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初noteは胃キャメラレポート

序章 2015-2016

MotorheadのLemmy Kilmisterが亡くなってしまい、ゲスの極み乙女。の川谷絵音が好感度最高値タレント・ベッキーと不倫し両成敗を連呼、国民的アイドルSMAPさへも解散説浮上、さらには地球外生命体David Bowieまでもが天に召され、音楽芸能大好きな私としましてはのっけからエモーション激動の2015-2016年末年始。

メディアは巨星ミュージシャンたちに対する敬意ある訃報と同時に、タレントやミュージシャンとしての大成功も、ひとときのヨミガエル性的衝動的な心的現象により発生した小火に対し、大衆が無限に所持する非情に燃えやすい薪の多量投げ込みによって、皮肉にもメディアによって積み上げられた信頼は一瞬にして焼失させられてしまい、さらには夢を与え続け走り続けてきたアイドルグループでさえも、組織・芸能・社会構造の前に為す術無く悶える表情のあまりにリアルな現実をも、メディアとはライトにネットワークに乗っけて、実際本来彼ら彼女らと無関係のはずの我々に届け、奇妙な感情を生み出してくれる。そんなメディアのこわさを感じ、かなりカオティックな2016年を我々は迎えました。

はじめまして。あけましておめでとうございます。pujisiです。
本年もこれまで同様、変わらぬ愛をよろしくお願いします。

本章

さて、そんな2016年ですが私も今年の目標を決めました。

・出力をはじめる
・胃カメラする
・引越す
・1ヶ月間10冊以上、本を読破する

他にも熱い目標はあるのですが、以上4点を必達目標としました。
早速、出力としてnoteをはじめてみます。これで1つ目の目標、達成済。

積み重ね上げる、2016成功体験。

欲を出して、こちらひとまず売上100円を目指します。心もとないですが、たった1人の心優しい読者様からの投げ銭を獲得してみたいと思います!

人生初・胃カメラ体験

2016年1月18日のBlue Monday、今年2つ目の目標であり、人生初の胃カメラする朝は、たいへんな大雪だった。

案の定、東京の交通機関は淫らに乱れまくっていた。
途方に暮れるサラリーマン、苛立つ若者、泣き叫ぶ赤子、駅の外には救急車両。。etc

そんな阿鼻叫喚の中、私は午前8:28梅ヶ丘発の地獄の満員小田急電鉄に乗って、午前9:00から予約済みの地獄の胃カメラ検査に向かった。
クラウディーな満員電車とスリッピーな雪道を乗り越え、目的地は胃カメラ。
障害があればあるほど人は萌えるというが、結局どこまで行っても、阿鼻叫喚。地獄行き確定。地獄でなにが悪い。

今回の胃カメラでお世話になった病院は、下北沢にありいつもお世話になっていて信頼のおける病院『島津メディカルクリニック』。
この病院は看護師さんも全員白衣ではなく、ナチュラルカラーのシャツにチノパンといった装い。
院長のDr.島津氏も常に説明が的確で迷いがなく、不思議と人を安心させる語り口で、非常に映画的なリラックスしたムードのナチュラルな病院である。

そもそも先週末に風邪を患い、Dr.島津氏に診てもらいに行ったついでに、昨年末受けた健康診断で胃部のみE判定という不安な結果を持っていったら、即「胃カメラやりましょう。」と相成った。まあここでやってくれるならやってもらうぞと。こっちは今年の目標に胃カメラ設定してるんだぞと。

とはいえやはり若干得体のしれない不安もある初胃カメラ。
私は少しでも気持ちが落ち着くようにと、靴下は前日にUNIQLOで新調した柴犬のdot絵のプリントされた靴下で、かわいく気持ちを安定させて挑んだ。だからといって何が変わるわけではないのだが。

実録!胃カメラの流れ&検査結果と費用

さてここからは胃カメラ未体験者にとって一番気になるところでしょう。
胃カメラの流れと検査の結果、費用を報告します。

今回私が受けた胃カメラ検査は鎮痛剤をつかって口からのものです。
鎮痛剤を使った胃カメラって一体どんなことするの!?気になって夜も眠れない!といったこれから受けるよという方、またpujisiさんの結果が気になって眠れない!という方、ご参考にどうぞ。

1. まず軽い問診をうけ、体調を確認する。問題がなければ、小さなキャップ程度に入った胃の動きを抑えるやや白濁の液状薬を、コップ一杯の水で飲む。

2. 着替える。上半身のみ。靴は脱ぎスリッパ。リラックスムード。

3. 診察台に向かい、ゼリー状の喉麻酔注入。開けた口に注射器のようなもので流し込まれる。そのまま5分放置。液体を喉元に当てるようにしながらも飲み込まないよに気をつける。3分ほど経つとみるみる面白いほど咽喉部分の感覚が失われてゆく。新感覚。5分経過したら液体麻酔を吐き出す。

4. 今度は診察台に横になり、右肩から注射器で麻酔打ち込む。チクリ。こちらは喉の麻酔の胃版らしい。

5. そして口にカメラを通すときに、口が閉じてしまわないようにするためのマウスピースのような筒状のモノを加えさせられる。

6. 今度は左腕から注射器で眠くなる薬を剤を打ち込む。チクビ。もといチクリ。

7. するとすぐに眠くなる。1分も経ってないんじゃないだろうか、早速胃カメラを流し込まれているようだ。Dr.島津と看護師らの会話は遠のく意識の中うっすら聞こえていたが、嗚咽することも一切なく、非常にスムースにキャメラが私の中に挿入される。全く苦しくない。

8. 気がつくと、といっても気がついてるわけでもない不思議な感覚に包まれた状態であるが、胃カメラはアッという間に終わっており、看護師の案内のもと自力で休憩ベッドへ。何かあったらボタン押して呼んでくださいね的な説明をうけぼんやりと受け答えもした記憶があるが、そのままポックリ寝落ち。非常に心地よい。

9. 「…pujisiさん〜 pujisiさん〜」と名を呼ばれる声がして目が覚めた。9:00〜の検査で、自分の感覚としては15分位寝ちゃっただけかとおもいきや気が付けばもう12:00になっていた。胃カメラ検査自体は10分間程度、とのことだったので、2時間30分は眠っていたようだ。

10. 診察室に案内され、非常に高解像度な私の胃の内部写真が置かれていた。Dr.島津が診察室に来るまで待っている間、1人だったのでこっそり自分の中身を確認して待つ。予想よりもツルっとしており、結構綺麗なもんだナァと関心する。

11. 一般患者の診察を終えて、Dr.島津が検査の結果を発表しにくる。その日のうちに結果がわかるんだナァと再び感心する。

以上が胃部内視鏡検査の流れでした。ヤフー知恵袋の恐ろしい話などからイメージしていた以上に、楽でした。これなら、毎日やっても問題ございません。というレベル。

胃カメラ検査の結果は…

さて、前回は胃部ポリープで引っ掛かり、今回は胃部E判定で心配だった胃の結果は...

結果:
ピロリ(−)
小さく細い赤い点や線が胃壁にチョイチョイある
原因は胃酸過多。
胃酸過多の原因はストレス。
例えば昼間なんらかのストレスを抱えた状態でいると、夜寝てる間に胃酸が胃を溶かしちゃう。

とのこと。

安心してください、病んでません。

自分で消化力がなく胃がもってかれてると思っていたが、逆にありすぎる、と。
兎に角、あまり大した病気ではなかったので良かった!
それに、ピロリ菌不在がわかって良かった!

Dr.島津氏からのアドバイス:
ハワイに何度もいってください。笑

…しかし私は一体どうしたらいいのか

結果は大した病気ではなくてよかったものの、結局、ハワイに何度も行くことが許されないサラリーマンである私はストレスを感じないマインドに寄せていかないと一生治らない。ようだ。

昔、TEDでKelly McGonigal氏のこの面白いスピーチを確認してからというもの、ストレスと病気が関係しているとするのは思い込みで、実際関係ない。と考えるようになっていた。日々の暮らしはストレスだとも思わずにけっこう楽しくやっている。実際人体ってのはむずかしいもんだナァ。

とりあえず一人カラオケで私の18番であるチューン、ゲスの極み乙女。の「猟奇的なキスを私にして」を熱唱するところからはじめていこうと、今はそう考えています。

胃カメラにかかった費用

ちなみに今回の胃カメラ検査ににかかった費用ですが、保険もきくのでおよそ5,700円。10,000円くらいすると思ってたけどわりかしリーズナブル。胃部に不安を抱える方、島津メディカルクリニックは良心的で苦しみもなく、おすすめです!

終章

というわけで、年始に決めた2016年の目標「出力を始める」と「胃カメラする」は早くも達成。3つ目の目標「引越す」も実はもう今月早々に決定済で、来週には引っ越しです!

1月中に4つ中3つの目標は達成してしまった形である。引き続き、出力を始めたうえで、出力を継続するという目標にアップデートして、今後もnoteなりに執筆を試みる2016年にしたいと思います。

くれぐれも皆様、胃腸はいたわって、おからだはお大事に。

おやすみなさい

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