点を加味すればかなり強いと思う

まとめ

元ゲームの世界観に沿うオーラや装備品まみれの環境において、それを補助する優秀なクリーチャー群が多く存在する。また、全くそれとは関係がない各シナジーを持つクリーチャー群も統率者セットらしくやや鈍重ではあるもの優秀である。
世界観保持という理由もあるのかもしれないがスペルはかなり微妙で、セットの価値が恐らく新規のオーラやクリーチャーに偏っている様に思われる。
ただ見ていて楽しいカードも多いので使用機会がありそうなオーラや装備品系のカードは手に入れておきたい。

つよカード

・セントリーボット
ーポテンシャルの塊
・ボトルキャップの炸裂
ー1+1=3
・生体材料の突然変異
ー変な使われ方しかしない
・センチネル、サラ・リオンズ
ー悪さをしているところを純粋に見たい

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