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今後のキャリアに絶対に必要になるモノ

世は「大リスキリング時代」に!

骨太の方針2023でも「リスキリング支援」が明確にされ、いよいよ世は大航海時代ならぬ「大リスキリング時代」に入りました。

しかし、バブル崩壊から30年以上、「企業主導」の「教育訓練」に慣らされた個人が、「個人主導」で「リスキリング」できるでしょうか?

できるはずがありません。

仮に今、「100万円上げるので、好きなことを勉強していいですよ。但しAI時代に役立つことにして下さい」と言われたとします。

じゃあ「○○の勉強をしよう!」と即動ける人、いると思います?

長年温めていたプランがある(つまりキャリアビジョンがある)方はともかく、ほとんどの人はそれがありません。

キャリアコンサルタントだって、その例外ではありません。

合格してから「はて、どうやったらこの資格は使えるんだ?」と考える人が非常に多いのですから。


今後のキャリアに絶対に必要になるモノとは?


今後のキャリアに絶対に必要になるモノ。

それは「自己理解」です。

自分が何ができるのか、何がしたいのか、何を好むのか。

逆に言えば「絶対にしたくないコト」を決めていくのもいいかもしれません。

自分自身の「好き」「嫌い」それが分からないのに、動いても無駄だからです。

好きなことなら、時間・費用を投資しても「無駄」にはなりませんよね。

私なら、「毎日スーツを着る」のは絶対に嫌ですね。

なぜこの暑さにスーツを着なきゃいけないのか。

紳士服販売業の偉い人が「どんなに暑くてもきちんとスーツを着こなすのが我々の矜持」みたいなことを言っていました。

そういう非生産的な苦行は、それを「矜持」と思える人がすればよいのであって、それを押し付けられるのはまっぴらごめんです。

私のキャリアの基本は「服装自由」です。

ということは、「服装が自由な業界」で役立つスキルを考える必要があります。

と、こんな感じで進めてもいいのですが…

もっと良いのは、やはり「好き」を考えることかなと。

これからは「好き」しか残らない気がするからです。

例えば、iPadやiPhoneといった「ガジェット」が好き。

ならその「購入」「梱包開封」という行為自体が注目を集めます。

文房具が好き、革小物が好き。

文房具紹介動画や革小物紹介ツイートで耳目を集める。

定性的な「好き」が、定量的な「評価」に変わる。

アンダーマイニング効果もありますから、方法次第ではそれが良い結果にならないこともあります。

同様に、世の中には「好きなことを仕事にはしたくない」と考える人が一定数いることは承知しています。

しかし、「好きなことで生きていける」なら、その逆よりも十分良いことだと思うんですよね。

月曜日が嫌だとか、朝が来なきゃいいと考える人が少なくないわけですから…

食べ歩きが好きなら、食べ歩くことがお金になる方法(スキル)を考える。

今後のキャリアを楽しもうと考えるなら、それもアリだと思いませんか?

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