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ほしい苗字

マヂカルラブリーの村上さんの本名は村上ではなく鈴木さんで、村上という芸名は、漫画『東京大学物語』の主人公の名前から取ったそうです。

野田クリスタルさんの横でニコニコしている裏では、あっちの村上みたいに脳内を性欲まみれにしているのかと思うと、なんだか見方が変わってしまいそうだ。

『東京大学物語』は面白いけど子供の手の届くところに置いてはいけません。あと30巻台の展開は人を選ぶと思います。自分は正直ちょっと引いた。

芸名というのは当然ながら本名とは違うわけで、別に本名からかけ離れたものであっても良いわけですが、なぜ村上さんが本当は鈴木さんだったことに違和感があったんだろう?と考えてみたところ、村上も鈴木も、一般的によくある苗字だからだと思うのです。

伊集院光さんの本名が田中さんだと知ったときは、ああまあ、伊集院が本名なわけないよなあ、と妙に納得したのを覚えているし、やしきたかじんさんがほぼ本名(本名は家鋪隆仁)だというのを生前のご本人がテレビで言っているのを視たときは驚いたものです。

世の中にはたくさんの苗字が存在して、その数は30万種類を超えるのだそうです。

『サザエさん』にしか存在しないと思っていた磯野さんも実在するし、『GTO』の作者の藤沢とおる先生が作った架空の苗字だと思っていた鬼塚さんも実在します。『鬼滅の刃』に出てくる竈門さんや胡蝶さんも実在するそうです。

かくいう自分の本名の苗字はいたって平凡でして、かっこいいとは到底いわれることはなく、ものすごくメジャーでもマイナーでもないというところ。まあどちらかというとメジャー寄りだろうけど。

ちゃんと調べたわけではないので勘ですが、たぶん30万位のうちで12万5387位とかなんじゃないかなあ。知らんけど。

かっこいい苗字がいい。かっこいい苗字に憧れる。かっこいい苗字になりたい。

個人的にはダントツでかっこいいと感じるのが朝比奈さん。美男美女しかいないような気がする。

いや、知り合いに朝比奈さんはいないし2次元の人を含めてもみくるさんと涼風さんしか思いつかないけど、きっと美男美女しかいないと勝手に信じている。

自分も朝比奈になったらイケメンになれる、そんな気がするんだ。なので2022年は朝比奈ぷらーなを正式なハンドルネームとします。

ハンドルネームって最近はもう言わないネット用語だな。ブログ全盛期と共に懐かしいものになった。

ブログといえば、一時期ちょっとだけはてなブログを書いていたのですが、それに付随するはてな匿名ダイアリーというミニブログのようなもののユーザーは通称「増田」と呼ばれています。

どこからの由来で増田さんになったのかは不明。ただ、増田さんって絶妙なチョイスだと思います。

自分の本名の苗字と同様に、めちゃくちゃ多いわけでもなく、珍しがられるわけでもなく、たぶん15万5213位とかなんじゃないかと。まさに匿名性を守るに相応しい。


逆に、珍しい苗字の場合のメリットはなんでしょうか。覚えてもらいやすいということでしょうか。

本名ではなくペンネームですが、『呪術廻戦』の作者の芥見下々先生は一発で覚えられました。

ていうか、芥ってゴミのことだし、ゴミを見るというのが苗字でさらに下々……って、謙りすぎだろ。もはや卑屈の域に達している。でも、だからこそインパクトがありますね。

剛力彩芽さんも、剛力という苗字の字面の強そうな感じと、彩芽というかわいらしい名前との組み合わせが、独特な味わいを醸し出しています。

有名になりたいという人は、珍しい苗字のほうが得なのかも。

朝比奈はどちらかといえばマイナーだとは思いますが、それでもたぶん、21万8326位とかかなあと予想。

朝比奈ぷらーなに改名したら有名になれるだろうか。でも、バズりたいけど炎上はしたくないし、noteで有名になりたいかというと、別になあ……。

サウナはたのしい。