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らくだい魔女映画の応援上映に単身参戦してきた

4月23日に新宿バルト9で行われた映画「らくだい魔女 フウカと闇の魔女 特別上映会〜おしゃべりしながらみてOKだよ♪〜」に参加してきました!
日記を書くことに慣れていないので読みにくいと思います。精進致します。

・正直参加めちゃめちゃ迷ってた

当時の私「ッスーーーーーー……」

9歳の時はじめてらく魔女を読んで早10年、映画もそこまで多くはないが週1は必ず見て特典は回収する程度のオタク。
まだ来週からの特典の原作先生方のサイン貰いに行く予定決まってないし、おしゃべりOK上映ってなんか楽しそう!行っちゃおうかな!

が、しかし、友達がいない。

上映後の今だとフォロワーに声掛けて行きませんか!?って言えばよかったなと思えるのですが、残念ながらビビりなので言える訳もなく。そして学校の友達も全員既に予定が入っているとのこと。

上映名が「おしゃべりOK」だったこともあり、これはもしかして、家族や友達と楽しむための上映なのではないか?と、ひとりで行くことがすごく不安でした。まわり友達と来ている人だらけだったらどうしよう!?ひとりで疎外感を受けないかな!?寂しくならないかな!?公式様が「1人でも大歓迎!」と言ってくれていたのでぼっち参加を決めましたが、やはり不安は当日までぬぐえませんでした。今回が応援上映はじめてだったので尚更どういうものか分からず、ドキドキしながら現地に______

・埋まっているはずの隣が居ない

フォロワーにご挨拶したのち、劇場に入る。やはりお友達と来ている人が多かった……!もちろん1人で座っている大人の男の人や私より年下に見える子もいるけど、やはりワイワイと話す声が会場を満たしていて、陰キャここでビビる。やっぱ無理やりでも友達探して連れてくればよかった。

だが、私には切り札があった。

今朝座席表を改めて見た時になんと隣が埋まっていたのだ、しかも、元々ひとり分しか空いていなかったところに。前日には埋まってなかったのに!
隣もひとりのはずだし「はじめまして〜!おひとりなんですか?」とでも聞いて一緒に楽しめればいいか、いいな、いいもんねと思って、待っていた。のに。

5分前「隣来ないな……」

会場暗転「来ないな……」

映画泥棒「来ないな……」

映画開始「来ないが〜〜〜〜〜〜〜!?!?」

まぁ何かしらの事情があって来れなかったのだろうが、なんで!!??仕方ない、こうなってはひとりで叫ぶしか……という覚悟を決めている中で、

「「ポニーキャニオン〜!ありがと〜〜!」」

!?!?!?!?!?

途端に会場のボルテージが上がる。まさかの配給会社コール。一応某ブランドでPやってるので会社コール自体に馴染みはあるがここで聞くとは思わず、息が止まる。ひとりなのでうまくテンションを最高潮まで持っていけず、声が出ない。
続いてポプラ社、productionIGとオタクのコール、感謝の気持ちが耳に入ってくる。色んな方がらくだい魔女を愛していて、その愛をここで思う存分伝えようとしていることをひしひしと理解した。

本編が始まって主人公の親世代が戦っている中、がんばれ、の声が聞こえたので私もおずおず合わせてがんばれと言ってみる。無事に闇の魔女メガイラが腕輪に封印されたところでは拍手が起きたので、一緒に拍手してみる。
時は流れて(ここで「時、流れた……」と声が聞こえて笑ってしまう)主人公フウカが登場するシーンではちょっと頑張って、かわいい〜!と拍手しながらみんなに合わせて言ってみる。なるほど確かに楽しい。でも、どこか雰囲気に乗りきれないような気がしていた。

・何者

ところで、私の推しは映画の冒頭10秒しか出ない少年である。人生はじめての推しであり、10年間この男に狂わされつづけている。詳しくは私のツイートを見てください。
彼はこの映画の原作「らくだい魔女と闇の魔女」では登場していない。シリーズ人気キャラということでせっかく映画だし出そう!ということになったらしいのだが(ソースはパンフレット)、彼は名前を映画で明かさない。それどころか映画2週目特典で配られたキャラからの手紙でも彼は名前を明かさず、映画でらくだい魔女初見のひとは「一体この猫巻いてる男は誰なんだよ」と困惑している。

そんな名前を明かさないまま我々を弄ぶお茶目でかっこいい彼が好きで、どうしても彼の出番でしっかり声出して彼を応援したかった。冒頭10秒しかない彼のシーンは着々と近づいてくるので、まだテンションを作りきれてない私は焦っていた。

ひとりで大声出しておかしくないかな、という気持ちがどうしてもぬぐえないでいた。

口をあぐあぐと心許なく動かしながらも彼のシーンが近づく。
彼がスクリーンに現れると、歓声が聞こえた。その黄色い歓声に押されるように気づいたら叫んでいた。


「何者〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」



そこからは、もうはやかった。


・声を出して愛を伝えるということ

楽しすぎてほとんど記憶は消えかけているが、声を出してフウカたちを応援することで自分がどれだけこの作品を好きなのかを実感した。カリンやリリカの登場シーンには可愛い〜!!と叫ぶことで元々感じていた可愛さがもっと可愛く感じるし、チトセやキースのかっこいい仕草には自然に「ギャア!!!!!」と悲鳴が出てきている。応援上映には感情を表に出すことでより作品に没入していけるという長所があるのだなと思った。一緒に呪文詠唱出来たりしてほんと楽しかった\\アイビークルネッタグルード!//。チョウチョさん登場時、勝ちを確信したオタクたちの「キャーーーーッ!」の声大好き。

何より一人で行ったのに勇気をだして声を出すことで疎外感が消えたというのがすごい。気づいたら会場の一部となって全力で映画を楽しんで、全力でキャラクターを応援していた。ひとりで来たということは全く忘れていた。
しかも合わせなければならないというプレッシャーはなく、各々が好きな色のサイリウムでキャラクターたちを応援する、好きなように声を出す。確かにそこはあるがままの「好き」を認めてくれる場所だった。だから楽しかったのだと思う。

エンドロールが終わって拍手のやまない会場の中で、最初にいえなかった思いの丈を叫んだ。

「ありがとう!!!!!!!!!!!!!」

・さいごに

このあとはフォロワーに会ってお菓子もらったり推し絵師にポスカ貰ったり←!?!?、年上フォロワーの胸に抱かれたりした。好きになった。実は私は1年前まで文字書きやってたのでフォロワーに「お前の文章待ってるからな!(意訳)」と言ってもらったりした。絶対書くから待ってろよ。
私は結構緊張しいなので社会性にムラがあるのだが今日はテンション上がってたからか積極的にフォロワーだと思われる人思われない人に総じて話しかけ挨拶するなどしてみた。みんなもテンション上がってたので話しやすい。
毎回緊張して毎回会って緊張がほぐれているので、そろそろ最初から緊張せずお話できるようになりたい。フォロワーいつも介護ありがとう。

そういうことで帰宅してこれを書いているが、ほんと〜〜〜〜〜〜〜に楽しかった!!!ひとりで言っても楽しめた!!今回行けなかった人は次の機会があれば絶対行けてほしいし、私も行きたい!ペンラ振りすぎて左手めちゃめちゃ痛いけど、楽しんだ証拠なので嫌な気持ちはしません!

おそらく私はこの上映でらくだい魔女映画を見れるの最後だったのですが最後に最高の思い出作れて良かったです!円盤、続編どちらも待っております!!

色んな人に愛されて!らく魔女!!

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