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夢を現実に引き降ろしてみるという試み

スタピの皆さんこんにちは。目覚めた3%やってますか。寝てます、ユーリイです。

一般的に夢の世界というのは現実に影響を与えないものとされていますが、夢で見たことを現実に繋げ、その要素を引き降ろす試みができるのはスターシードならではと言えるのではないでしょうか。
 そこで不肖ユーリイ、先日夢見した内容を活用し、2022年のお年始参りをしてまいりました。
そのきっかけとなった夢を今回は紹介していきたいと思います。

壺の中にある花を探す

サビアンシンボルでアカシックリーディングする(49)20211226記事内で、みずがめ座27度An ancient pottery bowl filled with violets.[スミレで満たされた古代の陶器]の解説に絡めて松村先生が各自花を探してみようと提案されているのですが、そうと決まればさっそく探索だ〜!と、実行した結果が次の通りです。

茶色い紙袋の中に白い大きめの蛇がいる。袋に入っているだけの様子だが私は蛇が囚われていると認識しており、蛇を助けるためにペンチで顔をつまもうとする。しかし、何せペンチだから力を入れれば頭が割れる。だけど、挟んでいる私は蛇の力になりたい、助けたいと考えている。が、やっていることはチグハグだ。頭が割れれば助からない。そのため、無駄に蛇を苦しませているようだ。私は蛇に苦痛を与えないため、早く楽にしてあげたいと思い、なんとかとどめをさせないか何度かペンチで顔を挟むが、ヘビの生命力が思ったよりも強いのか、それともペンチがハンパなのか、ヘビの顔は割れているのに死なずに苦しんでいる。大きく口を開け、「シャーッ」と唸る蛇。わたしはごめんね、ごめんねと焦りながら、早くとどめを刺すために何度もペンチを入れている。

2022年1月9日の夢 壺の中の花

白い大きな蛇というのはまた印象的な象徴が出てきました。蛇が出てくると通常はシリウスに繋げがちですが、ここではシリウスという認識をしていません。私にしてみれば、花を見にいったつもりなのになぜ蛇の頭を潰しているのか???わけが分からないよというやつです。
私自身は蛇を助けたいと考えており、その割に蛇にペンチを入れるという矛盾した行動を取っています。頭が割れ助からない以上、最後は「死こそが救い」と考えていました。

夢の中では主体と客体が入れ替わることがあり、白い蛇の頭を破っている私、頭を割られている白蛇としての私の両側の視点をもつ必要があります。また、夢の中の死は現実世界の死と同じ解釈をすることはできないことに注意が必要です。

初詣と目的地探し

この夢を見たのは2022年1月9日だったのですが、この頃どこへ初詣に行こうかと模索していました。混雑する三が日には出かけず、落ち着いてから参拝に行こうと考えていたためです。そこで、夢に白蛇が出てきたのだし、せっかくなら蛇を祀っている寺院や神社に行ってみるのがいいのではないかと考えました。日本の神社仏閣で蛇を祀っているところは数多くあります。そうしてしばらく検索していると、気になるお寺が目につきました。そのお寺の由来にこうあります。

覚澄大僧正はお瀧のある修行の場所を探し求められる中、現在、大神様が鎮座されている谷がその最適の場所であると考えられ、その後、行場の開発に取り組まれることとなりますが、その最中頭を割られた蛇に遭遇され、それを哀れに思われて丁寧に経文を唱えられ葬られました。

龍王院

んんん〜?
頭を割られた蛇
これ夢に見たばかりじゃないか〜。
割ったの、私だけど。

その後、その蛇が何度も夢枕に立たれお礼を言われます。最期には「頭の守護神として祀られたし」と云う霊言を覚澄大僧正は聞かれます。また、それと同時期に蔵王権現様から「諸法神事妙行得菩薩(しょほうしんじみょうぎょうとくぼだい)」と云う御霊言も授かられます。実際に形として現れてこられたのは頭を割られた蛇でありますが、蔵王堂(ざおうどう)のご本尊蔵王権現様が姿を変えて出現されたのであります。

龍王院

この由来を持つのは奈良吉野町にある脳天大神龍王院(のうてんおおかみりゅうおういん)のものです。龍王院は、世界遺産である金峯山寺(きんぷせんじ)の塔頭(たっちゅう)にあたり、金峯山寺の本堂である国宝「蔵王堂」に祀られている蔵王権現を祀っています(蔵王権現の化身した姿が脳天大神)。

それにしても、読み方が難しい名前ばかりですね。

蔵王権現

蔵王権現立像 11世紀 ブロンズ メトロポリタン美術館

蔵王権現はインドに由来を持たない日本独自の仏様だそうです。
私は早速、この龍王院にバイロケーションで探索を行なってみました。そして見たのが次の夢です。

私はシャワーを浴びるために浴室にいる。部屋はガラス張りになっていて、向かいの家から男性が4人、こちらを見ている。私はこの男性たちをサイフの信者たちと思う。(ここで一度目が覚める)
寝室にいる。部屋の中に蜘蛛が2匹、他にもいるようだ。蜘蛛を見失ったのでどこに行ったのかキョロキョロと部屋を探していると、自分の口から手のひらサイズの大きな蜘蛛が這い出てくる。

2022年1月25日の夢 龍王院をバイロケーション

J.J.ハータックによるとサイフの近くでメタトロンに会った、とのことですがメタトロンは「炎の柱」とも言われます。
蔵王権現も背中に紅蓮の炎を携えており、権現には「仮の姿で現れた神仏」という意味があるそうです。そう考えると、文化違えど何か共通する要素があるように思えます。
口から出てきた大きな蜘蛛については虫脳、月のカードで言うと這い出てきた蠍、と言ったところでしょうか。

実際に龍王院に行ってみた

前置きが長くなりましたが、実際に龍王院へお詣りに行ってみました。夢を現実に接続、というわけです。
が、道に迷った挙句最初に辿り着いたのは龍王院ではなく、金峯山寺でした。

おそらく一般的には国宝である金峯山寺の本堂、蔵王堂をメインとして訪ねる方が多いのではないかと思われます。辿り着いたものの、なんと現在金峯山寺国宝仁王門は絶賛大修理中。完成の予定は令和10年だそうで、それまではこの骨組み状態となっています。早く綺麗になった姿を見てみたいですね。工事中ではありますが、参拝は可能です。

完成予定は令和10年。修繕にはなんと20億円かかるとか。

この金峯山寺の左手、階段を降りていくと龍王院にたどり着きます。当然、戻るには登らなくてはなりませんが…このサカ、サケを積極的に利用すべきという天の計らいでしょうか、それともちょっとはカロリーを消費しろという取り計らいでしょうか。

金峯山寺から階段を降りると龍王院
途中水が流れる音が静かに響いています
龍王院

今回は夢をヒントに現実で実行してみるという試みでした。夢がなければこの地を訪問しようと考えるきっかけがなかったのではないかと思います。そういう意味で、良い機会になりました。今後も積極的にこうした試みにトライしてみようと思います。

おまけ。階段に疲れたら休憩所もあります。

にゃーん

それでは次の探索でお会いしましょう!


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