3月に読んだ漫画5タイトル
こんにちは、漫画好きのかぼたるです☺︎
今月も「漫画を10冊読む」という目標で1か月楽しんで読んでまいりました。
さっそく読んだ5タイトルを振り返ります!
『スキップとローファー』①②/高松美咲
高校入学を機に田舎から上京してきた美津未。
コミュ経験不足がゆえにちょっとズレた言動をしながらも、持ち前のまっすぐな性格で周りに溶け込んでいきます。
個性的な同級生たちそれぞれが悩みを抱えているけど、お互いに影響を受けながら前に進んでいくところに青春のみずみずしさを感じました。
美津未は失敗してもひねくれないし、クラスメートの悪意にも気づかないようなピュアなところがかわいいです。
私は高校時代に大人数でわちゃわちゃするっていう経験がないので、こういうわちゃわちゃする漫画(古くは「天使なんかじゃない」から)って眩しいし憧れます。
『矢野くんと普通の日々』⑤/田村結衣
怪我をしやすい矢野くんと、それを見守る清子のラブコメです。付き合いたての2人の初々しいほど初々しい様子に毎度いやされます。
とくに清子が前髪を切りすぎちゃった回。
矢野くんがノーリアクションだったのを清子がずっと気にするっていう、些細な悩みが青春ぽいなぁと思いました。
清子の好きなアイドルの真似を全力でする矢野くんの回もおもしろかった。
はたから見ると小さなことに、全力でぶつかったり悩んだりする姿が、忘れかけていた何かを思い起こさせてくれます。
こんなピュアな気持ち、40の私の心からはとっくにはがれ落ちていたよ。
『夢中さ、きみに。』/和山やま
和山先生の短編集(全8編)です。
私がいちばん好きなのは唯一女性が主人公の2話目です。
SNSで知り合った松屋さんと仮釈放さん(名前のセンスw)が距離を縮めていく、ちょっと恋愛要素の入ったお話です。
看板から文字を拾って言葉にするというエピソードで2人がつながっていくところが変わっていて面白かったです。そして松屋さんの一喜一憂する表情にきゅんときます。
絵柄からすると和山先生の初期の作品なのかな?
この頃からすでにシュールな和山節が炸裂していて買ってよかったと思える作品でした!
『青に、ふれる。』④⑤/鈴木望
生まれつき顔に青いアザのある瑠璃子。
アザのあることを気にしすぎないように、周りに気を遣って生きてきました。
瑠璃子は高校で担任の神田先生を好きになります。
神田先生もまた相貌失認(人の顔を認識できない)を患い生きずらさを抱えていました。
自信をつけたと思ったらすぐにまた壁にぶつかったりして、上がったり下がったりしながらちょっとずつ強くなってく瑠璃子の姿が見ていて応援したくなります。
4巻からの注目キャラは神田先生に思いを寄せる美人の白河先生。
初登場時はライバルキャラで鼻につく感じがしたけど、この巻で彼女の弱さが出てきて好きになりました。
美人ゆえの悩みや理解されない葛藤があるんだな、なかなか人間くさいなこの人、と思って。
「悩みがない人間はいない」(By白河先生)って本当にそうだと思います。
漫画はエンタメとしてだけじゃなく「人生の教科書」という面もあると思うのですが、この作品もまさに気づきがたくさんあり何度も読み返したくなる作品です。
『SLUM DANK』新装再編版③④⑤⑥/井上雄彦
なるべく新しめの漫画を紹介していくつもりだったのですが久々に読んでおもしろかったのでご紹介。
ヤンキー桜木花道が好きな人を振り向かせるためにバスケを始め才能を開花させていく、ご存じバスケ漫画の金字塔。
外見も性格もバラバラな部員たちなんだけど「バスケが好き、勝ちたい」って強い思いでつながってて、その結束力に感動させられます。
とくに私は桜木と同じバスケ部の三井寿(ミッチー)のファンです。好きすぎて初登場シーンからうるっときてしまいます。(早すぎる)
その話を同じくスラムダンク好きな夫にしたら
「え、俺スラムダンクでうるっときたことないけど。」だって。
うそでしょ…
こんな名作漫画でも受け取り方は人それぞれなんだなぁと学びました。
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以上5タイトルご紹介しました!
たまたまですがどの漫画も高校生主人公だった。すごい偶然。
多感なこの年代の友情、恋愛、青春にひたひたに浸かることのできた1か月でした。
では!
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