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【自主大会 最終成績6-2 ベスト8】ディアンシーメタビート【レイジングサーフ環境】

どうもこんにちは

TeamAquaGYMという大会を開催させていただいておりますナカシゲです。
スタンとエクの大会を月1ペースで開いています
是非遊びに来てください


今回はこのレイジングサーフ環境のスタンダードレギュレーションで流行してるデッキ…

そのどれを使っても勝てる自信がない状態

なぜか自主大会にでる事になった男が、

如何にして
94人の大会で6-2のベスト8というそこそこ高成績な
しっかりと環境に対応できる
環境にまったくいないデッキをつくりだせたのか
について、その流れをnoteにまとめました。


⚠私のnoteを読んでいただく際の諸注意

画像は記事の読み込みが重くなるため少ないです

私の文才は秀でた物ではありません。

また、語り口調での文書が多くなるため、このような内容が苦手な人は読むのを推奨致しません。

誤字脱字修正も積極的には行わない為、誤字脱字報告は必要ございません。

では本文へどうぞ



大会参加経緯


元々私はWCS環境まではそこまでスタンダードレギュレーションがつまらん事象が多いというだけで、嫌いとまでは言っておりませんでした。

その為、レイジングサーフや未来古代のパックの中身が公開されるまではそこそこスタンダードも楽しめていたと思います。

 毎日のように仕事終わりにジムバにでて、毎回違う山を試すくらいには…

そんな時期に私の友人達のチームえいむん(略称)が自主大会を開くと聞き、これは参加するしかないと思いエントリーをしました。



そしてWCSで個人的な悲劇が起こります-

未来古代環境の面白カード満載パック

直近のレイジングサーフの公開カードの残念具合


この面白そう感の温度差がモチベーションの天国と地獄を生み出してしまいました。


さらに追い打ちをかけるようにエクストラバトルの日が9月中行われ、私はエクストラが大好きなためレイジングサーフは記憶の彼方へと消し飛びました。


シティリーグも11月に設定して、よ〜し、レイジングサーフ環境は隠居しちゃうぞ〜


そう思いましたが、友人達の開く初の自主大会には絶対出たい。


また、せっかくでるなら楽しんで使える山が良い

そう思いレイジングサーフ環境としっかりと向き合いはじめました。

レイジングサーフ環境を考えてみる

まずはレイジングサーフによって黒炎環境からの変遷をざっくりまとめると


サーフゴーexの登場

ドローつきの青天井で、ちょっとだけ成績がいいが、サイドレースの小回りが効きにくく、勝ちきれてない印象


ジラーチの登場

これにより小物デッキがロストマインへの対抗札を得たため増加

→筆頭はだんけつのつばさ

→そこも破壊するミュウツーVUNION入りのサーナイト

ギラティナVSTARがリザードンexなどの大きいHPを持つポケモンを倒しきるのが手厳しいご様子

→その結果にギラティナが少そうだなと予想(この時点ではまだシティリーグ開始前)

→ルギア側視点の有利対面であるギラティナの減少+ミライドンの増加によってルギアの減少しそう

→サーナイトex・リザードンex・ミライドンex・パオジアンexが強そう

そこへミュウVMAXが最速で畳み掛けてくる

そんな環境に見えました


さて、ではこの中で何を使うのか考えてみます。


このデッキ選択は私の主観です。

サーナイトex→なんかめちゃくちゃキルリアとサーナイト手札に来るか、エネだけめっちゃ手札に来て事故る&キャンコロ月光手裏剣無限ストレス編突入

リザードンex→なんか立たん&パオジアンへの勝ち方募

ミライドンex→パチンコ(この時からイメージ変わらず)

パオジアンex→セグレイブぜんぜんうまくたてられない&ビーダル2ライン入れる枠難しい・・・

ミュウVMAX→何度回してもめっちゃ事故ってガチでセンスない


はい、そもそも今のスタンの全デッキなんでも勝てる気がしない奴が既存のデッキから選ぼうなんて最初から破綻してました。


あーもう何使っても勝つときは勝つし、負けるときは負けるからつまんね〜〜〜〜って思ってしまいます。

ぶっちゃけエクストラかスイカゲームで遊んでいたい・・・・

デッキ作成メソッド



ならばここはいつもの仮説からデッキを1から作成していくしかありません。

環境再考察

現環境を見渡していくと、

「高HPのポケモンを押し付けるデッキ」

→リザードンex&ミュウVMAX

「高HPのポケモンを高出力でなぎ倒すデッキ」

→パオジアンex&サーナイトex

「中〜高打点を早い段階で出して、ゲームテンポを破壊する山」

→ミライドンex&ミュウVMAX


このような風に見えます。

有効な要素の洗い出し

つまり有効なのは

高HP!

高出力!

ゲームテンポの破壊!

この三要素です



いや~簡単でしたね

じゃあ全部持ってるポケモンを採用しましょう

んなもん居るわけ無いだろ(#^ω^)

そりゃそうです

居たらそいつが環境TOPになっている事でしょう。

過去にアルセウス&ディアルガ&パルキアとかいうバケモンがやらかしてましたが、今はそのようなお手軽バケモンカードは居ません。


ではどうするのか

上記3要素を細かく分解していきます。


勝てる要素についての考察


第一要素 高HP

これはパッと思いつく言葉は

単体のHPの高さ

HP290以上というのは今ワンパンするのが難しい

だから高出力が強いということになります

ここをもう少し掘り下げます

ワンパンできなかったらどうなるのか?

気絶さえしなければサイドを取れる技を持つポケモンが場に残るということ。


1匹で見込める

・取得サイド枚数

・相手ポケモンを倒せる数

の多さ


それこそが耐久力の高いポケモンの魅力だと思います。

だからこそ耐久力の高さを基準に評価するべきでした。


・ジュラルドンVMAX等の特定条件でダメージを無効化する

・ヌメルゴンVMAXにVガードつけたりして、さらに回復までする


第二要素 高出力!

はい、第一要素を真っ向から粉砕する手段です。

簡単な言葉を使うと330くらいダメージでるデッキですね

特にサーナイトexのデッキはこの傾向が強く、

高HPかつ取得サイド枚数の多いポケモン

取得されるサイド枚数が少ないポケモン

倒すことができる事から、非常に人気なデッキですね。


はい、今しれっと細かく分解して説明しましたね。

そしてこれはゲームテンポを握るうえでも有効で、

対戦相手が2ターン以上戦えることを強みとして場に出したポケモン

を、1ターンで倒して相手の要求値を上げられる事

ここが高出力が強い要素となる理由ですね。


第三要素 ゲームテンポの破壊


ここでいうゲームテンポとはなにか

サイドレースで優位に立つために、

対戦相手にとって望ましくない状況を作り出しつつ、

自分がサイドを取り進められる状況を作り出すことです。


・ポケモンが倒されない状態を作る

(モミ等の回復札やVガード等の耐久付与)

・雪道等で動きにくい状況をつくる


その上で自分は殴り放題する

ミュウVMAXやミライドンがこれを最高速で行うことで対戦相手の準備ができる前にゲームを優勢に持ち込んでいるのが現状かと思います。

過去の環境デッキから学ぶ

さて、三要素を細かく分解して見てみたわけですが、ここで圧倒的に硬い要塞みたいなデッキを2つ思い出しました。

1つはセキタンザンVMAXです。

実は私がセキタンザンVMAXを長く使っていた時期があります。

その際にめちゃくちゃ固くしたセキタンザンをマオ&スイレンで回復して中打点を無力化し、1体のセキタンザンで可能な限りサイドを取り切る行為が非常につよいと感じておりました。


2つ目はエクストラレギュレーション版サーナイト&ニンフィアGXのデッキです。

こちらも要塞系のデッキであり、アブリボンを使うことでベンチに傷ついたサナニンフをグズマから隠すことができ、サーナイトの高耐久を押し付けながら、ミラクルマジカルGXによる全ハンデスでゲームを破壊するデッキです。

また同じようなデッキが組めればやる気も出るんだけどな…

運命の出会い

そんな懐古厨感を出しながら酒を飲みつつレイジングサーフのリストを見ていたらなかなかやれそうなマンタが居ることに気づいたのです。

なんか逃げ0で120回復のワザ持ってますねぇ!


マオスイみたいな事できるやん???

あとはアブリボン+サナニンフのベンチ守れるようせいのうたがほしいな〜

あれ?ディアンシーでわざマシン エナジーターボをすればよくないか?

ここまでお膳立てされていたので、レイジングサーフを紙束の集まり~って決めつけるもんじゃねぇなって思いなおしました。(相場の話はNG)


さて、ここで問題になってくるのはディアンシーでのエネ加速からゲームを破壊できるようなバケモン性能を持つポケモン探しです。

アタッカーの選出

そこでまず考えついたのがそらをとぶピカチュウVMAXです。

こいつはエクストラでも実は単構築が通用するポケモンであり、たねポケモンからのワザのダメージをしっかりとカットしてくれます。


HPも310あり、更に逃げ0のためすぐにタマンタと入れ替わることができます。


また、葉隠れポンチョをつけることでタマンタでの回復中にボスの司令で呼び出されることもありません。


ですが、ここで蘇るかつての闘いの記憶。。。

かつた杯決勝

私の自慢のセキタンザンVMAXは、某フライゴン愛好家のひのたまサーカスのズガドーンによって無事炎上倒壊しました。

高耐久は超高出力によって焼き消されるとかなり厳しいのは第二要素で話したとおりですね?


で、現環境を見てみると

パオジアンexはたねだからOK


サーナイト………は?無理では?

めちゃくちゃゴリゴリマッチョやん

リザードンexを仮想的に据えて進化してきた為、アルカナサーナイトでも330出しやすいようにカスタマイズされてることもあり…

いや、めちゃくちゃヤバいやん


これは何としてもサーナイトの攻撃を防御しきれるポケモンを用意しなければなりません。

で、サーナイトといえばアローラロコンVSTARが死ぬほど苦手です。

私の過去のnoteを読んだことがある人ならまーたコイツアローラロコンVSTARつかっとるやんけってなると思います。

わたしはアローラロコンVSTARの強みも弱みも理解しております


強みは言わずもがなスノーミラージュです。
説明不要な程のメタ技ですね


では弱みはなんなのか?

完成前のたねポケモンの状態で倒される事です。


今まではアルセウスVSTARからエネルギーを加速することが通例で、なかなかアローラロコンが技を打つ状況までもっていくのに数ターン隙を与えてしまう事が多く、勝率が安定しない原因でもありました。

皆たねの状態で命賭けで狙い撃ちしてきますからね…

よく倒されるパターンはサーナイトexの190ダメージでアローラロコンVを倒されるパターンでしょうか?

それがどうでしょう?

ディアンシーがトリニティチャージのようなワザを打てるのならば今までのこの問題を大きく解決することが可能です。

こうして役者は出揃いました。

デッキレシピ(試作一号機)

ここまでの情報を全て集約した原案のリストがこちらです。

試作一号機

ここから練習などをしたり、環境をみたらロスギラ結構いるじゃん!と思い、リストを修正して自主大会に挑みました。

実際に使ったリストと、大会を経ての改善したい要素及び、各種採用枚数の理由と経緯や、各対面の動き方に関しては有料部分で解説いたします。
ここまでお読みいただいた方々ありがとうございました 。

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