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保育園看護師のしごと

保育園の看護師は園に1人のことがおおいです。一人で何をしてるの?どんなことするの?と思いますよね。
私のしごとの1日をタイムスケジュールでかいてみます。

7:40 出勤、着替え
7:50 情報収集
8:00 勤務開始、保育(朝の受け入れ)
9:00 保育(0歳)
9:30 保健の時間
11:00 保育(0歳)
12:00 休憩
13:00 保育(0歳)
15:00 保健の時間
17:00 退勤

こんなかんじで8hの勤務をしています。看護師は基本、1番園児の多い時間帯(8:30〜17:30)くらいの勤務であることが多いと思いますが、8:00〜18:00の間でシフト制だったりもします。

1、着替え、情報収集
2、保育(朝の受け入れ)
3、保育(0歳)
4、保健の時間

上記四つの項目に分け、少し詳しく説明します。

1.着替え、情報収集

 通勤服と保育服は別であることが好ましいです。保育園には0歳のお子さんもいるのでなるべく園に菌やウイルスを持ち込まないように、という観点からです。通勤服、保育服はどんなもの?は別記事にまとめようと思います。
 情報収集は、家庭からの欠席や遅刻の連絡の確認に加え、前日の自分が退勤した後に体調不良のこどもや怪我があったかを確認していました。

2.保育(朝の受け入れ)

 朝の受け入れ時は保育士さんもまだ人数が揃わず、少ない職員ではじまります。こどもの登園人数に合わせて職員が徐々に出勤して増えていきます。そのため朝は保育士さんと一緒に受け入れをしていました。
 受け入れ、というのはこどもを保護者からお預かりすることです。体調はどうか、家で変わったことはなかったかなどの聞き取りも行います。登園時に発疹や微熱などがあれば、保育士さんからお預かりしていいか、相談がくることもあります。そんな時は症状をアセスメントして心配があれば受診をしてからの登園をお願いしたり、お休みを薦めることもあります。

3.保育(0歳)

 保育にもはいります。私の勤めていた園では基本的に0歳か1歳の保育に入っていました。保育に入った際にはクラス担任の保育士の指示をうけながら、こどもをみたり、食事介助、オムツ交換、寝かしつけ、午睡中の見守りといった保育に関わります。もちろん、こどもを見ている時は一緒におもちゃで遊んだり、絵本をよんだり、ときには手遊び歌もうたっちゃいます。手遊び歌なんて知らない!と思う方もいると思います。毎日保育士さんたちが歌ってくれているため自然と覚えられるので心配いりません。こどもとの関わり方も、その道のプロが保育士さんたちです。言葉かけなどは保育士さんたちがとっても上手です。真似をしているうちに私も我が子を意のままに…とまではいきませんがそこそこ 操れる こちらの思った通りに動いてくれるようになりました。

4.保健の時間

 保健の時間、というのはいわゆる保育園看護師としての活動時間です。午前中のうちに、お休みや遅刻のこどもの確認をし、クラスをまわります。クラスをまわり、保育士さんとやすみのこども、体調に不安のあるこどもなどを共有します。これは、お昼、退勤前と行い、園児の活気や食欲はどうか?といったことも把握します。他には、園内の整理整頓や消毒をしたり、石鹸や消毒類の補充といった衛生管理を行います。この2つが主な毎日のしごとです。これらに加え、体調不良者が出た場合の看護、怪我の対応や受診といったイレギュラーに対応しています。
 今までのは毎日の業務です。毎日ではないものの、空いた時間を見つけて進めていくしごともあります。毎月発生しているのはほけんだよりです。翌月の保健の予定や、流行っている感染症の注意喚起などをまとめます。ほけんだよりの他に、マニュアルの見直しや、保健年間計画をたて、それに沿って園児向けの保健指導や職員向けの指導の準備をしています。また、感染症の園児の集計をとったり、毎月身体測定を行ったり、歯科検診や内科検診の準備や当日医師のサポートにまわったりします。

おわりに…

 いかがでしたか?保育園看護師のおしごと、少しイメージついたでしょうか。私自身の経験した保育園看護師のおしごとになります。保育園看護師は基本的に1人配属なため、保育園看護師の仕事を教えてくれる先輩がいたことはありません。同じく保育園看護師をしている友人や、園長先生からお話を聞いたりして手探りでやってきました。どなたかの参考になれば、嬉しいです。
 保育園の看護師は平たく言うと、園児の健康管理、園の保健衛生指導と管理、をしています。園ごとに、看護師の仕事は少しずつ違います。保育に入る時間であったり、日々の業務のリョウであったり。このあたりは入職前の園の見学や面接の時に聞いておくと安心です。

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