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何でPTA会長なんてやるの?

それは奇特なことなのか?

正式な任期は4月からだけど、既に何人かから「何でPTA会長なんてやるの?」と聞かれている。
そのうち選挙にでも出るつもりなの?と付け加えてくる人もいた。実際私たちの地域にはPTA会長をキッカケに区議会議員にまでなった人もいるしね。

裏金は作ってないけど叩けば埃が出る身の上なので、公職に就くつもりなんてサラサラないけれど「わざわざPTA会長をやる」というのは、そういう目で見られがちな立場ではあるということなんでしょうね。

で、何でやるのかと聞かれたら、もうこれは単純に「楽しそうだから」という答えに行き着いてしまう。そうとしか言いようがない。

ここまで1年間PTA副会長をやってきて、人間関係が広がったことや、家庭でも職場でもない“第三の身の置き場”ができたことが、想像していた以上に楽しかった。
副会長ですらそうなんだから、会長になったらもっとエキサイティングだろうなという、そんな気がしたのだ。

まぁでもPTA活動をできるのも子どもが就学中だけなので、のめり込みすぎないようにしないとな、という自覚はある。
この身の置き場は、必ずやがて雲散霧消する。人生を懸けるほどのものではない、というどこか醒めた目線は忘れないようにしたいと思っている。

PTA会長を務めるための条件

PTA会長という任務自体に関しては、楽しいからみんなじゃんじゃんやればいいのに、というわけにいかないのは事実。良くも悪くも「人を選ぶ」ポジションであることは否めない。

自らの置かれた状況も鑑みつつ、どんな人ならできるのかを考えてみた。

①業務上の自由がききやすい
→平気で平日昼間にイベントや会議が組まれるので、定時がガチガチとか、有休取得の条件が厳しいとかだと当然難しい。自営業の人も収入が覿面に減っちゃったりするとやっぱり厳しいものがあるんでしょうね。
家賃収入や不労所得で回せてる人なんか最高です。
サウイウモノニ ワタシハナリタカッタ。

②自宅から学校が近い
→マスト条件ではないけれど、もし徒歩10分以上離れていたり駅とは正反対の方向だったりしたら、自分は名乗り出なかっただろうなぁと思う。
やはり学校に行くのが億劫なようだと、おのずとハードルは高くなるかなと。

③気持ちにゆとりがある
→ちょっと私生活が忙しない状態のPTAのOGの人と話していたときに言われたこと。
「会長をできるなんてハッピーな証拠だ」
「余裕があってナンボ、なので今の私には到底できない」
私がハッピーかどうかはさておき、家庭と職場以外の身の置き場なので、やはり家庭と職場でいっぱいいっぱいだとパンクしてしまうんでしょうね。

④家族の理解
→人によってはこれが最大のハードルということも。
理解なのか放置なのか分かりませんが、少なくとも私はダメとは言われませんでした。そのうちブチ切れられるかもしれません。こわー。

そんなわけで気持ちが前向きなところに奇跡的に条件が揃ったことが重なり、PTA会長をやることになったわけです。

と、何だかんだ言いつつも、子どもの母校の校長室に、父親の写真を飾らせてやりたかったから(子どもの学校では歴代校長と並んで歴代PTA会長が掲示されている)、という下心もあったんだけどねー。

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