【推しの子】タイトルの【の】に込められた意味を、ひたすら考えてみる。
クリエイターは、意味のないことはしない。そして、作品で自身の伝えたいことを語るはず。
この仮説に基づいて、【推しの子】というタイトル(とそのイメージ)について、考察をしていきたいと思います。
今回は「の」。つまり
これだけをひたすら考察します。
1.「の」に「☆」で『星野』」
「の」に星が入っていることで、『「星」「の」』と読むことができます。
2.「の」の「赤」は「アイ」のサイリウムカラー
作中でも、アイのステージでは赤のサイリウムが使われていますし、ルビーが「アイと同じ色(赤)」のサイリウムカラーを選んでいます。つまり「星野アイ」を一文字で表現したのが
なんだと思います。
3.「の」は「星野ルビー」
この「の」は、「星野アイ」と同時に、「星野ルビー」と考えることもできます。
それは「ルビーのサイリウムカラーも『赤』」であること、さらにルビーの瞳の星は、当初1つだからです。
4.「の」は「左目」の意匠
さらに「○」(黒目)と「)」(白目)の組み合わせ、つまり「○)」と見れば、「左目を横から見た意匠」と捉えることができます。左目に星が入っているのは…ルビーですね。
この「の」を、「推し」(という文字)を見上げる「左目」と考えれば…
4.1.アイ(推し)に憧れる「ルビーのまなざし」
と解釈することもできます。同時に
4.2.「『し』を見つめている瞳」
でもありますね…
5.「の」の左下のくぼみは「涙」?
この「の」の左下には、若干の凹みがあります。これは「潤んだ瞳」つまり、「涙」が溜まっている部分かもしれません。悲劇があるのかも…
6.六芒星は英語でhexagram(ヘキサグラム)
hexagramの「hex」は、「魔法をかける」という意味もあるそうです。まさに「アイドル」という「魔法をかける存在」。「六芒星」が「スター」「アイドル」の瞳に現れる意味の一つのはず。
7.一番星(金星)と月
白抜きの部分だけに注目する(図と地:ゲシュタルト心理学)と、「星」と「月」が見えます。これは「一番星(金星)」と「月」をモチーフにしているのかもしれません。
そうすると「月」に該当する登場人物が現れる?例えば「有馬かな」の「有」には、「月」が入っていますね。
8.指輪(の台座?)
逆に、赤の部分にだけ注目すると、宝石のついていない指輪(台座だけの指輪)にも見えますね。
9.流れ星
「の」の右半分が「軌跡」と考えると、「流れ星」と考えるのもありかも。
「興味」「関心」を持って「理解しようとする」
いかがだったでしょうか。
「の」の文字一つだけでも、「興味」「関心」を持てば、仮説に基づいて考察していくことができます。
特に、クライエントと面談していて、「聴くことがない」と思われる方は、こう言ったトレーニングを試してみるのも一つかもしれません。
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