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2023年に買ってよかったもの

2023年もあと僅かですね(定型文)。

個人的にはあまりいいことがあった年とはいえず、自分もライブに行ったことのあるロックミュージシャンの方が何名か他界され、明るいとは言い難い1年でした。

少しでも気晴らしをいうことで、意味もなく港に行ってボーッと大型船を見たり、思いつきでいきなり三重県に行ったり、なにわ健康ランド湯~トピアに日がな引きこもったりしており、例年よりも散財しました。

そんな中でもそれなりに買い物をしており、買ってよかったと思うものは、大きく分けてこの4つですね。

・Dickiesのカバン(300円)

大きすぎても小さすぎてもダメ。

関東の人と関西の人との気性の違いを示すこととして、関東の人はいかに高いものを買ったかを自慢し、関西の人はいかに安いものを買ったかを自慢する傾向にあるそうですが、私も関西人の端くれであるからして、安く買えたものを自慢します。

それがこれ。Dickiesのカバン。300円。俺たちのセカンドストリートで買いました。

多少の糸のほつれはありますが、300円で買ったようには見えないし、実際に今のところ、なんの支障もない。

福井や神戸でさんざん乱雑に扱っても、今のところ破れていない。旅先で乱雑に扱って破れてお別れしたカバンが今までいくつもあったというのに。

自分はもう10年くらいずっと、普段づかいのカバンは、2リットルペットボトルがギリギリ入るサイズ、それよりも積載量が多くても少なくてもいけない、なおかつショルダー付き、腰に巻くベルトタイプのものはNG、あくまで肩から提げられるものが好ましいという基準があるのですが、意外にもこの基準を満たすカバンはあまりありません。

あっても、ブランドものでかなり高かったりする。別にカバンでイキるつもりもないし、できる限り乱雑に扱いたいので、丈夫で手頃で破れてもそんなに凹まないものを選びたい。

いや、そもそも乱雑に扱うなという話ですが。何年もつかなあ、このカバン……。

・つげ義春作品集『ねじ式』(693円)

国民温泉は行ってみたい。

「ちくしょう目医者ばかりではないか」のコマが有名な『ねじ式』という漫画はつげ義春先生の代表作のひとつですが、そういえばちゃんと読んだことがないと思い、電子書籍を探したところすぐに見つかり、意外と手頃な価格なので即ポチりました。

つげ義春作品を買って読んだこと自体が初めてですが、例外なくすべての作品に妙なインパクトがあり、特に『ヨシボーの犯罪』の意味不明さが謎に記憶に残る。

『ねじ式』も『ヨシボーの犯罪』も、つげ先生が夢で見た内容が元になっているそうですが、『ねじ式』は多少のウケを狙って改変されているらしく、まだ漫画としてのストーリーははっきりしているものの、『ヨシボーの犯罪』はそっくりそのまま夢の内容を描いているので、ストーリーそのものが破綻している。

ちなみにどちらもエロい内容が含まれていますが、日常的につげ先生はエロい夢を見ているのだろうか。私も月1~2ペースで見るのだが、週3ペースくらいまで増やせないものだろうか。

ヨシボーは海水浴場の写真の水着の女性を見て興奮していたが、私はかつてニッ○ンのカタログの下着の女性を見て……いやなんでもない。いつだったかnoteに書いたような気もするけど。

・サングラス(本物)(20000円)

見た目ではほとんどサングラスとわからない。

本物ではないサングラス、つまりは度が入っていない伊達メガネのサングラスは以前も持っていたことがあり、マインドが中学生なのでそれをかけて心斎橋を歩いてイキってみたりなどしたあげく、アメリカ村の古着屋の全く知らん兄ちゃんに「なあ自分、どっかで俺と会ったことない?」と話しかけられて全速力で逃げるなどしていたのですが、もうそろそろイキるためのサングラスではなく、本来の用途であるところの、光から眼を保護するサングラスが欲しくなりました。

若い頃なら(今でも若いが)もっと色の濃い、サングラスらしいサングラスを選んでいたと思いますが、もうそういうのはいいかなあという感じだし、アメリカ村で追いかけ回されるのもめんどくさいので、見た目にはサングラスとはわからない、控えめな水色のものをチョイス。

これで日中の陽射しが照らす公園のベンチで読書がしやすくなりました。noteも見やすい。

まだ明るいうちに銭湯に行き、その帰りに近くのテキトーな公園で本を読みながらnoteの下書きを書いて、人がそんなにいなさそうだったらちょっと寝転んでみる、という優雅な午後を送れます。

ちょっと寝転んでみて何もする気がしなくなって、辺りが暗くなってきたら、近くのテキトーなコンビニで角ハイボールを買って1杯。これが今年のぷらーなの休日のデフォルトでしたね。

どんどん大槻ハンチョウに近づいていっているのは自覚している。そして、ハンチョウに近づいているということは、限りなくおっさんに……。

・メガネのシャンプー(358円)

けっこう長持ちする。

メガネを買ったということはメガネのお手入れを定期的にしなければならないということであり、なおかつそれなりにお高い(当社比)サングラスなので、入念にするべきである。

正直なところ、これまでは結構テキトーで、週1~2くらいのペースで、汚れが目立ってきたら水洗いして拭く、という程度でした。どうせ日用品なのだからいずれにしてもすぐに汚れるわけだし、別に気にしなくてもいいかなあと。

しかし、たまたまAmazonでメガネ用のスプレーを見かけ、安いしまあいいかとポチってみました。そして使うこと数ヶ月。

あのね、すべてのメガネユーザーに告げたい。メガネは毎日、少なくとも2~3日に一度は洗うべき。

見える世界が違う。世界がクリアになる。めぐり逢えたことでこんなに世界が美しく見えるなんて想像さえもしていない。単純だって笑うかい?メガネシャンプーに心からありがとうを言うよ。きっとミスチルの桜井さんが歌っていたのはこういう感情だったんですね。

というか、私が物臭なだけで、ほとんどのメガネユーザーはちゃんと洗っているのが普通か。

それではまた。今年もM-1グランプリが楽しみですね。昔のことですが、和牛と霜降り明星がなんだか自分の中でごっちゃになっていて、霜降り和牛というコンビがいると思っていました。もっと昔は、EXILEにはTAKAさんとHIROさんがいると思っていたよ……。

↓2022年に買ってよかったもの

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