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岩手2日目 あまちゃんともぐらんぴあと琥珀とまつり


9月17日

盛岡駅から新幹線に30分くらい乗り、着いた二戸駅から70分くらいバスで久慈へ向かう。これが久慈へ行く最短ルートらしい。

ところであまちゃんにハマっている。10年前はあまり真面目に観てなかったけど、今再放送を全部観ている。おもしろすぎる。コメディーと思ってたけど、めちゃくちゃ丁寧に人間を描いている。モブキャラが存在しないと思った。岩手のこともすごくすごく丁寧に描いている。だから岩手に来たかった。小袖は、あまちゃんに出てくる架空の「袖ヶ浜」のモデルでありロケ地であり聖地だった。

久慈駅近くでレンタカーを借りて走った。小袖にいくまでの道がよすぎた。リアス式海岸に沿って曲がりくねっていて、ところによってはすれ違えないので譲り合い必至な道だった。景色がよすぎるのでたまにある路肩に停めまくって写真を撮りまくってしまった。

小袖海岸

かっこよすぎる
巨岩奇岩パラダイスだ
軽自動車のプランだったのに料金そのままコンパクトカーになっちゃったんだった。嬉し〜

寄り道が多すぎて予定の時刻を少し遅れ、小袖海岸に到着。すごい人だった。素潜り見物にはチケットが要ると聞いてたので、まず事務局で購入しようとした。けど、なんか、受付の海女さんが「もういいからいいから、そのへんからこそっと観ちゃいなよ」って通してくれた。え…優しすぎる…。遅かったからかな??申し訳ないのでたくさんお土産買いました。

うわ〜うわ〜ドラマで何回もみた画角!
おふたり潜ってらっしゃいました!!!
すごい(涙)

あまちゃんのアキちゃんとまったく同じコスチュームの海女さんがもぐってる😭お客さんたちと言葉を交わしたり手を振ったりコミュニケーションとりながら何度ももぐり、最終的には信じられないくらいたくさんのウニを袋に入れてあがってきた。「今年は沖縄の水族館みたいな魚がいっぱいいる〜!」とおっしゃってたのが印象的。あがったらお客さんと話したり、写真を撮ったり、ウニ持ってポーズ取ってたり、アイドルに徹していた。あまちゃんの中で「海女はサービス業だ」と言っていたのを思い出す。
いつの間にか大行列ができていて、なんにもわからないまま並んでたら、ウニ買えた。もぐってらした方とはちがう、ベテラン海女さんが信じられないスピードでウニを割っていた。いただいたウニは間違いなく生きてきた中でいちばんおいしいと思った。ウニってもっとなんか苦味とかクセとかないんでしたっけ?なにもなかった。海そのものをちょうど気持ちのいいぷるっぷるの食感で食べてる感じ。もちろん海女さんが今!とってきてくれたウニ!という感動の大きさがすごいし。ウニをその人の生涯でいちばんおいしく食べさせる海女というサービス業、すばらしすぎる。

ありがとうウニありがとう海女さんありがとう海
よく映る岩と小袖海女センター
小袖海女センターは上が展望台になっていて最高。さきほどウニとってた入江、綺麗すぎる。
センターの中は、海女のこともあまちゃんのことも南部ダイバーのことも取り上げている。
海女センターの壁にあまちゃんの名言が貼ってあった。これ拾うの好きすぎる。
リアスの看板だ!!!!!
おみやげコーナーでみつけたミサンガ。買うに決まっているんだよ!デザインがドラマそのままだし、コハクが加わって商売上手で最高。
楽しいな〜楽しいな〜からいきなり現実にもどされた。かなり小高いところに登ったときのこれ。つらい。
あまちゃんに登場したストーブさんの監視小屋が上にあるのでした。結構なハイキングだった。優しくて知らないご家族の方に写真撮ってもらって嬉しかった。ひとりなのでありがたい。
世界北限の海女って本当にすごい。ニホンザルと権威が一緒である。

もう少し浸りたかったけど、時間に追われているので小袖海岸をあとにする。来た道を戻り、もぐらんぴあへ。20分もかからなかったかな。

もぐらんぴあ

正式名称を「久慈地下水族科学館もぐらんぴあ」という水族館。久慈が日本有数の石油備蓄基地であることから、ほかの水族館ではあまり見ない、工業的な海にまつわる展示もみられる。ずっとずっと来てみたかった水族館です。

なんか路肩に停めてる車がいっぱいあってよくわからなかったけど、こわいので臨時駐車場に停めた。
この先携帯の電波が入りませんという案内にドキドキしてしまった。地下にあるからです。地下の水族館、珍しい。
ホヤ展示をみると、北へ来たなと思う
クラゲの展示も充実していた。
なぜ時間に追われていたかというと、海女さんの素潜りタイムを見たかったから。
なんとさっき小袖海岸で見た海女さんだったよ。上から見たあと横から見られるの、贅沢。水槽は現在の海の水温よりだいぶ低いんだって。水温に身体を慣らす時間があった。とはいえ、凄い。
おすすめの魚を紹介しますと言って(ボードに書いて)、ヒラメの白変種を砂からだしてくれた。見たかったので嬉しい。白いね。
さかなクン先生が名前をつけて絵を描いて紹介してある水槽のコーナーがあった。フグ類が多かった。これだけでも注目度が上がって素晴らしいと思った。先生の絵がたくさん見られた。先生はここへ何度も来てこの水族館を応援されていたんだなぁと思った。
期間限定かもしれないけど、ウミウシ類がたくさんいてよかった。
震災を生き延びたウミガメ。生き延びた生物種を一覧にしてあった。多くない。尊敬してもしきれない。

道の駅いわて北三陸

道の駅でまめぶが食べられるというぼんやりとした情報を見てテキトーにグーグルマップで検索してたどり着いたら、なんか新しくできたところで、結果的にまめぶは食べられなかったんですけど、なんか可愛かったからいっか。

いわポケモンの聖地みたい。
イシツブテ公園!
うわーかわいい
ポケモンスナップで知ったかわいいいぬ
なんか道の駅のガラスもこんなんでかわいい。全然知らなかったけど、ポケモン、地域のためにいろいろやってるね。えらいね。

久慈琥珀博物館

久慈はコハクの世界的な産地なんだって。あまちゃんの中でも重要なアイテムになっていたコハク。コハク掘りの勉さんは大好きなキャラです。コハクの博物館があると聞いて行きました。小袖、もぐらんぴあ、この博物館、の絶対行きたい三点が結構離れてたのでひとりなのにレンタカーしちゃったんだよね。モータリゼーションだね。一匹モータリごめん。

コハクの多様性すごい。色にもこれだけ種類があるとは。
コハクと言ったらやっぱこれっしょ。中身だけをものすごく拡大してみられる展示もあった。アガる!
このへんで発掘された恐竜。背景が緑でなんかいいな。
新館がこれでもっと大きい旧館があった。売り場もすごい広かった。もちろん買えないです。

久慈駅周辺

予定よりかなり早くレンタカーを給油してリターンカーする。なぜかというと、お祭りで通れない道が多かったから…。嬉しい誤算。久慈秋祭りは、あまちゃんにも出てきた久慈の大事なお祭りで、しかもコロナで四年ぶりとのことだった。ライブがあったからこの週末にしたんだけど、ラッキーすぎた。
まずyomunosuという観光施設に寄った。

の前によくドラマに出るビル。本当に駅前真ん前にあった。取り壊しも検討されているとネットで見た。
yomunosuにはあまちゃんのジオラマがある。重要すぎるアイテム。
さっき行った袖ヶ浜ー!この場合は袖ヶ浜でいいよね?行ったあとだと解像度がちがう。海女cafeはこういう立地にある設定だったんだね。
さっきの駅前デパート!観光協会!
きたてつ(本当はさんてつ)。
秋祭りの山車!
が本当に駅前に居てやばかった
デカすぎない?
奥行きがデカすぎると思います。めちゃくちゃ頑張って押したり引いたりしていた。
久慈の街はあま絵シャッターがあちこちにあって最高
久慈警察署は、のんさん過激派で最高
かわいいマンホールの蓋みつけた。イシツブテがコハクになってんねぇ!
すべてが元ネタか聖地に見えて困る

久慈秋まつり

ホテルにチェックインしたあと本格的にお祭りの雰囲気を味わいながら散歩した。とにかく山車と出店の量がすごくて、こういうすごいお祭りは初めてだった。圧倒された。私の地元にはまったくない熱量。いいなぁ。

真ん中の太鼓叩いてる人が本物の人間なのでデカさわかってください
さまざまな厄災をぶちのめしそうな山車(リア部分)
こういうデカすぎ山車を三機?くらい見たと思う。夜になったらライトアップしててヤバかった
地域のお菓子屋さんがやってる出店にかき氷があったから食べた。美味しかった。カフェオレ氷350円。幸(さち)。
高樹にもお祭りみせたげるね
こういう看板があちこちにあるんだけど、おすすめポイントの秋まつりをたまたま見られたのヤバすぎるねつくづく
まめぶっせというお菓子を発見。いつか食べるぞ、まめぶ汁!

まめぶっせをホテルで食べて寝ました。しょっぱくて甘くて美味しかった。

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