見出し画像

第57回理学療法士国家試験午前44ー脊髄損傷ー

第57回理学療法士国家試験を1問ずつ解説。

私がどういう手順で問題を解いているかを解説しています。実戦で役立てると思います。


音声を聴きながらがおすすめです。

〈Spotify〉


それでは参りましょう!


敗因

上腕三頭筋が機能すれば、床からの車椅子乗車はできると思い込んでいました。
そのため、間違いだと思い削った選択肢の4番が正解でした。


反省会

第7頸髄節まで機能残存している場合、床から車椅子への移乗を獲得できるのは60%で、獲得できる可能性がありトライすべきレベルとされています(津山:1998)。


キャスター上げについては調べきれずに終わってしまいました。
手指をあまり使わず、手掌面でハンドリムをコントロールすればできるのでしょうか?


あまりスッキリしませんが、少なくともこの問題から、床から車椅子への移乗よりキャスター上げや車椅子での段差昇降の方が比較的簡単だということを学習できました。


前回記事


※第57回理学療法士国家試験、第57回作業療法士国家試験の問題および正答について(厚生労働省)を加工して作成

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html


最後までご覧いただきありがとうございます。未来の理学療法士、理学療法士の未来のため発信を続けて参ります。今後もよろしくお願いします!