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【映画感想】『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

こんにちは、かぼたるです☺︎

最近はおっさんずラブやメンタリストなど、映像作品といえばドラマばかり見ていた私。

久々に映画も見たい!どうせなら名作を!できれば泣けるやつ!と思いこちらを鑑賞しました。



9・11で父親を失った少年オスカー。ある日父の遺品から「black」と書かれた封筒と、その中から鍵を見つけます。オスカーは鍵穴のありかを探すために、ニューヨーク中のblack氏を訪ねる旅に出ます。

この作品、存在自体は前から知っていたのですが
かなり重たい話なのかな?と見るのを躊躇していました。

実際見てみると、ただ重たいだけでなく人のあたたかさに包まれるようなとてもいい作品でした。
個人的には謎のおじいちゃんが旅に参加したあたりがおもしろかったです。暗い話の中にあって2人のかけ合いがなんだか微笑ましくて癒されます。

ストーリーが進むうちに、オスカーがどうやら何か事情を抱えているようだとわかります。その事情が明かされたとき、あまりにも抱えているものが大きくて、胸がぎゅっとしめつけられるような苦しい気持ちになりました。

どんな思いで鍵穴を探してたんだろう…こんなにナーバスになってたのはこういうことだったのか…と、オスカーの事情を知っていろんなことが頭の中をかけめぐりました。
私とは国も境遇も異なる別世界の人。なのに身近な子がつらい目に遭っているような心境になりました。


ラストのお母さんとのシーンは涙なしじゃ見れないわ…父を失ったという“絶望“の中にも、母親の愛という小さな“光“があって。
そんな光を感じて、オスカーが前向きになったラストにじーんときました。
「オスカーならこの先の人生もきっとだいじょうぶ!」って親戚のおばちゃん目線で見守りながら、前向きに生きる勇気をもらいました。

見てよかったし、忘れたころにまた見たいと思いました。
やっぱり映画もいいもんだなぁ。ほんの2時間くらいで自分じゃないだれかの人生を、目で耳で味わわせてもらいました。


ではでは、
ここまで読んでくださりありがとうございます!

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