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ひとつの区切りがくる

未来のささやきお伝えします
パラレルシフター AZAMIです💕

ひとつの区切り

下の子どもは1歳10ヶ月から母子分離で里山保育に行っている。
去年の8月から。
体の半分以上あるんじゃないかと思うような、重たくて大人が持っても
「おもっ!」
と感じるような荷物を背負って。

かつて、初日の様子

週にほぼ3回、朝、上の子を園バスに乗せたらすぐに今度は里山に向かう生活をしてきた。
片道15キロ程度、往復30キロを朝とお迎え。
1日に60キロも運転していたんだなぁ。
快晴で気持ちがいい日も、雨でワイパーフル稼働の日も、風の日も真夏も真冬も通った。

子どもは雨の日はレインを着て活動する。
山の中なので遊び道具はない。
正確にいうと作られた遊具はない。
でも、子どもたちは自由な発想で山にある色々なものを遊具にして遊んでいる。
山の斜面を滑り台に
雨でできた水たまりをプールに
流れる沢の水を帽子で掬ってシャワーにしたり笑

冠水した道路は立派な遊び場
泥水だって最高の遊び場

子供の自主性を大切にしてくれる

スタッフは
(先生とは言いません、本人たちが、私たちは先生ではなくスタッフですという)
「これをやります」「こっちに行きます」「今日はここで遊びます」
そういう指示はしない。
子どもたちが自分達で、その時の流れでやることを決めていく。
意見が分かれたら話し合ったり
(と言っても2・3歳の子がメインだからね)
時には先生に間に入ってもらって
こんな時はどうしたらいいと思う?ということを一緒に考えたりしている。
畑にあるホースなどをおもちゃに見立てて遊ぶのもお手のもの。
使いたい!やりたい!
意見がぶつかって、取り合いになることもある。
でも、それも自分のやりたい気持ちを大切にしているから。

占いの仕事をしていると

私、どうしたらいいですか?
何を選んだらいいですか?
そんなふうに聞かれることも多々ある。
気持ちはよくわかる。
失敗したり、傷付いたり、回り道したくないと思う気持ち。

でも、本当はきっとみんな子どもたちのように
自分のしたいことがあるんだと思う。

格好悪くても傷付いても、自分の心と向き合って
答えを出していかないといけない時も、人生には、ある。
大人になると、自分の心の真ん中に色々なものをくっつけすぎて
真ん中が見えにくくなってしまうんだと思う。
でも、真ん中にあるものは、なくなってしまった訳ではない。
ただ、見えにくいからないように感じるだけ。

泥水の中で思いっきり遊びたくても

それやったらこの後どうする?
着替えないといけないよ
その泥まみれの服、どうするの
お風呂にも入らないと


って理性というなの声が衝動を止めに入る。
もちろん衝動だけで生きていいわけではないけれど。

つい、子どもにも、家だとあーしろこーしろ・早くしろ
それはやらないで!
指示ばかりしてしまう。
反省はしても、簡単に変えられなくて悶々とする。
こういう積み重ねが、大人になってから自分の気持ちが見えにくくなる元なのだと思う。
・・・書いていてめちゃくちゃ反省。

新しい日々へ

月曜日からは今と違い、週に5日、幼稚園に行く。
園バスの乗り場まで歩いて大人なら2分くらい。

子どもは今までの山での生活から、一般社会(?)におりて、何を思うのだろう。
これからは雨が降ったらダイブして水溜りでゴロゴロすることもない笑
虫の死骸も、自然の中でレジャーシートを広げてお弁当を食べて、枝を拾って遊ぶことも減る。

おもちゃがあることに喜びを感じるのか、
決められたカリキュラムをこなすことに不満を感じるのか。
今よりもずっとたくさんのお友達に囲まれて、何がどう変わっていくのだろう。
そしてこのような変化は、進学という名の避けられない強制的なリセットで何度か経験することになるのだから、本人が折り合いをつけていくしかない。

片道15キロの運転がなくなり、私は8時半には自由になってしまう。
週に5日もどうしたらいいのだろうか。

働くけれども、占いのお仕事は、鑑定依頼が入らないと自由時間そのものなので・・・
まずは買ったまま手をつけられていない手芸キットに手をつけようと思う。
あとはダーニングにも興味があるのでやってみたい。

占いの勉強もしたいし、大好きな本もたくさん読みたいと思ってる。

あることに感謝

さてこのようにひとつの区切りがきて、生活が変わるタイミングですが今まで生きてきた中でも同じような変化のタイミングは何度もあった。
ここ数年で一番大きかったのは、正社員で働いてきた会社を辞めて、県外に引っ越したこと。
そして子どもを授かったことだと思う。
転居していなければ、仕事は辞めなかったと思う。
それだったら子どもは授からなかったかもしれない。

そして授かったとしても、当たり前のように産休・育休をとって復帰していただろう。
時短を経て、またフルタイムに戻って・・・
自分の本当にやりたいことが何かを考える暇もなく、でもお金は今よりも10倍くらいあっただろうな笑
それはそれで良かったかもしれないけれど、私は今の生活が気に入っている。
そして今の自分の方が好き。

やりたいことを仕事にして、
もちろん悩みや葛藤や落ち込みやら色々ある。
仕事にしていると言ってもパートレベルだし。

でもお金には変えられない、充足感があるから不満はない。

まとめ

長くなったけれど、私が一番環境が変わることに対しておセンチになっているのかもしれない。
子どもの成長って嬉しいけれど寂しくもあるんだな。
上の子の時よりも、下の方が寂しさがあるなぁ。

私も里山保育のおかげで、この歳になってもたくさんの「人生初」を経験させてもらった。
本当にありがとう。

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