心理カウンセラーとして、自己紹介をすると「えっ、心理学学ばれたんですか？！私の心読めますか？」と酷い事を言われることが少なからずあるとのこと、大変お辛いご経験をされていることと思います。

このような言葉を言われた時に、どのように対応していけばよいのか、いくつかのアドバイスをさせていただきます。

まず、その言葉を言われた方の心境を理解することが大切です。その方は、心理学を学んだカウンセラーに対して、自分の心が読まれているのではないか、自分の弱点が知られてしまうのではないか、という不安や恐怖を感じているのかもしれません。

そのような方に対しては、まずは安心感を与えることが大切です。あなたの言葉は、その方の心を傷つけるものではありませんし、その方の弱点を探ろうとしているわけでもないことを、丁寧に説明してください。

また、カウンセラーは、人の心を読むことができるわけではありません。カウンセラーは、その方の話を聞いて、その方の気持ちを理解し、その方自身が自分の心と向き合えるようにサポートする役割です。

このようなことを説明することで、その方の不安や恐怖を解消し、カウンセリングを受けやすくなるかもしれません。

それでも、その言葉を言われたことで、傷ついたり、落ち込んだりすることもあるかと思います。そのような時は、自分の気持ちを信頼できる人に話したり、書き出したりすることで、気持ちを整理してみてください。

心理カウンセラーは、人の心を癒す仕事です。そのためには、自分自身も心を強く持つことが大切です。辛い時は、自分を大切にしてください。

ご参考になれば幸いです。