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ちょっとテツガク-事故は起こってしまうものなのです、だからこそ!

昨日の大井競馬第4レース C2(四)(五)(六) 13頭立て ダート1,600m
で、5頭が競走中止となる大惨事が起きました。
騎手も馬も、無事であることを祈るしかない自分です。

競馬と介護はよく似ている

と、介護業界に入る前から気づきました。
詳細にわたって文書作成すると2時間クラスになってしまうのでそれはまた別な機会に。

今回は。

レースと、
具体的に介護を提供している瞬間とは
同じと考えます。

決定的な違いは、介護は勝負の世界ではない、ことです。
それ以外は、ほぼ似ていると考えます。それは。

競走で、全馬無事にゴールする。
介護で、今日1日何事も起こらなかった。

これがとても重要と思います。
そこで、ここからは介護の話。

介護に限らず全ての事象に事故はつきものです。100%回避できる事象は、おそらくないでしょう。
介護の場合、例えば何らかの原因によって完全な寝たきり状態であったとしても、事故は起こりうるものです(それは何か、考えてみましょうか)。


事前に回避できることは最大限の配慮をする


これしかありません。
事故が起こった際には、因果関係を検証して、どの部分が事前に回避できることなのかを考察する必要がありましょう。それでも。
因果関係を明確にできない出来事が、起こります。

これについては、サービス利用開始前に利用者・家族に確実に伝える必要があります。
時々「介護サービスに委ねれば、100%完璧に落ち度なく事故もなく生活できる」と勘違いしている利用者・家族がいますので。

そして。
人件費を削って効率化を重視する国の方向性が明確になりつつあります。

私は言いたい。
介護こそ人の投入が大切で、
そこへお金を支出する技を持つことは、経営陣が考えるべき当然の責務ではないでしょうか。

まとめると
・事故を回避することは困難
・現場にいるケアワーカーは最大限の事前配慮をする→それを丁寧に伝えるのはリーダーの役目
・経営陣はできる限り「人(顧客・職員ともに)」を集めることを責務とする→できなければ退陣する気概で


大井競馬第4レースで5頭が競走中止という大惨事から感じました。

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