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がん予防が期待できるスーパーフード3選

どうもNOVAST®ヘルスコーチの中村です。
今回はがんに対して素晴らしい免疫力を発揮する選りすぐりのスーパーフードを3つ紹介します。
いずれも科学的根拠が報告された正真正銘のがん予防食品です。
こうしたスーパーフードは睡眠不足があったりストレスが多かったり、どうしても免疫能が低下してしまう場合にも強力にサポートしてくれます。
では早速紹介していきます。

玉ねぎ

玉ねぎには抗がん作用抗炎症作用抗酸化作用があると報告されています。
玉ねぎを切ったときどうしても涙が出ちゃいますが、実はこの正体が健康効果を発揮しているんです。
この正体は『アリイナーゼ』という成分です。
刻んだり、すりつぶしたり、かみ砕いたりした際に出現し、免疫力を増強するスルフィド化合物(硫化アリル)を生成します。
硫化アリルには発がん物質を『解毒』したり、『血管新生阻害作用』があります。

血管新生阻害作用とは、がん細胞が増殖する際に自分の近くにある血管を周囲に伸ばそうとしますが、それを阻害する作用のことです。
玉ねぎを多く摂取した群は摂取が少なかった群に対して、大腸がん、卵巣がん、食道がん、前立腺がん、胃がんのリスクを大幅に軽減できたそうです。
多く摂取したと言っても、毎日1/2カップの玉ねぎを摂取している群ということなので、意識的に玉ねぎを食べるようにしていれば無理なく摂取できそうですね。

実は玉ねぎ以外のネギ科植物(ニンニク、リーキ、エシャロット、チャイプ、ワケギなど)も同様に硫化アリルを生成することができます。
玉ねぎが苦手という方は、こうした食品を料理に使うと良いかもしれません。

ザクロ

ザクロはあまり市場に出ていませんが、素晴らしいスーパーフードです。
玉ねぎと同様に血管新生阻害作用がありますので、乳がん、前立腺がん、大腸がん、白血病を予防してくれます。

また、アンジオテンシン変換酵素を阻害し血圧を下げる効果があり、アテローム性動脈硬化を修復する能力もあることから、心筋梗塞や脳梗塞などを予防することができます。

さらにセロトニン受容体を刺激しうつ症状を改善してくれる他、エストロゲン受容体を刺激し骨密度を改善してくれます。
その他、腎障害を改善したり重篤な感染症を予防するなどの効果もあります。

最後に、以前に紹介したキノコ同様『アロマターゼ阻害作用』もあるとのことでした。
アロマターゼはエストロゲンを生成する酵素で、エストロゲンが乳がんと関係していることから、乳がんの予防に効果があると言えます。
エストロゲンは必要な女性ホルモンですが、分泌が増えると乳がんのリスクが上がることが報告されています。
是非こちらの記事もご覧ください。

ベリー類

ラットの研究ではありますが、発がん物質を投与し遺伝子に傷をつけた後、乾燥ブラックベリーを食べてもらうと、なんと遺伝子の傷が修復したとのことです。
また、乳がんと関連があるエストロゲンを注入した後、ベリーを食べてもらった場合にも、新たな腫瘍は発生せず、すでにあった腫瘍が縮小したとのことでした。

その他、食道がん、大腸がん、口腔がんなど様々な種類のがん発生が低下したそうです。
ベリー類には『エラグ酸』というポリフェノールが含まれており、腫瘍の形成を阻害する効果があることが報告されています。

また、ブルーベリーは『アントシアニン』というポリフェノールが豊富であることが分かっていますが、中でも活性化作用の強い『シアニジン』は『サーチュイン6遺伝子』を活性化することが分かりました。
サーチュインは長寿ホルモンと呼ばれ、アンチエイジングには欠かせない存在です。
なんと培養した大腸がん細胞の増殖を抑えるがん抑制遺伝子』の活性が3倍になったそうです。

今回はがん抑制作用が強力な玉ねぎ、ザクロ、ベリー類を紹介しました。
毎日の献立に組み入れて頂くと将来発生するがんを予防できる可能性があります。
ちなみに将来発生するがんというのは、発見が将来というだけで、実は毎日3000個ぐらい異常な細胞が生まれています。
免疫能が低下してこの異常な細胞を排除できずにいると、増殖してレントゲンに写るようなサイズになるということです。
つまり、免疫能を毎日高めておくことができる限りのがん予防ということになります。

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