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【スーパーフード】キノコの凄まじい健康効果

どうも、NOVAST®ヘルスコーチの中村です。
今回は意外にもスーパーフードな『キノコ』について紹介いたします。
これを読んだらついキノコを買いに行ってしまうこと請け合いです。

キノコはスーパーフードだった

スーパーフードとはカロリーがそれほど高くないけど健康効果の高い微量栄養素を多く含む食品のことですが、なかでもキノコは微量栄養素が豊富で免疫力を高める効果が高く、注目されています。
コロナウイルスの第7波が危惧されていますが、免疫力を高めるキノコは絶対に食べてほしい食材のひとつです。
早速、キノコのもつ素晴らしい効果を5つ紹介いたします。

1.ナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)を増強させる

NKT細胞はその名の通り、ナチュラルキラー細胞とT細胞の両方の側面をもつ免疫細胞です。
(ナチュラルキラー細胞は生まれ持った自然免疫を担う免疫細胞で、T細胞は侵入したウイルスなどの抗原に対して攻撃する獲得免疫を担う免疫細胞)
NKT細胞は遺伝子の損傷を防いだり、癌細胞や腫瘍の増殖を遅くしたり、癌細胞の死(アポトーシス)を誘導したり、腫瘍への血液供給を阻止したりするなど、癌に対して非常に強力な免疫細胞なのだそうです。
そんなNKT細胞を増強できるのですから、キノコを食べない手はありません。

2.抗原結合レクチン(ABL)を含む

抗原結合レクチン(ABL)は癌を発見して、その異常な細胞にのみ結合するタンパク質です。
なんと一旦結合すると細胞のなかに取り込まれて、細胞の増殖を抑えてくれるのだそうです。
まさにキノコは癌の増殖に特化した食べ物と言えそうです。

3.アロマターゼ阻害作用がある

アロマターゼは乳がんの原因物質であるエストロゲンを産生する酵素です。
アロマターゼによりエストロゲンが過剰に産生されると乳がんになると報告されています。
キノコにはそのアロマターゼを阻害し、エストロゲンの量を抑えて乳がんのリスクを下げる効果があります。
ホワイトマッシュルーム、マイタケに多く含まれており、シイタケはそこそこ、キクラゲやヒラタケにはほとんど含まれていないのが残念です。

4.樹状細胞の産生や成熟を促す

免疫細胞にはウイルスを直接攻撃するT細胞や抗体を産生してウイルスをやっつけるB細胞だけではありません。
「こいつが犯人です」というように、ウイルスを発見してT細胞やB細胞の前に連れ出す役割を担う『抗原提示細胞』というのがあります。
抗原提示細胞のひとつが樹状細胞です。
樹状細胞は身体中の至る所にいますが、年齢とともにその数が減少してしまいます。
そんななか、キノコを食べることでこの樹状細胞を維持できるのだそうです。

5.血管新生阻害物質が含まれる

血管新生と聞くと一見良さそうにみえますが、実は成人では創傷の治癒などの場合にのみ起こる現象で、それ以外に起こると異常とみなされます。
例えば、がんや肥満、黄斑変性症、慢性炎症などが血管新生と関与しています。
癌細胞は自分が大きくなるために血管新生を促しますが、これを阻害できれば癌の増殖を防ぐことができます。
なんとキノコにはその血管新生阻害物質が含まれるのだそうです。

いかかでしたか?
キノコを食べると癌なんて怖くないと思えてしまうぐらい、すごい食材でしたね。
免疫能の低下で起こる最たる疾患が癌ですが、免疫力を高めることは当然インフルエンザやコロナウイルス、風邪ウイルス、全身に起こる様々な症状を抑えることに繋がります。
意識的にキノコを食べるようにすると免疫力が高まり快適な毎日を過ごすことができそうです。

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スーパーフードについては紹介すべき食材がまだまだたくさんありますのでお楽しみに!
今後とも何卒宜しくお願いいたします。

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