見出し画像

大連と旅順の街を歩く

半年ぶりに大連を訪ねた。ビジネスマンでジャーナリストの何徳倫氏は14年前に「大連は燃えている」を著し、大連の街と日本人について次のように述べた。

一度、大連を訪問した日本人は、みんな大連が気に入って、二度も、三度も訪ねたいという人が多数である。その人たちに聞くと、歴史の原因を除いて、街の綺麗さ、海鮮料理の美味しさ、厚い人情と、日本に似ている生活環境と気候を挙げている。それこそ、日本人が大連に親近感を持つ所以だろう。

僕は、10年前に始めて訪れて以来、歴史の問題はさておき、大連に親近感を持ち、年に一・二度は訪れるようになった。ここに記されている"大連に魅せられた日本人"の一人だ。

今回は、日中で一つの仕事に携わったメンバーで10年を振り返る記念のツアーとなった。記念イベントは、笑いあり涙ありの楽しく意義深いものだった。

散歩好きの僕は、空き時間があると周辺をひとり歩いた。大連の街並みは、10年で大きく変わった。変わったけれど、懐かしい風景、人々の営みは確かに残っていた。大事にしたいものだと僕は思う。

大連の街〜大連駅、旧ロシア人街から民衆街辺り

大連駅、旧ロシア人街から民衆街辺りに広がる住宅地。団地風のマンションやお店、公園や学校が建ち並ぶ。公園には朝からたくさんの人が集い、日向ぼっこをしたり、運動したり、おしゃべりをしている。

今回の一番は、公園の脇、日当たりの良い歩道の露天の床屋さん。散髪してもらっている人は気持ち良さそうだった。10年後にも出逢いたい光景だね。

大連の街〜労働公園、朝市

大連駅近辺のホテルにいつも宿泊している。歩いてすぐのところに「労働公園」がある。ここは朝の散歩の定番だ。朝早くから地元の人たちもたくさんいる。
走る人、歩く人、踊る人、蹴る人、筋トレの人、書く人、楽器の人、歌の人、掃く人、診る人、診てもらう人 …6時を過ぎた頃になると公園は人がいっぱいだ。

新しい発見は、お医者さんと看護師さんが聴診器と血圧計を手に露店の診療所?を開いていたこと。スポーツウェアの人たちの行列ができていた。健康相談だろうか。とにかくここの人たち、健康志向が強いね。

そして朝市。美味しい街の食材が溢れている。おそらく街中あちこちにあるんだろうね。

旅順へ

今回は、旅順まで足をのばした。旅順博物館とサクランボ狩り。古代って日本も中国東北地方も同じなんだね。陶器・土器、その文様や彩色など、ホントそうだった。短時間だったけど、楽しかった。

美味しい旅、懐かしい旅。次はいつかな。

#旅 #散歩 #寄り道 #道草 #回り道 #大連 #旅順 #日記 #写真 #旅とわたし