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私の臨床観を揺さぶった3人の利用者さん

どーも、あんどぅです。

先週の記事はえらく人気がなかったのですが、届く人には届いているようなので何だか安心しましたw

さて、先日は私がコーチングを学んでいるラッセルコーチングアカデミーのアリさんが私の本の出版記念インタビューLIVEを開催してくれました!

安藤さんに聴きます!

Posted by 中原阿里 on Monday, August 2, 2021

事前に1時間以上打ち合わせをして、当日も30分前から打ち合わせをして、こーいうこと話しましょう!その話も出しましょう!と予定していたにも関わらず、、、、LIVEが終わった後にアリさんに「85%以上は初めて聞いた話だった!」と言われましたwww



さて。


本日は「私の臨床観を揺さぶった3人の利用者さん」をテーマに書いていきます。ちなみにすべて訪問で出会った人たちです!

ちなみに、そのうちの1人(Aさん)は通称「できセラ」のp162のコラムでも登場しております。



Case:Aさん

Aさんは進行性難病です。
進行性難病でもレアな難病で、日本に100人くらい。しかも、日本にいる同疾患の方の中で最高齢という方でした。つまり、この先の予後がまったくもって分からないんですよ。

その方を1~1.5年くらい担当いたしました。

その間で、どう考えても機能は悪化していました。
リハビリ開始時は出来ていたものが出来なくなっており、日常生活での介助量は増えていました。

私はその方に対して「良くできなかった」「リハ職として何も出来なかった」といった罪悪感のようなものを抱いていました。

そして、私は転職を決め、その方と最後の挨拶を終えて家を出ようとしたときのことです。呼び止められて、こう言われました。




「安藤先生、また誰かを救ってあげてくださいね!」




「また」ということは、この方にとって私は救いだったんだ!ということが判明したのです。

もうね、泣きましたわ(´;ω;`)

筋力は弱くなり、基本動作は自力じゃできず、ADL能力は低下して、外出も一人じゃ難しい。それでもその方は、私の関わりを「救い」だと言ってくれたのです。


思い返してみて、私がこの方との関わりの中で「救い」になり得た行動は3つありました。

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