脊髄症とは何ですか？

脊髄症は、脊髄（せきずい）と呼ばれる身体の中心部分が圧迫されることによって引き起こされる病気です。脊髄は、体の神経を通して指令を送ったり、感覚を伝えたりする重要な役割を果たしています。

脊髄症の圧迫による症状

脊髄症が進行すると、次のような症状が現れることがあります。

• 上下肢（腕や手、足）の痛みやしびれ: 脊髄症の圧迫によって、上肢や下肢に痛みやしびれを感じることがあります。これは、神経が正しく働かなくなるために起こります。

• 運動障害（筋力の低下や動きの制限）: 脊髄症の圧迫により、筋力が低下したり、動きが制限されたりすることがあります。このため、普段の動作が困難になることがあります。

• 感覚障害: 脊髄症によって、感覚が鈍くなったり、正しく感じられなくなったりすることがあります。例えば、触れられたときの感覚が鈍くなることがあります。

注意が必要な点

脊髄症に関する注意点は次の通りです。

• 症状が上肢にほとんど出ない場合や下肢のみに現れる場合もあります: 脊髄症は個人によって症状の出方が異なることがあります。症状が上肢（腕や手）にほとんど現れない場合や、下肢（足）のみに現れる場合もあります。それぞれの人によって症状の特徴が異なることを覚えておきましょう。

• 脊髄症が進行すると膀胱や直腸の機能にも障害が現れることがあります: 脊髄症の圧迫が進むと、膀胱や直腸の機能にも問題が生じることがあります。このため、排尿や排便に関してトラブル

が生じることがあります。

以上が脊髄症の圧迫による症状や注意点についての説明です。もし、これらの症状や問題を感じる場合は、早めに医師に相談して適切な治療を受けるようにしましょう。