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FGOの星4サーヴァントの話「スキルの自己完結性について」

ネロ祭2017お疲れ様でした。自分は何とか110箱までボックスガチャ行きましたがそっちに力入れすぎてエキシビションマッチは散々で山の翁を越えることが出来ませんでした。

前置きはさておき、今回は実施まで数日となった星4サーヴァント配布キャンペーンの話でもします。

この手のイベントはサービス開始年にも一度ありましたが、当時とは比べ物にならないほどに選択肢が広くなり2年前の10騎から42騎と約4倍となりました。思えば本当に遠くまで来たものです。

2015年度はワイバーン地獄を潜り抜けた人と初心者しかいませんでしたが、現在は様々な進度のマスターがいると想定されるため、キャンペーンの性質も初心者救済(控えめな表現)というよりかは感謝祭イベント的な印象が見受けられます。まずは2015年度のDL数300万突破キャンペーン当時との比較をしていきます。

3騎士におきましては、全体的に宝具火力に難のあるサーヴァントが多かったのですが、2017年現在におきましては幕間および強化クエストが実装されており、当時よりかは遥かに良くなっております。また実装期間の都合上、1章実装時にはいなかった単体宝具持ちーランスロット、エミヤ(オルタ)、ヴラド三世(EXTRA)などーも配布リストに追加されることとなりました。


4騎におきましては3騎士以上に変動があり、最大の特徴はキャスタークラスの選択肢が生まれた点に尽きます。これにより配布という形でパーティにNP供給、スター発生、回復等可能なサーヴァントを得ることが可能となりました。また、1章実装当時はバスター3枚持ち高レアバーサーカーが人気であり、その結果として場持ちの良さと単体宝具が強いヘラクレスが多大な人気を博しておりました。

また、「確実にエクストラクラス(アヴェンジャー)の片方が手に入る」というのも見逃せません。現状、ボスクラスにルーラーが出る可能性は一部のイベントを除いて限りなく少なく、またバーサーカー同等の攻撃力で殆どのクラスに対して等倍で挑める点はアヴェンジャー最大の強みであるといえます。アヴェンジャークラスはムーンキャンサーを苦手としますが、ルーラー以上に敵として出ることが少ない(ホームズ体験クエストくらい)ので現状頭に入れておく必要性は薄いです。

サーヴァントごとの評価につきましては、GameWithの「時と場合に応じた評価」が優れているのでそっちを見た方が早いのですが、記事タイトルにもあるように強さと自己完結性について少し書き記すことにします。

強さ=自己完結性の式が成り立っているサーヴァントとしてはランスロット(両方)、アルトリア・ペンドラゴン(オルタ)、カーミラ、ヘラクレス辺りが自分としては挙げられる範囲なのですが、理由としましては「クリティカルスターを自分で集めて自己強化が付いた状態で殴れる」「クリティカルスターが無くても自己強化+バーサーカーの1.5倍補正で威力をある程度維持して殴れる」といった戦闘力に優れたサーヴァントとしてのイメージがし易い点にあります。

また、孔明やマーリンといった自己完結性の低いもののサポート能力が極端に高いサーヴァントも巷で「強い」と評価されます。とはいえ、あくまでもサポートが強いという点ですので羅生門イベントや昨今の高難度クエストで彼ら単騎になってしまった時の絶望感は拭えません。

よく言われる「強いサーヴァント/弱いサーヴァント論」も紐解いてみれば弱いと言われるサーヴァントもよく見ればスキルがサポート寄りで自己完結性が低く、メインアタッカーにするには一工夫必要なだけだったりします。特にフィン辺りは強化クエストを終えて千里眼(麗)にしてからアーツ強化を入れられるサーヴァントと組ませると「なんだこいつ」って活躍をしてくれます。実際デッドヒート・サマーレースの時に玉藻と組ませた時はフィールド特性でアーツ強化50%アップが入るP地溝帯で貴重なアーツ全体宝具持ちランサーとして周回の要として大暴れしてくれました。要は下準備がどれだけ必要かって話です。特に今回のキャンペーンではギルガメッシュ(キャスター)やエレナ氏のような「下準備の要」となりうるキャスタークラスが追加されていますので気になる方はこの際縁を結んでみてはどうでしょうか。

自己完結性と言ってもどの方面に向かって完結しているかによって評価は分かれます。生存性に優れるクー・フーリン一族(特にSNとオルタ)は長く戦うための生き残りに特化した形で完結しているといえます。逆に2人のランスロットや槍アルトリア(オルタ)のように守りを捨てて全てを攻撃関連に注ぎ込んだサーヴァントはスムーズな攻略には欠かせないパワーカードではありますが、安易に強いからという理由で無計画に投入するとwave2によくいる大型エネミーの道中クリティカル事故死で枕を濡らすことになります。

結論としましては、強いと言われているサーヴァントの何が強さに結びついているかを自身で評価する場合はまず「スキルがどこまでサーヴァント本人と噛み合っているか」をチェックし、噛み合い方が攻撃寄りなのか生存寄りなのかバランス型なのかを見極め、サポートが必要か否かを判断する、といったところでしょうか。よく「クー・フーリン(SNとオルタ)やカーミラやヘラクレス(特に絆礼装or月霊髄液付き)は最後尾に置く」というスターティングメンバーを見かけますが、あれは最後の一騎になっても自身のスキルや宝具が生存寄りかつ高ダメージを与え続ける長期戦に向いているという理屈があります。

長くなりましたが、星4サーヴァント自体はゲームシステム上、誰もがHPとATKは星3以下と比べて高水準であり、また幕間や強化クエストによるテコ入れも頻繁に行われるゲームでもあることから、性能で選んでも愛で選んでも結果として選んだマスターが納得すればそこまでの話です。


私が誰を求めているかって?ギルガメッシュ(キャスター)だよ!!!


終劇






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