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心配性でも楽しめるベトナム・ラオス女子旅。 おすすめスポットや気をつけること、持ちものなど

2019年の6月中旬にベトナム・ハノイとラオス・ルアンパバーンを3泊4日で旅行して来ました。その際に「もう一度行きたい!」と思った場所や持参してよかったもの、気をつけたいこと、個人的に感じた印象などを紹介します。

旅の日程

・1日目 16:30羽田発 → 21:00ハノイ着
・2日目 19:30ハノイ発 → 21:00ルアンパバーン着
・3日目 終日ルアンパバーン滞在
・4日目 17:00ルアンパバーン発 → 19:00ハノイ着
・5日目 24:00ハノイ発 → 8:00成田着


ベトナム・ハノイで特に行ってよかったところ

滞在中行ったところはほとんどおすすめしたいところばかりでしたが、特によかったところ、ここはもう一度行きたいと思ったところをピックアップしました。

PHO BO

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ザ・ベトナムといったような雰囲気が味わえるフォーのお店です。外でも食べられますが中の方にも席があり、現地の人たちと同じようにフォーを食べることができます。牛肉が乗ったフォーに各々トッピングを乗せて食べていました。

透き通ったスープが優しい味わいで、朝ごはんでもするっと食べられました。一杯300,000ドン(約150円)と値段もお手頃で、ベトナムの雰囲気に浸れるのでおすすめです。市街地にあるのでアクセスもしやすいです。


Train Street

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線路沿いに建物が並んでいる通りで、ベトナムらしい異国情緒が味わえるフォトスポットです。ここに来ると、線路のどこを切り取っても素敵な写真が撮れるため、観光客も多く訪れます。

この風景にプラスして、線路沿いのお店も充実しているため街歩きも楽しめます。特におしゃれなカフェが多く、マッサージ屋さんもあるので、ハノイの暑さにつかれたら一休みする場所としてぴったりです。1日に数本、実際に電車が通る様子は迫力があります。


ルアンパバーンで特に行ってよかったところ

プーシーの丘

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プーシーの丘は市内の中心部にある絶景スポット。世界遺産に登録されているルアンパバーンの街並みとメコン川を、頂上から一度に眺めることができます。夕方は優しいオレンジ色に包まれた景色がとてもきれいです。

日没1時間前ぐらいになると観光客でにぎわい、この岩のところで写真を撮ろうと行列ができます。私はもう一度ゆっくり写真を撮りたかったため翌日13時ごろ行ったところ誰もおらず、写真を撮り放題だったのでおすすめです。

入り口と出口は2箇所ずつあり、それぞれに料金所があるのでどちらからも入れます。入場には20,000キープ(約247円)かかります。階段が険しいので登るのは大変ですが、登り終えると小さな売店があり、冷たい水などを買って水分補給もできます(登るとたくさん汗をかきます!)。


LAMACHE Restaurant

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LAMACHE Restaurantは市街地のメコン川沿いにあるレストランです。メニュー看板にはパンケーキやサンドイッチなど食べやすいものから、ルアンパバーン料理まで幅広いメニューを扱っています。

私は「Fried rice with grilled chicken」を食べましたが、チャーハンもチキンもどちらもおいしく、滞在中のごはんで一番おいしいごはんでした。ルアンパバーンに行ったら必ずまた食べたいと思っています。


覚えておくと便利な旅TIPS

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ここで、ベトナム・ラオスに行くときに知っておくと旅がスムーズになる、ちょっとしたコツをお伝えします。ぜひご旅行の際に役立ててみてくださいね。


ベトナム・ドンの簡単な計算方法
ベトナムの通貨は「ドン」。ケタが多いため、現地では末尾の「000」を取って表現します。例えば10,000ドンなら「10」と言います。そのドンを5倍するとおおよその日本円に換算することができます。10,000ドンなら、だいたい50円(約46円)になります。こうするとスムーズにいくらか計算できますね。


ラオス・キープの簡単な計算方法
ラオスの通貨は「キープ」。ベトナム・ドンと同様にケタが多いため、末尾の「000」を取って表現します。キープの場合はコンマより前の数字を15倍すると計算しやすいでしょう。実際には10,000キープ=約123円なので12倍が正しいですが、15倍の方がパッと数字を聞いて計算しやすいかと思います。計算が苦手な方は「Currency」というアプリを使うと、一発でレートに合わせて計算してくれるので便利です。


ベトナムの街歩きに便利な笠「ノンラー」

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かぶればベトナム気分をより楽しめる笠帽子「ノンラー」。ベトナムらしさを感じさせる見た目はもちろんのこと、直射日光が顔に当たるのを防いでくれる優れものです。キャップやニット帽と比べると頭との接地面積が少なく、帽子をかぶったときのこもるような暑さがありません。適度な長さのツバで、顔まわりの日焼けからも守ってくれるのでとても優秀です。

観光案内所では2000円近くで売りつけられそうになりましたが、普通のお店で買えば250円ほどで購入できます。ハノイは日本以上に高温多湿の気候なので、暑い中の街歩きにノンラーは非常に便利でした。観光客向けの商品でもありますが、実際に現地の人たちが身につけている様子も見られます。


Fried riceは食べやすい!

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海外のメニューは写真が少なく、文字を見ただけだとどんなものが入っているのかわかりづらいですよね。そんな中で私がおすすめしたいのが「Fried rice」(=チャーハン)です。

心配性な私は好き嫌いも多く、東南アジアの様々な食材が混ざっている料理を選ぶときは、メニューの写真もないし「大丈夫かな...どんな料理がくるんだろう....」と不安になることもあると思います。そういった時にも、Fried riceは他の料理に比べて現地のアレンジが少なく、何より好き嫌いが多い私でもおいしいと感じる確率が高く食べやすいです!笑

また、大半のお店の定番メニューとしてあるのもよいところ。メニューに迷ったりどんなものが来るか不安になったら、ぜひfried riceを注文することをおすすめします。


旅先で気をつけたいこと

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自分から話しかけてくる人には注意
どこの国にも共通していることですが、自分から話しかけてくるタクシーの運転手や観光案内所の人などには少し警戒した方がいいと思います。というのも、ハノイに着いてすぐ痛い目にあってしまったので...笑 少し長いですが、気をつけてもらいたいのでお話します。

その出来事が起きたのは、ハノイに到着してすぐのことでした。空港から市内への移動でバスを使おうとしたもののバス乗り場を見つけられず、空港内の案内所の人に聞くと「Outside!」の一点張りで、仕方なくタクシーを探していました。

市内までのタクシーは一律25USドルと聞き、高いので少し他のタクシーも探していました。夜でも容赦ないハノイの暑さ(体感温度で35℃ぐらい)で判断力が鈍ったせいもあってか、客寄せをしているタクシーを怪しいと思いながらも値段を交渉すると市内まで10USドルで行ってくれるとのこと。

安心してそれならラッキーとお願いし、走り始めて10分後ぐらいになぜか再度値段の交渉が始まりました。最初は10USドル(約230,000ドン)で了承してくれたにも関わらず、高速道路に入った後に路肩に車を止めて「高速道路料金がかかるからプラス500,000ドンが必要」と言われ、反論しながらも払うとさらに「もうプラス100,000ドン!」と結局倍以上払ってしまうことに。

ベトナムに着いてすぐのことだったのでお金の払い方にもなれておらず、お札の数字をゆっくり確認しながら払おうとしていると「いいよ、見てあげるよ」と持っていたドンを全て取られる事態にも一時発展しました。夜ということもあり、抵抗したら危ないのではないかと思ったりして、本当に怖かったです。

後から冷静に考えると簡単に防げたミスですが、旅先の高揚感や焦りなどによって判断を誤ることも起きかねません。せっかくの楽しい思い出にネガティブなラベルを貼ってしまわないためにも、安全を考慮して慎重に旅を進めましょう。


夜着の便は避けた方が無難かも

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夜に現地到着する便は避けることをおすすめしたいです。もちろんこれは人にもよりますが、初めての場所に到着して土地勘もなく、言葉やお金の使い方などに慣れない中で行動するのは、日中でも多少は不安になると思います。それが夜だと、国や時間によってはバスが営業終了していてスケジュールが予定通りにいかなくなったり、暗いだけで不安な気持ちが増したりします。

旅慣れしている方や、時間効率のよい移動をしたい方には夜着はぴったりです。ただ、少しでも心配な場合には日中の明るい時間に到着する便を選ぶ方が、いらぬ不安や心配事を増やさずに済むので、旅をより楽しめると思います。


氷に気をつける

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特におなかが弱い人は、カフェやレストランで使われる氷に気をつけたほうがよいでしょう。というのも、ベトナム・ラオスを含む東南アジア諸国の水道水の多くは硬水。軟水に慣れている日本人が口にすると、おなかを壊してしまう人も少なくありません。

水道水を避けてミネラルウォーターを飲む、というところまでは気をつけられても、氷に注意を払うことは忘れてしまいがちです。ベトナムもラオスも冷たい飲みものが欲しくなるので、気をつけながら飲みものを選んでくださいね。

ちなみに私は現地の冷たい飲みものをどうしても楽しみたかったので、グラスをもう一つもらって最初に氷をそこに移して飲みました。


ラオスのお風呂はトイレの床と同じ
ラオスのお風呂とトイレは同じ場所にあります。海外のホテルだとそういったところは多いですが、私が泊まったAirbnbの部屋もまさに、シャワーを出すと便器が濡れてしまうほど近いところでした。もう少し離れているところもありますが、同じ床を共有しているところが多いです。

事前にホテルやAirbnbの部屋の写真で設備を確認しておき、シャワー用のサンダルを持参していくと安心ですね。


コンセントの形は同じ
ベトナム・ラオス共にコンセントの形は同じです。そのため電源変換プラグは必要ありません。iPhoneの充電器のようにどの国でも使える電圧のものであれば、変圧器も必要ないので身軽になります。 


持参してよかったもの

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ミネラルウォーター
先述したように、東南アジアの水道水は日本の軟水と異なり硬水。そのため、日本人の私たちはおなかを壊してしまう心配があります。ホテルや近くにコンビニがある市街地に滞在していればあまり心配はないかもしれませんが、お店が遠いところに泊まる場合は日本から1本お水をスーツケースにしのばせておくと安心です。


トイレットペーパー
ベトナムとラオスのトイレにはトイレットペーパーが設置されているところが多い印象でした。特に市街地であれば持参したトイレットペーパーを使う機会はほとんどなかったです。ただ、少し田舎の方へ行くとトイレットペーパーがないところも多いので、1ロール持っていると万が一に備えられます。


Wi-fiルーター
「空港でWi-fiルーターはレンタルせずに、現地のフリーWi-fiでまかなう!」という方も少なくないかもしれません。私の経験上の話ですが、Wi-fiの整備が整った国でも逐一つなぐのは結構大変な作業です。

パスワードなしでつなげるところであれば、お店の外で電波を拾って接続することも可能です。ただ、お店の中にパスワードの記載があるところの方が多いですよね。そうなると、Wi-fiをつなぐためだけにカフェでコーヒーを購入しなければならなかったりと、不要な出費と時間を使ってしまうことにもなりかねません。

オフラインでも地図を見れるアプリ「maps.me」も便利ですが、ホテルではなくAirbnbを使う場合は一般のマンション等なので、地図上にうまく表示されないことも。数日の旅行であれば、Wi-fiルーターがあると気持ちの面でも安心できるでしょう。


心配性でも準備をしっかりしていけば大丈夫!

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ベトナム・ハノイとラオス・ルアンパバーンのおすすめスポットや、旅中に気をつけたいこと、持ちものについて紹介しました。初めて行くところには楽しみはもちろんのこと、不安もつきものですよね。特に心配性の方であれば「何か足りなくても現地でそろえればいいや!」ともなかなか思えないです(私がそうです)。

事前に調べて準備をしていけばある程度の不安は防ぐことができますし、もし予想外の事態に直面してしまっても、次につながる経験になったり、よい思い出にもなるでしょう。これから旅行の予定がある方は、気をつけていってらっしゃいませ!


※情報やレートは2019年6月現在のものです。最新情報のご確認をお願いします。

All the photos taken by Yuka

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