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うさぎのみみっく!!/シンメトリック from 「ムーンライトストリート」(2023)

M-6 シンメトリック

うさぎのみみっく!!が4年以上も活動休止していたにもかかわらず、ライブを見たいと待ち続けている人がたくさんいたのは、この曲があったから。披露されてたのは2017年7月~9月の間、その期間の東京遠征は1回だけで、関東で話題になって以降はもう見る機会がなかったという幻の曲。

今まで頭の中で思ってたこととかもろもろを書いていくので、相当長いですよ。笑

ライブ動画に歌詞が載ってるので、これを見ながら。

歌詞が2段になっていたり、サビの歌詞で「姫SIDE」「魔女SIDE」とか「天使SIDE」「悪魔SIDE」とあるとおり、オモテとウラの「私」の曲、と言う印象。
MVにするなら、オモテとウラで映像の感じが変わるイメージ。

イントロ~1番Aメロ(第1パート)

イントロの音で、鏡の中の世界に落ちていく感じ。
Aメロは「私」の中の2人がそれぞれ考えてて、それを表現するように無拍子。
交互に考えたり同時に考えたり、と言うことを曲で表現するとこうなるのかも。
Aメロ第1パートの最後「ホントのすがた」「まっ赤なウソじゃなくて」が同時に聞こえてくるところで脳内をかき乱される。

1番Aメロ(第2パート)

少し拍子がはっきりしてくる。
「キラキラのプリズム」のところは音階の動き、伴奏も落ち着くことで、その音でまさにプリズムを表現してるようなインパクト。
このパート最後「たたき割って」でテンポがちょっと落ちるけど、ここでまさに鏡の中の世界から鏡をたたき割って外の世界に飛び出す雰囲気。

1番Bメロ

テンポがちょっと落ちたBメロ、外の世界に出ようとしてもがいている感じのパート。
「乱反射してる」の歌詞に合わせて、乱反射してるような複雑なコーラス。
そんなBメロ後半でまたテンポが上がり(戻り)、「チクッと痛くても」の高音で一気に外の世界に飛び出した。

1番サビ

1サビで「姫SIDE」「魔女SIDE」と出てきて、ここまでの流れがちゃんと明文化されて。
でも、1サビ終わりでまたテンポが落ちて、再び鏡の中の世界へ落ちていく・・・

2番Aメロ(第1パート)

また鏡の中の世界だけど、そこから抜け出そうともがいてる。
歌詞の通りだけど、音のイメージもそんな感じ。
「視線はクモの糸」から、ここで新たな展開。

2番Cメロ

2番はAメロ第2パートへ行かず新しいメロディー。
演奏も盛り上がり歌のキーも高くなり、洞窟の中をトロッコで爆走しているようなイメージが頭に浮かぶ
(インディージョーンズのイメージ)
そのまま上がりきるかと思ったら、、、

2番Dメロ

通常であれば落ちサビのようなメロだけど、むしろ心の中の世界を歌ってるパート。
映像で言えば、エヴァでシンジの心の中を電車の車内で表してるような、そんな部分に思える。
そんな心の中から、「ねぇ 神さま」の叫びで再び一気に外の世界へ飛び出した。

2番サビ

ここでもやはり「天使SIDE」「悪魔SIDE」
1番よりもバックトラックが豪華になってたり、トメのアレンジがちょいちょい出てきて気持ちの高揚感が出てる。
サビ終わりでは落ちずにそのまま次のメロディーへ

2番Eメロ

イントロを変形したメロディーとともに、歌詞の表記からすると「ウラ」の私の言葉のみ。
ここで始めて曲名である「シンメトリック」が出てくる

間奏

間奏も2段階で展開、前半はいったん落ち着いて普通の展開をしつつ、後半からギターの鳴り方も変わり、再びトロッコで右へ左へ揺れながら爆走している絵が浮かぶ

3番サビ1

間奏明けのサビは、1番サビと同じメロディー&歌詞。
始めて歌詞の繰り返しが出てくるけど、バックトラックは盛り上がり、コーラスも追加されていてただの繰り返しじゃなく。
むしろ「自分をごまかすためにわざと前の自分を演じてる」ようなパート。
だけど、「シンメトリー」の2回目でメロディーが繰り返しから外れ「もうダメかも」の叫びで、その演じてる世界からも逃げ出す・・・

3番サビ2

ここで完全に、「オモテ」と「ウラ」が一体になってしまう。
2番サビでは「オモテLIKE ウラLOVE」だったのが、最後のこのパートでは「オモテLOVE ウラもLOVE」
オモテの世界でも、ウラの世界のように夢を見てて、王子様が見えている

アウトロ

ここからは、映画のエンディングのような展開。
2番Eメロで出てきた「シンメトリック」の繰り返しを2人で追っかけで歌いつつ、ここまでの曲の中で出てきたパーツをまるで走馬灯のように散りばめて、こちらも2人で追っかけで歌っていく。
4人それぞれ違う歌詞とメロディーで歌っていくと言う、最後に見せ場となる部分。
ここまでの流れを聞いてたからこそ、このエンディングパートが引き立つ。

4人バラバラだったのが、最後「La La La La La」で1つになりクライマックスへ。
最後は曲名である「シンメトリック」を歌い上げて、楽曲の締め。
フルコーラス7分49秒、本当にとんでもない曲。
これを踊りながら生歌で歌唱するメンバーも凄い。

2023-S024


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